ロングアイアンでのローフェード

ロングアイアンでのローフェード、これが打てると、コース攻略の幅が広がります。

グリーンの右手前にガードバンカーが配置されたグリーンは雨の排水を考慮して、手前に受けそして奥に行くとバンカー方向に傾けられているグリーンが多くみられます。

プロの試合で、ロングショットが花道やその先のクリーンにキャリーして、スーッとホールに近づくように転がっていくショットは、グリーンの形状を把握して打つ素晴らしいショットです。
マスターズでピンプロが放ったあのアルバトロス、ウーストハイゼンのあの芸術的な軌道。あれが「ロングアイアンのローフェード」の象徴です。

この場合どのようにプロはショットしているのでしょうか?

ジョン・ラーム、ローリー・マキロイ、パトリック・キャントレー、トミー・フリートウッド、ビクトル・ホブランは決してボールをカットすることなしにローフェード(とはいってもプロのボールが高いです)を打っていると言えます。

ある日、知さんから、ローフェードはボールを近づけて少し左に置くんですよというレクチャーを受けます。えーっ、そんなことしたら逆でしょうと思いながら、素直(周りの人間は私が素直なんて思っていません)なんでトライしてみます。最初は上手くいきませんでしたが、だんだん、そうなっだったのかローフェードとなってきました。

このショットは
✔ カット軌道にはならない
(=アウトサイドインではない)
→ スピンロスがない

✔ スピン量は増えない
(むしろロフトが立つので“少なめのスピン”)
→ ロングショットに有利

✔ スピン軸だけがフェードに傾く
(=フェース向きによって“わずかに右回転”がつく)
→ 曲がりは小さい・飛距離は落ちない

🔵 なぜ “カット軌道にならないのにフェード” が成立するのか?

その答えは下記3条件が同時に起きるため:

◆ ① ローボール=ローポイントが前へ移動
→ ヘッドはインサイドから入る(IN → IN 型軌道)

◆ ①クラブ軌道は
決してアウトサイドイン(カット)にならない。
つまり、軌道の右成分が強い
スピンを増やす“横の摩擦成分”が少ない
スピンロスしない

◆ ② ロフトが立つ → スピン量が増えない
ローボールを打つ意図で手元が前となりますので
ロフトが立つ
スピンロフトが小さくなる
すると:
➤ スピン量は増えない

むしろ ドロー風の低スピン に近い数値になる。

つまり、
“フェードのスピン量”ではなく“ローボールのスピン量” が得られる。

→ ロングショットに非常に有利。

◆ ③ スピン軸だけが“フェード方向”に傾く

ポイントはここ。
軌道は右成分(インサイド寄り)でも、
フェースの実効向きが“軌道より少し右”になる と
ボールは左回転ではなく 右回転
ただし差が小さいので 横スピン量は大きくない

結果:
✔ スピン軸はわずかに右傾き(フェード)
✔ スピン量は少ない
✔ 打ち出しは強いプッシュ気味
✔ だが戻り幅は小さい(“押し込むフェード”)

🔥 つまり、こういう弾道
打ち出し:右(プッシュ系)
軌道:インサイド to インサイド(=カットではない)
スピン量:少ない(ロフト立つ)
スピン軸:わずかに右傾き(フェード)

結果:低くて強い、飛距離の落ちないフェード
となります。

PING製品、カートの購入は↓こちらをクリック!

BluePrintTBluePrintSi240i530G440G730Gle3S159

BluePrintTBluePrintS、、i240i530G440G730Gle3 、S159 すべてのクラブがカスタムオーダーできます。フィッティング・お問い合わせは ここ、お気軽にどうぞ。 PING製品の納期はこちらを↓を参考にしてください。

納期情報

生分解性100%、海洋においても生分解するリバイブティーは 、楽天市場もしくはYahoo!ショッピングページよりお求めください。 知さんのザゴルフィングマシーンの解説は楽天市場ヤフーショッピングから購入できます。 スインガー向けの THE SCIENSE OF THE GOLF 日本語版

は、当店の楽天市場Yahoo!ショッピングAMAZONメルカリショップスからとなります。 https://www.youtube.com/embed/89PFsCvNsbM?feature=oembed この本はスインガーがどのようにクラブに力を与えればいいのかが書いてありますよ。スインガー向けの THE SCIENSE OF THE GOLF 日本語版はそのヒントになると思います。

コメントを残す