昨日の記事の解説となります。
●インパクト時のフェースターン特性
SFT(Straight Flight Technology)は、ヒール寄りに重心を配置することで慣性モーメントの中心軸をフェース回転方向に近づけています。
その結果、インパクト時にはヘッドが自然にターンしやすく、スライス回転を抑える効果を発揮します。

●バックスイングからトップにかけての影響
この重心配置は、実はインパクトだけでなくトップの位置でも影響しています。
重心がヒール側にあるため、バックスイング終盤ではクラブ全体の慣性モーメント軸がプレーン内でややシャット方向に傾きます。
その状態からダウンスイングに入ると、クラブは慣性によってフェースを開こうとするモーメントが発生します。

この状態からダウンスイングに入るわけですが、クラブは慣性により開き続けようとします。

この「開こうとする慣性力」と「ヒール重心によるターンの誘発」が釣り合うことで、SFTの効果は“スライス防止”だけでなく、“プレーンを整える力学的補正”にもなっているわけです。

●弾道面での副次効果
この安定したプレーンにより、ダウンスイングでクラブが遅れインパクトはスクエアで迎えやすくなります。
同時に最下点がボール手前に移動するため、
・インパクトロフトがやや増える
・アタックアングルが緩やかになる
→ 打ち出し角が上がり、スピン量が減少する
という理想的な弾道改善が副作用として生じます。
この特性は、特に10年以上前にクラブを覚えたプレーヤー(低慣性時代の打ち方)に有効です。
彼らは“自分でヘッドを返す動き”が染みついているため、SFTの設計思想と非常に相性が良いのです。
PINGではLST(Low Spin)モデルに7.5度が用意されていますが、
同様にSFTの7.5度仕様があっても面白いと感じます。
ハードヒッターでも、左のミスを抑えながら飛距離を伸ばせるセッティングになるでしょう。
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