ロフトを変えると、フェースも変わる

これまで、

  • 第1話 ドライバーはゲームの土台
  • 第2話 モデルは技量ではなく弾道で選ぶ
  • 第3話 まず縦、次に横
  • 第4話 打ちたい球ではなく、打ちたくないミスを消す

と紹介してきました。

では実際に、

ロフトを1度増やす

とは、何を変えているのでしょうか。

多くのゴルファーは、

球が高くなるだけ

と思っています。

もちろん、それも間違いではありません。

しかし、PINGはTrajectory Tuning Sleeveを、

単なるロフト調整機構として説明していません。

  

Podcastの会話

08:30〜13:40

シェーン

可変スリーブについて説明してください。

マーティ

Trajectory Tuning Sleeveでは、

ロフト

ライ角

フェース角

を組み合わせて調整できます。

ゴルファーによって、

ヘッドを地面へ置く人もいれば、

浮かせて構える人もいます。

その違いによって見え方は変わります。

フラットポジションでは、

ライ角だけではなく、

インパクト位置の傾向にも影響します。


店長の解説

ここは非常に重要です。

PINGは、

ロフトを変える

とは言っていません。

ロフトを変更すると、

同時に

  • フェース角
  • ライ角
  • 構えた時の見え方

まで変わることを説明しています。

つまり、

ロフトだけを調整することはできないのです。


「10.5度だから10.5度」ではない

例えば

9度を+1°

10.5度を−0.5°

では、

表示上は近いロフトになります。

しかし、

見え方は違います。

フェース角も違います。

ライ角も違います。

構えも変わります。

つまり

同じリアルロフトでも別のクラブ

になります。

ここが一般にはほとんど理解されていません。


フラット設定は右へ飛ばす機能ではない

もっと誤解されているのが

Flat Setting

です。

一般には

フラット=右へ飛ぶ

と説明されます。

しかし、

PINGはそんな説明はしていません。

Podcastでは

Impact Location Bias

という言葉を使っています。

つまり、

打点が変わる

と言っています。

これは非常に重要です。


ライ角は構えを変える

以前の記事でも説明しました。

ライ角

構え

支点

スイングプレーン

クラブの運動

インパクト

ライ角だけが変わる訳ではありません。

構えが変わります。

構えが変わると

クラブの入り方が変わります。

結果として

打点も変わります。

つまり

ライ角は

球筋を直接変えている

訳ではありません。

ゴルファーを変えている

のです。

ここがPINGが

Impact Location Bias

と言っている理由です。


ロフトは飛距離だけではない

ロフトを増やすと

・球が上がる

だけではありません。

フェースが少しクローズに見えます。

安心して構えられる人もいます。

逆に

ロフトを立てると

フェースが開いて見えます。

左を嫌う人には安心感があります。

つまり

ロフト変更とは

飛距離調整だけではなく

構えや心理まで調整している

ということです。


「見え方」は性能である

私は以前から

構えた瞬間に

「気持ち悪い」

と感じるクラブは

良いクラブにならない

と考えています。

PINGが

Resting Face Angle

を説明しているのも

そこです。

ゴルファーは

見た瞬間に

無意識に修正動作を始めます。

つまり

フェース角は

見た目の問題ではなく

スイングそのものを変える性能なのです。


フィッティングは数字だけでは終わらない

弾道測定器を見ると

数字だけを追いかけてしまいます。

しかし、

同じ

打出し角

スピン量

ボール初速

でも

構えた時に

安心できるクラブと

不安になるクラブがあります。

PINGは

その部分まで含めて

Trajectory Tuning Sleeve

を設計しています。

つまり

数字だけ合わせるのではなく

自然に振れる状態を作る

ことが目的なのです。


今回の結論

Trajectory Tuning Sleeveは

ロフト調整機構ではありません。

ロフト

ライ角

フェース角

見え方

打点傾向

これらを一緒に調整するシステムです。

そして

その目的は

ボールを直接変えることではありません。

ゴルファーが

自然にクラブを振れる状態を作ることです。

その結果として

ボールが変わります。

だからPINGは

Trajectory Tuning Sleeveを

単なるロフト調整機構として説明していないのです。

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