Episode 84: Shaft Development 1

Episode 84: Shaft Development

今回は、PING HQ by John Oldenburg, Director of Shaft Developmentを迎えてのエピソードトークです。

どのような内容なんでしょうか?

**0:00**
PINGのみんなは、僕に「道具がどれだけ重要か」を改めて示してくれたんだ。
自分が打ちたいショットを、どんなショットでも打てるのが本当に好きなんだよね。

**0:06**
ここで実際に何が起きているのか、楽しい話もいろいろできると思う。ゴルファーがもっと上手くなるためにね。

**0:11**
みなさんどうも。PINGの「Proving Grounds」ポッドキャストです。シェーン・ベーコンです。隣にはマーティ・ジャートソン。今日はジョン・オルデンバーグにも来てもらっています。
今日はシャフト、特にPINGのシャフトとPING社内でのシャフト製造について話していきます。
マーティ、PINGは昔からシャフトに力を入れてきたけど、特にここ数年は大きいよね。

**0:30(マーティ)**
そうだね。PINGでは製品開発を“全体最適”で考えるのが楽しいところなんだ。つまり、**グリップ・シャフト・ヘッド**をひとつのシステムとして捉えて、性能を引き出す。

どういうことかといいますと、シャフトに限定して言いますと、アベレージ向けのクラブについてスイングウェイトを抑えたほうが振りやすいクラブとなります。その場合、ヘッド重量が軽いものを準備すればいいのですが、そうした場合上級者向けのヘッド、アベレージ向けのヘッドを準備するというのが一般的ですが、PINGはそれをシャフトによって行っています。例えば、ALTA JCB BLUEはカウンターバランスを導入して、振りやすさに対応しています。

そして今日は、シャフト開発のディレクターであるジョン・オルデンバーグと一緒にいられるのは本当にありがたい。シャフトのR&Dで強いバックグラウンドを持っている。
オリー(ジョンの愛称)、まずはあなたの経歴、Aldila(アルディラ)での時間や、これまで手がけた製品について少し話してくれる?

**1:03(ジョン)**
もちろん。ゴルフシャフトのビジネスに入ったのは1993年。ずいぶん昔だね。
その前は、ジェネラル・ダイナミクスの宇宙システム部門で働いていた。つまり航空宇宙出身なんだ。
運良くゴルフシャフトの会社に入れて、当時はその分野の経験もほとんどなかったけど、もう32年この仕事が大好きでやっている。
Aldilaで働いて、最終的にはエンジニアリングの副社長まで務めた。すごく良い時間だったし、たくさん学んだ。Aldilaでも良い仕事ができたと思う。

ALDILAのエンジニアリングの副社長を務めていた人がPINGのシャフト開発を行っていたんですね。特にここ最近のシャフトはゴルファー全体を隙間なくカバーしてくれるようなラインナップになっています。

**1:37(ジョン)**
実は1993年にAldilaに入ったとき、**最初の顧客がPING**だった。僕はAldilaの設計エンジニアとして入社して、最初の仕事がPING向けシャフトの設計だった。
あなたが言ったように、PINGはシャフトの歴史も考え方も独特だよね。
PINGは「棚から適当に選ぶ」ことをしない。人気ブランドだから採用する、ということもしない。私たちは「PINGというブランド自体が人気だ」と思っている。だからPINGのロゴをシャフトに入れている。
そして他社OEMがやらないレベルの仕事を僕らはやっている。

これは重要な証言ですね。

**2:15(ジョン)**
これまで手がけた面白いものだと、かなり昔だけど「Envy(緑のシャフト)」がある。今聞いている人は若すぎて知らないかもしれないけど……(笑)
(シェーン)イメージ画像出しておきますね。
(ジョン)当時はとても人気だったよ。
それから「Voodoo」も面白かったし、少し変わっていた。
「RIP」も作ったし、そこから「Tour Green」、そして「Rogue」へ。Rogueはとにかく大人気になった。
Aldilaで僕とチームは良い仕事をたくさんして、学びも多かった。ここPINGにも、その学びを持ってこれたといいなと思っている。

