1. リーディングエッジを入れにいく誤解
多くのゴルファーは、「ボールと芝の間に正確にリーディングエッジを入れる」ことを理想だと思っています。
しかし、実際にはウェッジにもバンス角が設けられており、例えば56°のロフトクラブの場合でも、リーディングエッジをピタリと地面に当てるには12度以上のハンドファーストが必要になります。
このような打ち方をしてしまうと、せっかくのバンスの働きを殺してしまうのです。
理由はこちらから。
iDiドライビングアイアンの外見的特徴に

大きいソール幅と大きいバンス角があります。お客様から何故かまっすぐ飛ぶといわれていますが、その秘密は?。
2. バンス角とソール幅がもたらす補正メカニズム
ソールとバンスの設計は、クラブを“地面に滑らせる”ために存在します。
その働きはまるで水面を滑るボートのようです。
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接地による補正
ソールが地面に広く接触することで、フェースがわずかに開いたり閉じたりしても、地面がそれを「押し戻す」ように補正します。
→ スイング中のフェース角のブレが結果に現れにくくなります。 -
回転の抑制効果
ソールが滑ることで、摩擦がフェースの回転を制御。
→ インパクト時のフェース向きが安定し、方向性が向上します。 -
高さの自動制御
奥行きの深いソールは、フェースを開いても地面に浮かず、ボールを拾いやすくします。
一方で、閉じすぎてもソールが支点となってダフリを防止。
→ 結果として、球の高さも安定します。
3. ソール幅のあるクラブは方向に強い
この効果はウェッジだけの話ではありません。
iDiドライビングアイアンのようにソール幅が広く、バンス角も大きいクラブでは、
打点のブレや芝の抵抗によるフェースの向きの変化が自然に抑えられます。
そのため、「なぜか真っすぐ飛ぶ」と感じるのは偶然ではなく、
ソール幅+バンス角が生み出す自動補正機構が働いているからです。
4. まとめ
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リーディングエッジを無理に入れるスイングは、クラブ設計を無視した動き。
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ソールとバンスは、フェースのズレを地面との接触で補正する働きを持つ。
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ソール幅が広いクラブほど、方向の安定性・打点の許容範囲が広がる。
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つまり、「クラブを地面に乗せる」感覚でスイングすることが、最も理にかなった
ウェッジばかりソールが注目されますが、ロングディスタンスを狙うクラブのソールにも注目して下さい。
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