PINGエピソード86:S259 仕上げとグリップ

PINGエピソード86:S259がアップロードされました。今回はシェーン・ベーコンとマーティ・ジェーソンがシニア デザイン エンジニアのジェイコブ・クラークとS259 WEDGEについて語ります。

G440K振りやすさの秘密シリーズから戻ってきました。G440Kの話題は大きいですが、産雇発売のモデルはまだ発売されている現役モデルで、G440KはG440シリーズの技術をベースに開発されています。S259はフルモデルチェンジですので、しっかり説明しないといけません。

25:42
(シェーン)フィニッシュ(仕上げ)は?
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(ジェイコブ)Hydropearlがフラッグシップ。全天候での性能を狙った仕上げ。もうひとつがMidnight。反射を抑えるQPQ仕上げで、すごく耐久性が高い。ここ数サイクルで意識しているのは、「数ラウンドで極端に摩耗して見た目がボロくなる」みたいなことがないように、バッグの中で長持ちすること。
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性能もできるだけ近づけている。クロームのHydropearlで得られる摩擦(スピン性能)に近いものを、Midnightでもできる限り再現するように設計している。最終的には見た目の好みで選べるようにね。

やっぱり、QPC仕上げとハイドロパール仕上げは異なるものらしいですが、上の発言からすると、QPC4仕上げよりも、ハイドロパール仕上げの方がスピンがかかるような表現をしています。以前、この件についてジャパンに問合せしていて、同じですと回答を得ていますが、できる限り再現するようにという言葉から、担当者は同じようにスピンはかかりますよと言いたかったのかもしれません。

26:33
(シェーン)46度(ピッチング寄り)についても聞きたい。ツアーでは46のウェッジを入れる人はどれくらい?Blueprint S/TのPWと比べて。

26:45
(ジェイコブ)直近のツアーの数字を見たけど、バッグインしているのは6〜7人くらいかな。オフスピード(抑えた)ショットを46で打ちたい人が選ぶ傾向がある。

これについては、S259ウェッジの方がネックの長さが長いですので、抑えたショットを打つ時でもスピンが安定して入りますので、その傾向は強くなります。

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面白かったのはクリス・ランペレクト。彼は46と48を入れてる。まあ、彼には球速が少しあるからね(笑)。
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3Wが330ヤード行くような人だから、バッグの上のほうは工夫が必要になる。スピードがある分、距離の刻みも詰めないといけない。たしか46を45度相当にして、48を入れて、3度刻み、3度刻みみたいな構成。5本ウェッジだね。
27:41
64度以上みたいに極端にロフトを増やすわけでもなく、5本は珍しい例。

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それとLPGAでは48をギャップウェッジとして使う選手が多い。打ち出しやスピンの特性によって、セットのどこかで“大きなギャップ”が生まれがちなんだけど、48がその橋渡しにちょうどいい。スピード的にも、多少ロフト差があっても距離が成立するからね。スピードの違いで役割が変わるのは興味深いよ。

専用ウェッジの場合、スピン量が増えますので、48度が専用ウェッジのUW(50)の役割を果たします。BluePrint Sが登場して、女子の使用者が増えていますので当然の流れだと思います。

28:40
(シェーン)グリップについても聞きたい。PINGはテクノロジーの話が多いけど、今回のウェッジグリップ(=Dial Wedgeの話として)で新しい点は?

28:53
(ジェイコブ)これ、すごく面白い取り組みだった。ツアープレーヤーはグリーン周りでも距離のあるウェッジでも、セットアップが驚くほど一貫してる。たとえば「フェースを5度開いて」「10度開いて」と言っても、毎回ピタッと合わせてくる。
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だから一般のゴルファーにも、セットアップの“基準”になる目印を入れたかった。

バンカーショットを含むウェッジショットですが、セットアップが正しくないと言えます。特にハンドレイトにすることが出来ません。ハンドレイトにする場合、ボールの位置はスタンスの外側に位置しますが、どうしてもその位置ではダフるイメージがあるのか、ハンドレイトのすることが出来ず実質的にフェースは開いているんですが、どちらかというとハンドファーストの位置になってしまします。これはハンドレイトにするとどうしてもだふってしまうイメージからそうなるのだと思います。どうしてもダフるのが怖いのだと思いますが、サンドウェッジのソールは打降らなければ何の意味もありませんので、リーディングウェッジを浮かせて打降らせる感覚を身に着けてください。ミケルソンのショートゲームの動画は参考になります。

29:18
旧グリップは、下側に1インチ刻みで短く持つための目印があった。今回のグリップは、そもそも3/4インチ長くして、シャフトを短く持って特殊ショットを打つ余地を増やしている。で、その短く持つ目印は今回は上側に残した。

29:40
さらに縦のラインを入れていて、フェースの開閉(オープン/クローズ)の目安になる。これは15度刻み。
29:47
つまりフェースを開いても、握る位置の“参照点”がある。

29:53
加えて一番下にも小さな目印があって、これはシャフトの前後(ハンドファースト/ハンドレイト)に対応する。ボール位置を変える時に、シャフトを前に出して低い球、後ろにして高い球、そういうセットアップを毎回同じにしやすいんだ。
30:09
(シェーン)めちゃくちゃ良いね。あのグリップを渡すと、自然にハンドルを上下に使い始める。
30:22
グリップって、脳に新しい“許可”を与える感じがあるよね。「短く持っていいんだ」「クラブを短くしていいんだ」って。リック!

このグリップは単品販売していますので、グリップだけを変えるのも手ですが、1年もたてばスピン量が減りますので、ウェッジの買い換えもいいですよ。

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