前回は、
ゴルフは、ショットを打つ前の判断から始まっている
という話をしました。
残り距離だけを見てクラブを選ぶのではなく、
ライ。
風。
傾斜。
グリーンの形。
外してはいけない場所。
そして、
今の自分が、そのショットをどのくらい再現できるのか。
そこまで含めて考える必要があります。

Play your best.
前回は、
ゴルフは、ショットを打つ前の判断から始まっている
という話をしました。
残り距離だけを見てクラブを選ぶのではなく、
ライ。
風。
傾斜。
グリーンの形。
外してはいけない場所。
そして、
今の自分が、そのショットをどのくらい再現できるのか。
そこまで含めて考える必要があります。
前回は、
スイングは形の集合ではなく、一つにつながった機構である
という話をしました。
ハンター・メイハンがスコッティ・シェフラーの足の動きを簡単に直そうとしないのも、
その部分だけを切り取って見ているのではなく、
その動きがスイング全体の中で何をしているのか
を見ているからではないか、という話です。 “ハンター・メイハン 第4話 80を77にすること” の続きを読む
前回は、ハンター・メイハンがスコッティ・シェフラーについて、
「あれは彼のパワーの一部であり、彼自身の一部なんだ」
と語っていることを紹介しました。
店長は、この言葉がとても印象に残りました。
なぜなら、メイハン自身が、かつて「お手本のようなスイング」と言われた選手だからです。
クラブはプレーン上を動き、トップはコンパクト。
身体と腕の動きが同調し、余計な動きがほとんど見えない。
当時は、こうしたスイングが理想とされていました。
店長も、メイハンのスイングを見て、
「これが完成形なのではないか」
と思っていました。
しかし、今のメイハンは少し違うところを見ています。
それは、
形ではなく、その動きが何をしているのか。
という部分です。
例えば、
左手首が掌屈している。
トップがコンパクトである。
クラブがオンプレーンにある。
これらは、すべて目で見ることができます。
動画を止めれば、
「ここが違う」
「ここを直したほうがいい」
という話もしやすい。
しかし、本当に大切なのは、
なぜ、その形になっているのか。
ということです。
例えば、左手首が掌屈している選手がいたとしても、その掌屈がスイング全体の中でどのような役割をしているのかを理解しなければなりません。
フェースを管理するためなのか。
クラブの重心を管理するためなのか。
身体の回転とクラブの動きをつなぐためなのか。
あるいは、その選手が持っている別の動きの結果として、そう見えているだけなのか。
ここを考えずに、
「上手い選手が掌屈しているから、掌屈させる」
となってしまえば、形をコピーしているだけです。
これは、オンプレーンも同じです。
クラブがプレーン上にあること自体が目的なのではありません。
そのクラブが、
どのような力を受け、
どの方向へ動こうとして、
身体の動きとどのようにつながった結果、
そこにあるのか。
そこが分からなければ、プレーン上にクラブを置くこと自体が目的になってしまいます。
店長は、ここに現在のゴルフレッスンが抱えている一つの問題があると思っています。
形は見える。
しかし、
メカニズムは見えにくい。
だから、どうしても見えるものを教えたくなります。
「トップを小さくしましょう」
「左手首を掌屈させましょう」
「シャフトを寝かせましょう」
「もっとオンプレーンにしましょう」
こうした言葉は、とても分かりやすい。
そしてレッスン前後の動画を比較すれば、
「変わった」
ということも確認できます。
しかし、人間の身体はパーツごとに独立して動いているわけではありません。
ゴルフクラブも同じです。
一つの動きを変えれば、必ずどこかに影響が出ます。
トップを小さくすれば、切り返しも変わります。
手首を変えれば、フェースだけではなくクラブ全体の運動が変わります。
プレーンを変えれば、それに合わせて身体のどこかが別の動きを始めます。
つまり、
スイングは形の集合ではなく、一つにつながった機構です。
だから、シェフラーの右足だけを見て、
「動きすぎている」
と判断することはできません。
あの右足が動くことで、身体の回転やクラブの運動が成立している可能性がある。
メイハンは、そのことを分かっているのだと思います。
だから、
「そこには触らない」
という判断ができる。
これは何も、
「変わったスイングなら何でもいい」
という話ではありません。
また、
「スイングは直してはいけない」
という話でもありません。
大切なのは、
直す前に、その動きがなぜ存在しているのかを理解すること。
そして、
その動きを変えたとき、スイング全体に何が起きるのかを考えること。
だと思います。
この考え方を聞いていると、
かつて教科書のようなスイングをしていたメイハンが、なぜ今、
「自分が得意なものを見つけ、それを誰にも触らせるな」
と話しているのかが、少しずつ分かってくる気がします。
そして、ここからメイハンの話は、さらに面白くなります。
現在、高校生を指導しているメイハンが興味を持っているのは、
「どうすれば、きれいなスイングを作れるか」
ではありません。
彼が言うのは、
「80で回る選手を、どうやって77にするか」
ということです。
さらに、
77を74、73にするために必要なのは、18ホールの中の1回か2回の判断かもしれない。
とも話しています。
ここには、