**2:54(マーティ)**
ジョン、あなたは長くシャフト開発の世界にいるけど、最初にその世界へ惹かれたのは何だったの?

**3:02(ジョン)**
正直、最初は「シャフト」そのものが好きだったわけじゃない。
航空宇宙の世界に入ったときは、子どもの頃から「ロケットを作りたい」と思っていて、実際に大学卒業後はロケットに関わる仕事をした。
でもやってみたら「ロケットはもういいな」と思った。環境が巨大すぎて政治的で、自分が求める職場じゃなかった。
それで20代後半でゴルフを始めた。多くの元アスリートと同じで……完全にハマったよ。

**3:46(シェーン)**
ゴルフを始めるきっかけはあったの?

**3:50(ジョン)**
ジェネラル・ダイナミクスに、仕事終わりの9ホールリーグがあってね。みんなが「代打で出ない?」って何度も誘ってくる。
僕はクラブも持ってなかったから借りて出た。ハンデが48.734とかで(笑)。でも楽しかった。

**4:11(シェーン)**
エンジニアらしいハンデだね。
**4:13(マーティ)**
しかも許容差が±1.7とかありそう(笑)。

**4:18(ジョン)**
そうそう(笑)。でも本当にゴルフにハマって、自分のクラブも買って、そして「航空宇宙は自分の人生でやりたいことじゃない」と分かっていく中で、チャンスが来た。
昔一緒に働いてた友人が「シャフト会社で設計エンジニアを探してる。応募しない?」って。応募して、運良く採用された。
正直、面接では工学の話はほとんどしなかった。面接官もシカゴ出身で、45分ずっとベアーズとブラックホークスとピザの話だけ(笑)。それで採用された。

ベアーズはシカゴのNFL(アメリカンフットボールリーグ)名門チームでブラックホークスはスタンレーカップ複数優勝の経験があるNHL(アイスホッケーリーグ)です、日本では、大リーグのシカゴカブスもしくはホワイトソックス、NBAのシカゴブルズですね。

**4:58(シェーン)**
ベアーズとブラックホークスとピザで採用(笑)。

**5:03(シェーン)**
じゃあ重要な質問。僕は北東部住みなんだけど、ピザ論争があるよね。ディープディッシュは絶対守る?

ディープ・ディッシュ・ピザは、アメリカ・シカゴ発祥の深皿(ディープ・ディッシュ)で焼く、高さのある器状のピザで、別名シカゴピザとも呼ばれ、たっぷりのチーズとトマトソース、具材を生地に詰め込んだボリューム満点のピザです。一般的なピザと異なり、ナイフとフォークで食べ、外はサクサク、中はフワフワ・もちもちの生地の食感が特徴で、アメリカンな食べ応えが魅力だそうで、


感覚的には。私たちが思っているピザとは違うようです。

**5:16(マーティ)**
アリゾナ育ちとしては……どれでもいいかな。
**5:24(マーティ)**
美味ければピザはピザ。
**5:31(シェーン)**
確かに、まずくするのも難しい。
**5:36(ジョン)**
でも順位をつけるなら、ディープディッシュは最上位。ニューヨークスタイルは、他に選択肢がないときに選ぶものだね。

ニューヨークスタイル・ピザは、直径が大きく(約40cm)、生地が薄いのに外はパリッと中はモチっとした食感が特徴で、シンプルながらもハーブの効いたトマトソースとたっぷりのチーズが王道です。折りたたんで片手で食べられるように作られており、ペパロニなどのシンプルな具材が人気で、アメリカのピザ文化を代表する「キングオブピザ」として親しまれているとのこと。私たちが思っているピザはこちらの方が近いですね。 

AIにアメリカのピザスタイルを訪ねると

スタイル 厚み 食べ方 文化的役割
ニューヨーク 手持ち 都市の即食
シカゴ フォーク 一食料理
デトロイト 中厚 手/皿 食感特化
カリフォルニア 可変 食材主義
セントルイス 極薄 ローカル
ニューヘイブン 手/皿 伝統職人

があるらしくこれがアメリカ人の論争のネタになるようですね。

**5:39(シェーン)**
今日のホットテイクはそれか。

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