こういう方法があったのか?オールドPINGパターのリシャフト。

パターヘッドの重さ

で

のリシャフトについて書きましたが、ジャパンリペアに確かめてみると、やっぱり鋼球によって圧着されているようです。鋼球に圧着は2007年ごろまで採用されており、リシャフトの際にはUSまで送りレーザーで行います。

確か、えっ、っていうような抜き方があったはずとHPを探してみると、コース設計家の迫田耕氏のHPにその情報がありました。

以下引用

別枠 パターのシャフト交換
ピンパターのシャフト交換は、固定方法が特殊な為、プロショップでも
困っていた。今回、メーカー工場での製造工程と抜き方を取材してきたので、
参考にして欲しい。
 ピンアンサーの開発当時は現在のように優秀な接着剤がなかったので、
シャフトに穴を開けてシャフトと直行するピンでヘッドと接合したり、長い
ホーゼルによって接合面積を確保したりする方法が、一般的な方法であった。
カーステン氏は、ヘッドの重量配分に影響が少なく、十分な強度を確保する
方式を開発し、パターヘッドとシャフトの接合方法に採用した。
 シャフト先端(ティップ)内径より僅かに径の大きい鋼球を予めシャフトに
入れておき、最初はシャフトだけをヘッドに叩き込む。次にシャフトより細く
長い鋼棒を使って、今度は鋼球だけをシャフト先端まで叩き込む。
このようにすれば、ネックの長さは鋼球の直径以上は必要なく、接着剤も不要
である。(実際、工場では現在も接着剤は全く使われていない)
 さて問題は、リシャフトする時のシャフトの抜き方だが、アリゾナの工場では
レーザー光線を使って鋼球を粉砕しシャフトを引き抜く工法を使っているが、
一般のプロショップやアマチュアには、金属の熱膨張を利用した方法がある。
ネック部分を予め十分熱しておき、シャフト端部から冷水を注ぎ込んで鋼球と
シャフトを熱収縮させる。と同時に一気に引き抜くやり方で、接着剤を一切
使わないからこそ可能な方法であろう。 余談だが、タッチの柔らかさで
クラシッククラブの中でも
人気の高
い
、アンサースコッツデールモデル
のロングスッテップシャフトは、多くのバリエーションがあるが、一番多い
のはアイアン用のシャフトをそのまま
装着した物であるらしい。

当時、弱小メーカーだったピン社のためにパター専用のシャフトを作って
くれるシャフトメーカーなど無く、プレーヤーの要求に合わせて硬さを調節
したいカーステン氏にとって、残された唯一の方法だったのだろう。
中にはドライバー用のスチールシャフトを切って使用している物もあるという。
一般的に35インチを標準長として計画された米国のパターを短くすれば、
バランスが軽く、シャフトが硬く感じるのは当然で、軽くて柔らかいドライバー
用のシャフトに変えることによって、柔らかいタッチが得られるのではないかと、
密かにリシャフトを企んでいる。引用終わり

早速抜いてみます。

バーナーと水を使って簡単に取れました。と言っても2回シャフトの外に水が流れてしまい失敗しております。3回目はしっかりシャフトの中だけに入れるといとも簡単にシャフトが抜けました。(この方法はあくまでも自己責任でお願いしますヨ。)

入れるシャフトはクラッシックパターのフィーリングのよさはアイアンシャフトを使用したことにあるとのことなのでリシャフトして抜いてあったDGS200を使用しました。

今度は接着剤で接続し、私において最もイントウインのストロークとなる34.75弱にカットしグリップを装着しました。

グリップはパター全体が軽いので、SuperStroke カンウンターコアテクノロジーのグリップにしました。

“こういう方法があったのか?オールドPINGパターのリシャフト。” への4件の返信

  1. こちらのリシャフト方法ですが、バーナーをあてる時間はどの程度でしょうか?
    またあてる箇所ですがホーゼル部分でしょうか?
    ご教授頂ければと思います。
    宜しくお願い致します。

    1. バーナーをあてる場所は、シャフトが挿入されている部分で、時間は図っておりません。
      最初は、短い時間で試してみてください。

  2. 質問失礼致します。
    丸い球ではなく、円柱ぽい物もあると昔聞いた事があります。
    今回デールヘッドのアンサーのシャフトを抜いたらそれらしい物に出くわしました(チョコベビーみたいな形)。何かご存知でしょうか?

    1. 質問ありがとうございます。
      私は比較的新しいものを数本抜いただけですので、知りませんでした。
      内側から圧力をかけて止めるだけですので、最初はそのような形状のものでしていたのかも知らませんね。
      その後、球の方が圧力が強いので、変更になったと推測します。

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