このアプローチの動画を見てください。
皆さんはどのクラブでのアプローチが簡単に思いますか?
チッピングのセオリーはグリーンエッジのすぐ先のグリーン面にキャリーさせ、ボールを転がして寄せる。
このセオリーの意図するところは、無理にボールを上げるのではなく最小限のキャリーであとはボールの転がりを利用する。ボールを落とすところをグリーン面にするのは、予想外のボールのバウンドを防ぐためという考えです。
しかし、ここには一つの前提があります。
「狙った場所へ、狙ったキャリーでボールを運べること」 です。
アプローチが苦手なゴルファーにとって、この前提は必ずしも成立しません。
例えば、次のような仮定を置いてみます。
| 比較項目 | SWでグリーンに落とす | 8番アイアンで転がす |
|---|---|---|
| ショット成功率 | 60% | 90% |
| 着地後に想定どおり転がる確率 | 95% | 80% |
| 両方成功する確率 | 57% | 72% |
※数字は説明用の仮定で、実測データではありません。また、2つの確率を掛けられるのは、後者をショット成功時の条件付き確率として扱う場合です。
この例では、グリーンに落とした方が着地後の予測精度は高くても、最終的な成功確率は8番アイアンの方が高くなります。
つまり、着地後の不確実性を小さくすることと、アプローチ全体の成功確率を高くすることは、必ずしも同じではありません。
確かにラフにボールが落ちたときの不規則バウンドは、グリーンに落ちたときに不規則バウンドよりも多いことは事実ですが、その確率は、何パーセントのあるのでしょうか?
アプローチが苦手な人のショットそのものの成功確率の方が少ないのではないでしょうか?

さて、ここで一つ考えていただきたいことがあります。
グリーンエッジのすぐ先にボールを落とすことと、自分が最も簡単に打てるクラブを使うこと。
どちらが、結果としてカップの近くにボールを運べる確率が高いのでしょうか?
チッピングのセオリーは、ボールが着地してからの動きを合理的にするためのものです。しかし、ボールが着地するまでのショットそのものの成功確率については、十分に考慮されているのでしょうか?
CHIPERを使うことでショットの成功率が、もっと上がればどうなるかを実際に計算してみてくださいね。
