自身の球筋だけで判断して、クラブヘッドを選択してもいいのか?という問題は非常に微妙です。
例えば、「ボールが左に行く人(=引っかけ・左へのミスが出る人)」が PING SFT(Straight Flight Technology) を使うと真っ直ぐ飛ぶようになる――というのは一見「逆効果」に思えますが、実はクラブの構造とミスの原因の関係を理解しないと正しいフィッティングはできません。
PINGの「SFT(Straight Flight Technology)」は、
つかまりやすく設計されたモデル(=右へのスライスを抑える) です。
特徴はヒール寄りの重心配置 → フェースが返りやすい 軽いヘッド→などにより、インパクトでローテーションを助ける つかまり=フェースターンを補助するクラブで、基本的には「右に出るスライサー向け」です。
G430シリーズのSFTから、「左に行く人にSFTをお渡しすると、真っ直ぐになる人が急増しています。性能が格段にあがったためです。
では、“左に行く原因”を分析してみましょう。
左に飛ぶ原因には2種類あります:
A. フック系(本当につかまりすぎ)
これは、フェースが閉じてインパクトしているので左に曲がる
原因は手の返しすぎが主なものとなります。
B. プル系(引っかけ)
スイング軌道が左向き(アウトサイドイン)で、フェースはスイングブレーンに対してスクエアで真っ直ぐ左に出て、フックの度合いは少ない
上体が突っ込む・アウトサイドイン軌道が原因で、多くの「左に行く人」は、実は Bの“プル系”です。フェースの返りではなく、軌道方向が左を向いています。高慣性モーメントのドライバーが多くなり、ヘッドを返すために、突っ込む動作を利用してヘッドを返す動きを作り出しています。
SFTはヒール側に重心があると、スイング軌道に対して、ダウンスイング初期に、フェースが少し開きやすくなる作用が出ます。これはヘッドが返りやすいという特性が引き起こすものです。フェースを返しにいくタイプ(フック・プル傾向)だと、バックスイング後期からトップ、ダウンスイング初期においては、スイングプレーンがインサイドに修正されれ、ヘッドが返るまでの時間が多くなるので、 結果的に「左へのミスが減り、真っ直ぐになる」
しかも、従来のクラブより、慣性モーメントが大きいのでSFTは、フェースのブレを抑えて打点が安定します。これにより、インパクト時のフェース角が安定し、「左に出たり、右に出たり」が減少。結果的に、平均すると真っ直ぐ飛ぶようになるわけです。
慣性モーメントの小さいクラブでゴルフを覚えた人も、多かれ少なかれ、この現象になっている人が多く、引っ掛けまではいかないけど、安定したボールが出ないという人はSFTを試打してみてください。
G440しいリーズでは9度のヘッドが追加され、G430ではこの症状に該当する人だったが、弾道が高すぎて使用に至らなかった人は9度を打ってみてほしいんですね。
実は、SFT9度が追加されたときに、多くの人がこの流れに沿う行動を予想していて、当店ではかなりの方がそうなりました。全国的にもそういう流れが起きるのかなと思っていて、欠品(9度のヘッドの入荷が少ないと聞いていたので)を予想していましたが、そうはなりませんでしたので、食わず嫌いにならずにぜひ試打してみてくださいね。

今では、かなりのパワーヒッターもこれに該当する人がいらシャルみたいなので、7.5度のヘッドもかなり需要があるのではないかと思っています。
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