影というと「仮面の忍者 赤影」を連想してしまい。「合点、合点、承知。」のあのフレーズを連想してしまう店長です。若い人は分からないでしょうから無視してくださいね。
ですので、KUROKAGEは忍者が使う秘密兵器みたいでなんとなく好きなんですよね~。
昨年マスターズでセルジオ・ガルシアは「KUROKAGE XT」を使っていてやっぱりハードヒッターは「XT」なんだな~と妙に納得していました。
店長もG400発売以降、KUROKAGE XT 60X とスタンダード9度の組み合わせがすっかり気に入っていました。ちょっと硬いんだけど振にくいわかではなくしっかり距離が出ていました。
PING オリジナルのTOUR173シリーズはスイングそのものを出力するシャフト言い方を変えると何にもしないシャフトで超ハードヒッター向けですが、店長にはD400で慣性モーメントが大きくなった分、少し走ってくれるKUROKAGE XTが使いやすかったんです。
初速が出るG400MAXでその組み合わせがOKであればコースで試したいな思っていたんですが、何かが違う感じです。史上最大の慣性モーメントを持つG400MAXではクラブヘッドがダウンスイングからデリバリーゾーンへ移る際にターンを始めますが、一旦動き出したクラブヘッドが一気にコントロールを失う感覚を感じていました。あくまでもこれは店長の感覚でして、しだしていただいた超ハードヒッターはそのしなりがピッタンコで快打連発でした。
昨日、「KUROKAGR XD 60S」を試打させていただきました。
これが良かった。
しっかりためて振ってもヘッドがプレーンを外れない感覚。
TOUR173-65Xを振りやすく本当につかまり過ぎず走ってくれるシャフトでした。
店長のスイングはダウンスイングで貯めてきて一気にリリースするスイング、シャフトがつぶれ意図しない方向にヘッドがずれるシャフトは使えないタイプですが本当にピッタリでした。
試打シャフト導入決定です。これは皆さんに是非、打っていただきたいと思います。新たに導入予定のシャフトは他にEVO4 569X、757Sとなります。
さて、なぜ、そういう動きをしたのかを考えなければなりません。
KUROKAGEシリーズに採用されているチタンニッケル”DUAL CORE”が二層になり、スイング中のシャフトの変形を更に押さえ、ダウンスイング中のグリップの動きにより追随しているのではと思います。
三菱ケミカルさんの発表したデータによると
スピン量 rpm |
キャリー yds |
トータル yds |
|
KUROKAGE™ XD60S | 2,425 | 225 | 256 |
KUROKAGE™ XT60S | 2,600 | 223 | 252 |
スピン量の軽減効果とインパクト時のシャフト先端部の当たり負けを防ぐことを強調しています。
米国男子ツアー2004~2017年の14シーズンで13度の最多勝を達成していることは伊達ではないようです。それにしても14シーズンで13度が最多勝って厳しい世界ですね他のメーカにとっては。
実は、マスターズを支えたといわれているガルシアのXTは「XT」のペイントをしたプロトタイプで、今回の「KUROKAGR XD」はそれをほぼそのまま製品化したものとのこと。既にツアーではローリー・マキロイ、アダム・スコットが使用しています。
お求めはこちらをクリック