スイングを良くすることと、ゴルフが上手くなることは同じではない
という、もう一つ大きなテーマが見えてきます。
次回は、このメイハンのコーチングについて考えてみたいと思います。
そして、その先にはどうしても避けて通れない話があります。
2010年、ライダーカップ。
あのときメイハンが打った、一打のアプローチです。
あれほど完成されたスイングを持っていた選手が、なぜあの場面で、あのミスをしたのか。
単なるプレッシャーだったのでしょうか。
それとも、
その選手が持っているメカニズムと、選択したショットの間に何かがあったのでしょうか。
この話については、もう少し先で考えてみたいと思います。
「見た目が少し違っていても、機能しているものを簡単に変えてはいけない」
この言葉は、かなり深い言葉だと思います。
かつて、多くのプロゴルファーがお手本にしたほど、整ったスイングをしていた選手です。
そのメイハンが、
「見た目が違っていても、機能しているものには触るな」
と言っている。
店長には、これはかなり驚くべき言葉に聞こえました。
なぜなら、この言葉からは、メイハンがゴルフスイングを単なる「形」として見ていないことが分かるからです。
彼が見ているのは、
その動きが、スイング全体の中でどのような役割を果たしているのか。
つまり、ゴルフスイングのメカニズムです。
例えば、
掌屈している。
トップがコンパクトである。
クラブがオンプレーンにある。
これらはすべて、外から観察できる「形」です。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
問題は、
なぜ、その形になっているのか。
という部分です。
その動きによって何が起きているのか。
その動きを変えたとき、別の部分にはどのような影響が出るのか。
そこまで考えなければ、本来一つにつながっているスイングの中から、一部分だけを切り取って変更することになります。 “ハンター・メイハンコーチ スイングはメカニズムである。” の続きを読む
多くのプロゴルファーが、そのスイングに憧れた選手。
ハンター・メイハンを知っていますか?
クラブは常にプレーン上を動き、身体と腕の動きがきれいに同調する。
いわゆる「ワンプレーンスイング」が理想のスイングとしてもてはやされた時代、ハンター・メイハンのスイングは、その完成形の一つのように見られていました。
無駄な動きが少なく、再現性が高く、どこを切り取っても教科書のように見える。
当時、彼のスイングを参考にしたプロやインストラクターも少なくなかったと思います。
そのハンター・メイハンが、PINGの「Proven Grounds Podcast」に出演していました。
この動画を見ていて、店長が面白いと思ったのは、かつて「理想的なスイング」の代表のように見られていたメイハンが、現在はスイングの形そのものとは少し違うところを見ていることです。
現在、彼は高校生のゴルフチームを指導しています。
その中で若い選手たちに伝えていることの一つが、
「自分が本当に得意なものを見つけなさい。それを理解し、磨き上げ、誰にも触らせるな」
という考え方です。
そして、その具体例として彼が挙げたのが、現在世界のトップにいるスコッティ・シェフラーでした。
シェフラーといえば、インパクト付近で右足が大きく動く独特のスイングです。
一般的なレッスンであれば、
「足元をもっと安定させましょう」
「下半身を暴れさせないようにしましょう」
と言われても不思議ではありません。
ところがメイハンは、シェフラーとコーチのランディ・スミスについて、
あの足の動きを直そうとしているのを見たことがない
と話します。
そして、
「あれは彼のパワーの一部であり、彼自身の一部なんだ」
と語っています。
ここが非常に面白いところです。
かつて、多くのゴルファーから「こんなスイングをしたい」と思われたハンター・メイハンが、
今は、
「見た目が少し違っていても、機能しているものを簡単に変えてはいけない」
と若い選手たちに伝えているのです。
コヤマカズヒロ氏は多くの示唆を与えてくれた内容です。朱莉プロだけではなく細野プロの事に引き合いに出していただいたのがよかったと思います。
さて、結論をまとめたいと思います。
例えば、ドライバーのキャリーが230ヤードだったとします。
そこから10ヤード刻みでクラブをバッグに入れようとすると、
230ヤード
220ヤード
210ヤード
200ヤード
190ヤード
180ヤード……
というように、きれいな階段を作りたくなります。 “コヤマカズヒロ氏の朱莉プロのクラブ解説よりまとめ 連続性の呪縛” の続きを読む
ゴルフトレンドウォッチャーでゴルフライターのコヤマカズヒロ氏が朱莉プロのクラブ変更について動画にしていましたので、覗いてみることにしました。 https://youtube.com/watch?v=NcyBCvLmpZ4&si=hNVOtq3KMO_C2kqG
朱莉プロのクラブ変更の理由や何故そうしたのかを小山氏の視点で解説されています。 店長は極秘ルートで(嘘です。営業さんに聞けば教えていただけます。)ツアーレップからのデータを手に入れて検証してみたいと思います。以下が朱里プロのクラブスペックです。 “コヤマカズヒロ氏の朱莉プロのクラブ解説より WEDGE編” の続きを読む
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