ヒールリリーフに助けられ

図のようなアプローチするとリーディングエッジがささってしまうようなライからどうやって打ちますか?

なかなか嫌なライです。ボールをできるだけソフトランディングさせたい場合は、余計に難しいですね。店長の場合はフェースをオープンにして、クラブヘッドが突っかからないように打ちますが(ちょっと距離感が難しい)、意外と多いのがいや多くの人はこういうライでもスクエアーにセットします。

その場合、

赤の部分のバンスがないと、芝に突っかかります。
先日、ウェッジフィッティングはフェースが開かない人、アプローチマットを2枚ずらして家のイラストのような状況を作り、アプローチしてもらうと納得されました。

うーん、このフィッティングはまさにヒールリリーフに助けられました~。

えっ、ヒールリリーフがないウェッジだけを持っている人はどうするのか?セットの流れでPINGでいうところのUWを持っている人はこれを使う、もしくはPWのロフトを多くするように構えて打てば代用できます。

ロフトのあるウェッジほどふわっと行きませんのであしからず。

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HEPPERのLB的解説2(What makes a Golfball Roll?)

上はアンサーを発売したときにPINGが作った広告です。

重量の周辺配分を推しているのではなく、ボールにフォワードスピンを与えることができることを訴えています。

その理由は「ダウンブローにあっているパター、転がりについて考える!」で書いた理由です。

ドライバーと同じように、パターにおいても重心より上でヒットすると、ボールに対してフォワードスピンを与えるようなちからの要素が与えられ、ロフトによって打ち出されたボールのバックスピンを減少させます。

https://i1.wp.com/www.lb-golf.com/wp-content/uploads/2019/04/PT-GEAR.png?resize=250%2C629&ssl=1

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マレットパターの場合、重心が後方となるので、いくら地面ギリギリにパターヘッドをいれても、形成される重心位置の差によって生じるベクトルがちいさくなるので、それによって発生するギア効果は少なくなります。

また、重心が後方にいちするのでインパクトロフトが大きくなり逆にバックスピンを多く生じさせるように作用してしまう可能性があるんです。

で出てきたのが考え出したのが複合素材

複合素材で慣性モーメント大きくと言っていますが、軸周りの慣性モーメントであれば複合そざいにすることは要りません。どのような慣性モーメントを大きくしたかったのか(どのような力を発生したかったのか)と言いますと、店長は素材によって重心の位置を下げ、ボールのフォワードスピンの要素を与えたかったのではと想像しています。

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HEPPERのLB的解説1

本当はどうかは知らないけれど。

PINGは23%を見捨てなかった。ソフトフィーリングのSigma2に対して、ハードフィーリングのHEPPLERの登場です。

硬いフィーリングにするには、金属フェースで平面にすればいいだけです。軟鉄削り出しパターのほとんどがフェース面をミーリング加工してありますので、インパクト時にミーリング加工で生じた溝にボールのカバーが食い込み柔らかく感じます。(フェース面の厚みによっても若干の違いは感じます。)
その点、ヘプラーは直球勝負、平です。原稿、販売しているパターで平というと、CLASSIC MODEL の面々で、製法的には1959年から変わらず、言ってみればわずかな違いで、新しい形状を発表してきたにすぎません。

前作の性能を上回らないといけないPINGとしてはなかなか難しい課題だったと思います。

どのように方向性で性能を上げたかというと

いいところをついてきました、こうやって並べてみると確かに狙いをつけすそうですね。店長は基本的にフェースで合わせるタイプですので、ANSER2が好みです。しかし、TOMCAT14のサイトラインをドットで表し、その感覚を徐々に狭くしてパッティングストロークの加速感を出しているデザインもよさそうです。

もう一つは複合素材となりますが、次に続きます。

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G710 アイアンのLB的解説4

G710の仕上げは、「新ハイドロパールステルス仕上げ」となり、表面がブラック仕上げとなりシャープなルックスになりました。

「新ハイドロパールステルス仕上げ」は、疎水性の高いパールクロームメッキとブラックPVDが合わさったものであります。

いただいた資料にはこれにより耐久性と耐食性に優れたものになったと説明したあります。

ブラックPVDとはなんでしょうか?、「 腕時計総合情報メディア GINZA RASINブログ」から抜粋すると、金属の表面処理技術のひとつで「physical vapor deposition」の頭文字からきた略称になります。

とあります。

高真空装置の中で、チタン、ジルコニウム、炭化水素など薄膜の材料となる物質を加熱させ、蒸発・イオン化させ、そこに反応ガスを吹き込むと金属加工物が生成され、それを物質に蒸着させること。

その名の通りダイヤモンドに近い特性を持つ非結晶(アモルファス)をPVDして蒸着させたコーティングになります。

ダイヤモンド並に高度があり、更に金属アレルギーの方にも安心という特典付きです!

