短く組むだけではなく、ロフト調整まで含めて機能を作る 第6話

ここまで何度か書いてきましたが、
PINGのツアー現場を見ていると、ショートウッドは単なるフェアウェイウッドではなく、HBのような役割を持たせて組まれているように見えます。

ケントン・オーツ氏が関わったホアキン・ニーマンの7Wの話は、その象徴だと思います。
必要だったのは、ただ前へ行くクラブではなく、長い距離をグリーンで止められるクラブでした。
そのために、ショートウッドをそのまま使うのではなく、長さまで含めて調整していたわけです。

この考え方は、店長としても非常によく分かります。

実際、私も7Wだけではなく、9Wも試しています。
試してみると分かるのは、7Wと9Wは同じ「ショートウッド」でも、役割が微妙に違うということです。

7Wは、ある程度距離を残しながら、ハイブリッドよりも高さと止まりやすさを出しやすい。
一方で9Wになると、さらにボールが上がりやすくなり、よりHB寄りの距離帯に入ってきます。
つまり9Wは、フェアウェイウッドというより、感覚としてはかなり
“止めやすいHB”
に近づいてくるのです。

ここが面白いところです。

ツアーの話をそのまま真似するだけなら、
「7Wが流行っている」
で終わってしまいます。

けれど実際には、7Wも9Wも、ただ入れればいいわけではありません。
そのクラブに何をさせたいのか。
そこが決まって初めて意味が出てきます。

私の場合、ラフでの対応やコントロール性を考えると、ケントン・オーツ氏がやっているような短く組む方向は非常に理にかなっていると感じています。
ショートウッドは標準のままだと、球は上がりやすい反面、場面によっては少し長さを感じることがあります。
そこで少し長さを詰めると、単に振りやすいというだけでなく、トップ側の番手としての仕事がかなり明確になるのです。

ただ、店長が実際に使ってみて、さらに機能したと感じたのはそこから先でした。
それが、ロフト調整を「-」または「Big-」側にすることです。

一般的には、「-」にするとロフトが立つので、
球が上がりにくくなるのではないか、
難しくなるのではないか、
と思われるかもしれません。

しかし、実際に使ってみると、私にとって大きかったのはロフトそのもの以上に、
フェースが少しオープンに見えることでした。

これによって何が起きたか。

私の場合、ショートウッド特有の「つかまりすぎそうな感じ」や「少し被って見える感じ」が薄れ、
ライン・オブ・コンプレッションが保ちやすくなったのです。

ここは、私にとってかなり重要なポイントでした。

クラブがやさしいことと、
クラブをコントロールしやすいことは、
必ずしも同じではありません。

7Wや9Wは、もともと高さを出しやすく、スピンも入りやすいので、
球を上げて止めたい場面では非常に魅力があります。
ただ、その一方で、構えたときの見え方やつかまりの出方が自分の感覚と合わないと、
インパクトで押し込むラインが崩れてしまうことがあります。

私の場合は、
「-」「Big-」にすることで、ロフトが立った」
というよりも、
「少しオープンに見えることで、フェース管理がしやすくなった」
ことのほうが大きかった。

その結果として、ライン・オブ・コンプレッションが保たれ、
ボールのコントロール性がむしろ上がりました。

7Wでもその傾向は感じますし、9Wではさらにその差が分かりやすく出ます。
9WはよりHB寄りの距離帯に入るぶん、
「ただ高く上がるクラブ」になってしまうと武器になりません。
しかし、長さやロフト調整を通して、
押し込める見え方
ラインを保てる入り方
が作れると、9Wは非常に面白い一本になります。

要するに、私が感じているHBFWの本質は、
単に7Wや9Wを入れることではありません。

  • 少し短く組む
  • 役割を明確にする
  • 必要ならロフトを「-」「Big-」にして見え方を整える
  • その上で、ライン・オブ・コンプレッションを保ちやすくする

そこまでやって初めて、
ただのショートウッドが、実戦で使えるHBFWになる
のだと思います。

ですから、7Wや9Wを検討するときも、
「やさしいから入れる」
だけでは少しもったいない。

本当に見るべきなのは、
そのクラブが自分のセットの中で

HBのような役割を果たすのか
それとも単なる高いFWで終わるのか

という点です。

PINGのツアー現場が見せてくれるのは、
クラブの種類で選ぶのではなく、役割で組むという発想です。
そして店長が7Wだけでなく9Wまで試して感じるのは、
その発想はアマチュアにも十分応用できる、ということです。

ショートウッドは、ただ上がるクラブではありません。
組み方次第で、
HBでは出しにくい高さと止まりやすさを持ちながら、HBのように使える一本
になる。

そのあたりに、7Wや9Wの本当の面白さがあるのだと思います。

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