さて前回は、大きなバッチがなくなったi240アイアンが表には出ていない改善点を機械工学の観点から説明しました。
勿論、まだ、PINGからの回答はありません。きっと来ないでしょう。しかし、一般のお客様向けの説明に一切出てこないものが、製品説明の資料に、あまりというか全くというか息が分からないようにのっていたのかを考えますと、結構地味なところで頑張っているぞという事をアピールしたかったのではないかと思います。
全、営業担当者からは冒頭のところだけ理解できました伝えられましたが、いやいや、開発陣が、一番わかってほしかったのは営業担当者ではなかったのでしょうか？曲がりなりにもPINGは機械工業メーカーなんですから……。
という事で、ゴルフに全く関係ない話はここまでにして。ジョン・K社長のプレスリリースを見てみましょう。
新しいi240アイアンは、幅広いスキルレベルのゴルファーにアピールできるよう設計されています。優れた打感に加え、精度とコントロール性も備えているため、厳密には「上級者向けアイアン」のカテゴリーに当てはまります。しかし、初級者向けアイアンに匹敵するMOIと高い打ち出し角も備えています。ゴルファーにその寛容性を感じてもらうため、よりキャビティバックらしいルックスに設計しました。ブレードアイアンのルックス、打感、そしてパフォーマンスを好み、ボールの打ち出し精度がそれほど高くない場合でも、高い寛容性を求める熱心なゴルファーにとって、i240アイアンは最適なソリューションです。1つのモデルに多くの性能を凝縮しています。
—PING CEO兼社長、ジョン・K・ソルハイム
i240アイアンの特徴はヘッドのサイズがi230アイアンを変わらないが、格段にやさしくなった事。
店長は見た瞬間に
これの再来だと思いました。
似ているというか、そっくりでしょ。
当時のiアイアンの評価は見た目は少し難しく見えるけど、打ってみると簡単、簡単だからといっても、ボールの操作はできるというものでした。ジョン・Kのi240のプレゼントとダブりますね。
しかし、iアイアンとうち比べてみると、圧倒的に簡単にです。非常にG440に近い感じですが、G44０アイアンはクラブがボールを打っているという感覚なのに対して、i２４０の場合は、主導権はプレーヤーにあります。
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