ただ黒いだけでは無いのです!

確かにこれであれば、耐久性と耐食性に優れたものになりますね。

飛び系アイアンはすべてかっこ悪いかどうかを検証する必要がありますが可視化に「飛び系なのに、カッコイイ!!」ということになりますね。

新しいシャフトが追加されています。

PING FUBUKIとスペックは同じなんですが、違うものであるという情報と中身は同じという情報の二つがあって確認中でございます。

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G710 アイアンのLB的解説3

さて、ズルい第3弾は打感!飛び系アインといえば固い印象の高め打球音。高めの音は振動数が多く、ボールを打つことによって激しく振動している部分があるということなんです。

それで、ヘッドをモーダル解析(モーダル解析とは、対象物そのものが振動しやすい周波数とその振動形状を把握する解析です。 固有値解析とも呼びます。)し、

内部をチューニング、振動を抑えるために

ポリマーを搭載して、

不要な周波数は排除し好感度が良い低い周波数のレベルを多くしています。

これによって「飛び系なのに、打感が良い!!」を実現しています。

コースで打ってみたところ、ボールは勢いよく飛び出すんですが、確かにこれまでの感覚とは違うボールをコントロールしている感覚がありましたね。

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タイガーのパターの打球痕がすごい。

今、現役でパターがうまいのはというと、店長は、間違いなくタイガーと答えます。「ダウンブローで打て」でパッティングはダウンブローで打つことを推奨していますが、その理由がわかる動画を紹介します。

フィル・ミケルソンが解説するキャロウェイのビデオです。適正なロフトでは、おおよそ無回転でボールがキャリーし、ゆっくりランディングしてドライブするといっています。若干バックスピンしているように見えます。一度、軽くランディングして、ドライブしはじめて、しっかりランディングするとちゃんとドライブしています。

インパクトロフトが4度より少ないと、グランド(芝)にイントウ(入り込んで)してバウンドするといっています。ロフトが4度より多いと今度はバックスピンがかかってしまうと言っています。

ロフトがあるのにスピンがかからない理屈は

このようにボールの重心位置よりパターの重心位置が低い状態でインパクトすることなんです。ボールとパターの重心位置のずれによりギア効果が働きボールにバックスピンがかかる要素と逆の力が加わるためです。

それを念頭にタイガーのパターの打球痕を見てください。

フェースの高い位置に打球痕があります。

スタジオにあるタイガーのニューポート2を同じ形のアンサー2でそれがどれくらいすごいことなのかがわかる写真を撮ってみました。


パターヘッドをソールした状態です。

パターの下に革(1.5mm)を破産た状態です。ちょうど大河のパターの打球痕はこれくらいですので、行ってみれば地面ギリギリで打っているんですね。

なぜタイガーはニューポート2=アンサー2なのかを考えると、

アンサーに比べてパターヘッドの高さが低く低重心であることとブレードが薄いこと。(これについては、後ほど詳しく説明します。)

5月発売のHEPPLER ANSER2
5月発売のHEPPLER ANSER2

パターヘッドのフォルムがスクエアーで方向を出しやすいというこがポイントであるとだと思っています。

Tigerは今はPINGのクラブを使っていませんが、ジュニア時代のアイアンはEYE2、パターはANSER2です(確かアマチュア時代はずっと)。アマチュア時代も数多く優勝していますし、全英オープンで一度ANSER2で優勝していますので、あのVAULTに

TigerWoods 1995 US AMA

タイガーのゴールドパターもあるんです。

今も、PINGの製品、PP58 BLACK OUT GRIP を使っていますので、ずっとPINGな人なんですね。

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G710 アイアンのLB的解説2

前作でも相当大きいMOIでしたが、今回は+5%でPINGアイアン市場最高のMOIを達成しております。店長が試打した感想は曲がらない。

究極の重量配分
究極の重量配分が

このように打球のズレを減少させます。前作比で約10~15%ぶれません。結果的に「飛び系なのに、ミスに強い!!」ということになります。ロフトが立っている飛び系アイアンが故、思った以上にロフトが立ってインパクトしてしまうと、リアルロフトが少なくなり、球の高さとスピンがなくなりグリーンオーバーとなってしまいます。競技志向のゴルファーがこの手のアイアンを避ける理由は実はこれで、ミスするなら手前。手前であれば寄せワンで切り抜ける可能性が高くなるからなんです。

