Viktor Hovlandが、Travelers Championshipを制しました。
相手は世界ランキング1位のScottie Scheffler。
72ホールを終えて両者は21アンダーで並び、勝負は月曜日のプレーオフへ。
最後はホブランが18番でバーディパットを沈め、シェフラーが決め返せず、ホブランの優勝が決まりました。
この勝利でホブランはPGAツアー8勝目。
しかも、今の男子ゴルフ界で最も安定して強いシェフラーを、最後のパットで上回ったという点に大きな意味があります。
ショットでシェフラーが攻め、ホブランがパターで凌ぐ展開でしたが、最後はそのホブランがパターで決め切った試合だったと思います。
ホブランの使用クラブはこちら、G440LSTがまた勝ちました。
今回ホブランが使用していたパターは、PING PLD DS-72 Prototype。
スペックを見ると、長さは36インチ。一般的な34〜35インチのパターよりも長めの仕様です。
さらに注目したいのはグリップです。
今大会の仕様では、Winn 17インチ AVS Red、重量128gの長めのグリップを装着し、グリップエンド側を余らせて握ることで、手元側に重量を残すことができます。
これにより、パター全体の動きが落ち着き、手首の余計な動きを抑えやすくなります。
つまり、これは単に「36インチの長いパター」という話ではありません。
36インチの長めのパターに、17インチの長めのグリップを組み合わせ、手元側の重さを利用してストロークを安定させる設計です。一般的な中尺・カウンターバランス仕様と比べれば短めですが、考え方としては十分にカウンターバランス系のパターと言っていいと思います。
そしてもう一つ重要なのは、ホブランがクロスハンドではなく、基本的に順手であるという点です。
長めのパターやカウンターバランスというと、クロスハンドやアームロック専用のように思われることがあります。
しかしホブランの例を見ると、順手のままでも、長さ・グリップ重量・握る位置を調整することで、手首の動きを抑え、パター全体を安定して動かすことができると分かります。
通常は優勝の報告だけで終わりますが、今回はここで一度区切り、次回に続きます。
