どういうことが言えるのか?

PING PROのクラブを見ると、男子プロは10.5度のヘッドが多く、女子プロは9度のヘッドを多く使用しています。

LPGA 弾道平均データ
男子と女子が逆なんじゃないのと思いますが、女子はアッパーブローで打っているので打出し角は12.6度となり、男子よりも打出し角が多くなっています。アタックアングルがプラス、アッパーブロー軌道ですので、リアルロフトが大きくなっているからです
男子の方が打出し角が少ないのですが、ボールスピードがあるため、最高到達点が高く、着地角も大きくなっていますので女子に比べてランの割合は少なめとなります。

ボールスピードとキャリーの女子と男子を比較すると、

63.9/76.4 = 83%

223/288 = 81%

男子の方が飛距離が出ています。おそらく、打出し角が高くなると、もう少し距離が出るのではないかと思いますが、ロフトを多くすると、スピン量が増えますので、少し問題がありますね。

女子はG430 3W LSTが多いのは、弾道が高くボールスピードアップを狙っていると思います。

スイングスピードによってクラブのアタックアングルが変わりますので、それによって打出し角が変わるということがわかりました。

ヘッドスピードが43m/sの普通の男子がキャリー223ヤードが理想ですが。223ヤードないということは、打出し角が少ないもしくはスライス回転でスピン量が多いということは、少し変則軌道となっているということになります。

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よく、クラブの軌道のデータが必要と思われますが、ボールスピードがわかれば、その他のデータはほぼ推測できますので、フィッティングでは弾道データがあれば、ちゃんとしたフィッティングが可能です。ボールスピード、打出し角、スピンデータを最適化とスイングの再現性の高さをを求めればいいだけです。

G430シリーズの最終発注日が決まりました。11月25日13時までとなります。当店では12時30分までといたします。

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