毎年、メーカーは新しいシャフトを発表し、市場へ送り出しています。
一つのメーカーだけでも複数のシャフトシリーズがあり、それぞれに重量帯やフレックス違いがラインナップされています。さらに、メーカー純正シャフトも数多く用意されています。
最新のシャフトが誰にでも、どのヘッドにも合うのだったら、以前のシャフトは即座井に廃盤となるんですが、廃盤にならないのは、そうではないということを逆に証明しています。
その膨大な選択肢の中から、自分に本当に合う一本を探し出すことは、まさに至難の業です。
では、シャフトを選択する最初の基準となる項目は何でしょうか。
多くの人は、
- 重量
- フレックス
- 元調子・中調子・先調子
- トルク
というスペックを思い浮かべるでしょう。
では、この中で最初に決めるべきものは何でしょうか。
私は、重量だと考えています。
その理由は、クラブ全体の運動に最も大きな影響を与えるのは、ヘッドの運動特性だからです。
そして、そのヘッドの運動に最も影響を与えるシャフト側の要素が重量です。
シャフト重量が変われば、クラブ全体の重量や慣性が変わり、インパクトでのヘッドの開閉や戻り方も変化します。その動きは、ヘッドが持つ運動特性と組み合わさって決まります。
都合の良いことに、ヘッドスピードが速いゴルファーほどヘッドは早く返る傾向があります。そのため、それを適切にコントロールするには、ある程度重いシャフトが必要になります。
一方、ヘッドスピードが遅いゴルファーが重すぎるシャフトを使うと、クラブを十分に加速できず、本来の性能を引き出すことができません。
また、一般的にはシャフト重量とフレックスには相関関係があります。重量が重くなるほど剛性も高くなる設計が多いため、自分に合った重量を選ぶことは、自分に合ったフレックスを選ぶことにもつながります。
つまり、シャフト選びの第一歩は、
「自分に合った重量を見つけること」
なのです。