しかし、飛び系アイアンでそれが少なくなるということは、飛びということが、ダイレクトにスコアアップにつながる可能性が高いと言えますね。

フィッティングはこちら(G710は2月中旬以降となります)

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G710 アイアンのLB的解説1

G710アイアンのキャッチが「飛び系なのに、ズルい。」です。

ズルいを一つずつ解説していきます。

先ず、何故飛ぶのかですが、極薄の高強度マレージングC300フェースを採用し、7番アイアンのロフトを28度にしたからなんです。

これだけであれば、不通の飛び系アイアンである、飛んで止まらないアイアンとなります。

理由は28度のロフトで有ればボールとの衝突時にロフト28度の衝撃となり、ボールに伝わる力は、ロフトの寝た7番アイアン大きくなります。しかしロフトが28度がゆえに、通常であれば打ち出し角は28度のクラブと変わらず、スピン量も28度のクラブ並みとなります。いわゆる飛んで止まらないクラブとなるわけです。

ズルいのはグリーンにボールが止まるからですが、止める方法としては、スピンで止める方法がありますが、飛び系アイアンなので飛距離をロスするスピンではなく、ボールの落下角度を大きくして止める=高いボールで止める方法が採用されます。

その方法がこれ、

 

PING独自の中空構造がフェース全体が一体となって動かし 、ロフトが足されるようなたわみ方をするそのためボールの打ち出し角は大きくなります。

下はG700ですが全体がたわむのが確認できますね。

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新製品

昨日新製品が発表されました。

一つはG700アイアンの後継でG710が発表され、ARCCOSが採用されるという記事。(ARCCOSに関しては過去にこんなに書いていました

もう一つは新しいコンセプトのパター「HEPPLER」です。

製品の情報はおいおい書いていきますが。

新しいパターである「HEPPLER」のネーミングはリック・ヘプラー氏からです。PING設立前からPINGオリジナルメンバーです。

PINGのFBにヘプラーさんの写真がありました。

HEPPLERを使えば、ボールがカップにやさしく沈み込みそうですね。

この写真にはこのようなコメントがついております。

PINGはこういう会社なんですね。

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GLIDE 3.0 SS ヒール リリーフ

Wedge of the Year by @MyGolfSpy for 2019. から その3で突然、GLIDE3.0で出てきたな謎の言葉ヒールリリーフ。原文はこちら

標準ソール(SS)グラインド
ヒールリリーフを備えたこのミッドバウンスソールは、ほとんどのゴルファーにフィットします。 中程度の迎え角を持つプレイヤー向けに設計されています。 さまざまな芝や砂の状況で優れた性能を発揮します。
Standard Sole (SS) Grind
This mid-bounce sole with heel relief will fit most golfers. Engineered for players with a moderate angle of attack. Provides exceptional performance in a variety of turf and sand conditions.
なんのこっちゃ、ヒールリリーフって?
ヒールのバンスがしっかりあるタイプのソールで、バンスがあることによって、過度なフェースターンを抑えてくれ、フェース面をコンロロースしやすくなるんだと思います。結構重要なポイントだと思いますよ。ハンドダウンで打つ傾向がある人には向いていると思います。
と締めくくりましたが、本当にそうなのかを検証しました。
wp-1579418112304301657215618637440.jpg
GLIDE3.0 58度を左から並べてみました。左からバンスの大きさ順にTS、EYE2、SS、WSです。
こうやって並べるとTSのネックが長く高重心化してスピン量を多くすることをねらっていることがわかります。まらEYE2のネックが細くなっていて、芝が絡まりつかないようになっているのもわかります。
しかし、この角度から撮影してもバンスがどうなっているのかわかりづらいので、カメラの位置を下げて撮影しました。
wp-15794189300926636030525557075138.jpg
まだわかりにくいので線を引いてみました。
image4493

SSだけヒールのバンスがしっかりついているのがわかりますね。

それを意識してうち比べしてみました。SSをフェースを開かないで打つ場合はヒールのバンスが、効いているのを感じます。ヒール側のバンスが設置するとそれを中心点にヘッドが少し回転する感覚で他のウェッジに比べ左にボールが飛ぶように感じます。具体的にはボールを右よりおいて低く出すショットに向いているようです。

ボールの前が少し盛り上げっているようなライ(ヘッドが抜けにくい)を作って打ってみるとSSが一番簡単でした。ヒールリリーフが聞いて、滑っていきます。難しいライから特別なテクニックを要せず打つには向いているソールです。

是非うち比べてみてくださいね。

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