ウィンダム・クラークの「60」とPING SCOTTSDALE TEC ALLY BLUE ONSET CB
今週は日本ツアーだけでではありませんでした。
PGAツアー「CJカップ・バイロン・ネルソン」で、ウィンダム・クラークが最終日に「60」をマークし、逆転優勝を飾りました。
この勝利で大きく注目されたのが、鉛が貼られた白いパターです。
そのモデルは、
PING SCOTTSDALE TEC ALLY BLUE ONSET CB
です。
GOLF.comのWITBによれば、クラークのパターは次のような仕様でした。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| モデル | PING Scottsdale TEC Ally Blue Onset CB |
| ロフト | 3度 |
| ライ角 | 70度 |
| 長さ | 38インチ |
| ヘッド重量 | 385g |
| 追加重量 | 17gチップウェイト(おそらくソールの鉛の重量と思います。) |
| インサート | PEBAX |
| グリップ | SuperStroke |
ここで注目したいのは、単に「白いマレットパター」ではないという点です。
クラークが使ったのは、CB=カウンターバランス仕様。長さは38インチで、通常のパターより長め。さらにヘッド重量385gに加え、17gのチップウェイトが入っています。
つまり、見た目の白さだけではなく、重量配分までかなり作り込まれたパターです。
白いヘッドで視線を落ち着かせる。
オンセット構造でフェース面とボールを見やすくする。
クワイエット・アイ
PEBAXインサートで打感と音を整える。
カウンターバランスで手元とヘッドの動きを安定させる。
これらが組み合わさって、クラークのストロークに合ったパターになっていたと考えられます。
この“カウンターバランス仕様”は、単に大型マレットの高慣性モーメントを使うだけでなく、手元の安定性とヘッド挙動のバランスを整える設計になっています。重量配分とフェース感覚を両立させることで、パットの方向性と距離感が決まっていたことが、最終日のSG:Putting 12.573(ツアー1位)という数字にも表れています。
PING公式でも、ALLY BLUE ONSETはオンセット構造で視線を落ち着かせ、フェース面を見やすくする設計が特徴とされています。これにより、単なる“真っすぐ動かすだけ”のパターではなく、自分のフェース軌道とミスの傾向に対応する道具として機能していたと考えられます。
そして今回、その設計が最終日の「60」というスコアに結びつきました。
ウィンダム・クラークの「60」、ストロークゲインが12.573という数字は、スコアの全てをこのパターが作ったという驚異的な事実を表しています。
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【店長の一言】
パターを選ぶときは、長さを重量です。ご増段はお気軽に。

