多くのプロゴルファーが、そのスイングに憧れた選手。
ハンター・メイハンを知っていますか?
クラブは常にプレーン上を動き、身体と腕の動きがきれいに同調する。
いわゆる「ワンプレーンスイング」が理想のスイングとしてもてはやされた時代、ハンター・メイハンのスイングは、その完成形の一つのように見られていました。
無駄な動きが少なく、再現性が高く、どこを切り取っても教科書のように見える。
当時、彼のスイングを参考にしたプロやインストラクターも少なくなかったと思います。
そのハンター・メイハンが、PINGの「Proven Grounds Podcast」に出演していました。
この動画を見ていて、店長が面白いと思ったのは、かつて「理想的なスイング」の代表のように見られていたメイハンが、現在はスイングの形そのものとは少し違うところを見ていることです。
現在、彼は高校生のゴルフチームを指導しています。
その中で若い選手たちに伝えていることの一つが、
「自分が本当に得意なものを見つけなさい。それを理解し、磨き上げ、誰にも触らせるな」
という考え方です。
そして、その具体例として彼が挙げたのが、現在世界のトップにいるスコッティ・シェフラーでした。
シェフラーといえば、インパクト付近で右足が大きく動く独特のスイングです。
一般的なレッスンであれば、
「足元をもっと安定させましょう」
「下半身を暴れさせないようにしましょう」
と言われても不思議ではありません。
ところがメイハンは、シェフラーとコーチのランディ・スミスについて、
あの足の動きを直そうとしているのを見たことがない
と話します。
そして、
「あれは彼のパワーの一部であり、彼自身の一部なんだ」
と語っています。
ここが非常に面白いところです。
かつて、多くのゴルファーから「こんなスイングをしたい」と思われたハンター・メイハンが、
今は、
「見た目が少し違っていても、機能しているものを簡単に変えてはいけない」
と若い選手たちに伝えているのです。
