【中古ギアランキング】旧モデルのPINGハイブリッドが人気の理由

── 佐久間朱莉・木村彩子・大里桃子 各選手の使用状況から考える

中古ギアランキングの記事では、
佐久間朱莉選手・木村彩子選手・大里桃子選手らの
「旧モデル・PINGハイブリッド」が注目されている、と紹介されています。

記事中では佐久間選手が G430 HY と記載されていますが、
現在は G440 HY を使用しています。
(これはフィッター目線で見ると非常に興味深い変化です)

記事では「旧モデル人気=上がりやすさが魅力」とまとめていますが、
PINGの歴代HYの進化を追ってきた読者の皆さんであれば、
もっと深い“本質”が分かるはずです。

■ PINGハイブリッドの改良ポイントは「左ミスの軽減」

PINGのHYBRIDは、
G410 → G425 → G430 と世代が進むにつれ、

・左に行きにくい
・直進性が強い
・高弾道でやさしい

という方向に明確に進化しています。

そして G440 HY はその最終形のひとつ。
コースで左ミスを気にせず振れるレベル に仕上がっています。

しいて言うならば、強弾道かな?

特に、
ミドルアイアン以上を“攻めるクラブ”として使いたい人 にとって、
G440は大きな武器になります。

高く上げて止める:HYBRID

中弾道でしっかり前に打ち出す:iDi

G440 HY を使いながら、
番手間の役割をこのように整理すると、
コースマネジメントは格段に整います。

■ ではなぜ「G425・G430の旧モデル」が中古で人気なのか?

これは逆に考えると分かりやすいです。

● ボールを捕まえきれないゴルファーにとって

● “左に行く特性”はむしろ都合が良い

つまり
「最新のG440の直進性」よりも
「G425/G430の捕まりの良さ」が合う層が確実に存在する

ということです。

PINGが長年、左ミスを抑える方向に進化してきたのは、
上級者の要望が強かったからです。

一方、

  • スライスが出る

  • 球が捕まらない

  • そもそもフェースが開く

こういうゴルファーにとっては、
昔の少し捕まるHYのほうが“打ちやすい”

これが中古人気の“裏の理由”といえます。

ただし、捕まりすぎるインパクトは効率が悪い

「左に行く=捕まる=良いこと」
のように見えますが、スイング効率の観点では

  • ヘッドが過度に返る

  • 入射がほどける

  • ロフトが増える

など、飛距離効率は確実に落ちます。


■ だから必要なのは“シャフト選びとスイングウェイト調整”

捕まりの良さに頼るのではなく、

なんですね。

 

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🗣 店長のひとこと

スイングウェイト(クラブのバランス)が少し変わるだけで、結構大きく結果は変化します。直近でカウンターバランスを施すという調整を行っておりますが、これは早く振り切ろうをする方に効果的ですが。あくまでも調整なのでスイングは、インパクトでヘッドが目標に正しく向くスイングを身に着けるという目標は捨てないで欲しいと思います。陥りやすいのは、もっと早く振ってやろうとすることなんですから。

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