ゴルフは確率のゲームです。コース戦略でいえば、より少ない打数を、どのように高い確率で狙って取りに行くかというゲームです。本当の100%のショットはなかなか出ることはありません。70～９０%くらいのショットで良しとするのですが、寛容性の高いクラブはその範囲に入るショットを多くしてくれますし、また全体のパーセンテージを上げてくれます。
マイクロマックスの溝
精密に加工されたMicroMax溝は、ロングアイアンで安定した打ち出しとスピンを実現し、精度を高め、ショートアイアンとウェッジで優れたコントロールを実現します。特に、溝とハイドロパール2.0クロム仕上げにより、低打ち出し角と高スピンが確保されるウェットコンディションでの使用が可能です。（US サイトより）
この項目はスピン性能に入れようと思ったんですが、この機能により
i210アイアンに比べi230アイアンの性能が上がっています。先週の選手権で金谷選手が6番アイアンでのラフからのショットに言及していましたが、これがあるから、この機能を裏付けとしてスイングで来たということは、高いレベルでの寛容性を享受できたということでしょう。
また、番手間のギャップを最適に調整しています。
アイアンの番手間の距離差（ギャップ）は10ヤードでしょと思っている方も多いと思いますが、ショートアイアンのギャップは大きく、ミドルロングアイアンのギャップは小さくなっています。いわゆるノーマルロフトといわれるアイアンでもショートアイアンは15ヤード、ミドル・ロングアイアンは10ヤードが普通です。ストロングアイアンのセットとなれば、それが大きくなります。
ギャップが不均等ということは、距離の打ち分けが難しくなりますにで、ギャップが均等であるということは、距離の打ち分けにとって非常に有利であると言え、ゴルフというゲームにおいて寛容性が高いということが言えると思います。
新バッチにより
により
バックフェースがブレードアイアンに見える
i230アイアンですが、それを見た印象はi210アイアンに比べて難しくなったのかな？と思わせるものですが、
歴代のiシリーズで最も慣性モーメントが大きくなっています。
羊の皮をかぶった狼という言葉がありますが、このアイアンは、
狼の皮をかぶった羊です。
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i59、BLUEPRINT、i230、i525、G430、G710、Gle2
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i210ではピークの周波数（３２２８Hz）が高く全体に広がっていますが
i230はピークの周波数（3200Hz)が低くなり、特に高い周波数帯のレベルが低くなっており、それはまるで軽トラのドアを閉めたときバンという音から、高級車のドアを閉めたときのドンという音に変わったかのように感じます。店長がコースで打った時の感想は、特にショートアイアンではほぼブループリントやグライドフォージドウェッジと変わりがない打感ですが、飛んでいくボールスピードは明らかに違うといった印象です。
