Episode 79: The PING Virtual Fitting Experience 2

Episode 79: The PING Virtual Fitting Experience(PING バーチャルフィッティング体験です。)

を深堀していきます。

以下、日本語訳です。0:00

PINGの連中がね、用具がどれだけ大事かってことを改めて教えてくれたんです。自分が打ちたいショットを、だいたい何でも打てるっていうのが本当に好きで。ここで起きていることを、ゴルファーがもっと良いゴルフをする助けになるような、楽しいストーリーとして伝えていけると思います。

0:11
みなさんこんにちは!「PING Proving Grounds Podcast」に戻ってきました。シェーン・ベーコンです。こちらはマーティ・ジーソン。
マーティ、まず最初に言わせて。今日のシャツ、めちゃくちゃキマってる。YouTubeで見てない人のために言うと、新しいポロだよね?

0:22
いや〜これ気に入ってるんだ。デスクに届いてた新しいピンクのシャツのひとつでさ。今朝着てきたら、子どもたちが「そのシャツ見たことない!」って。反応いいんだよね。

0:32
いいね。僕はカーステン系のやつ着てるんだけど、これ別に“宣伝の中の宣伝”をしようとしてるわけじゃないよ(笑)。でもカーステンのシャツって、僕が着てる服の中で一番褒められるかもしれない。たぶん生地が好かれてるんだろうね。あの世界にまだ踏み込んでない人は、少なくとも一度はチェックしてみてほしい。 “Episode 79: The PING Virtual Fitting Experience 2” の続きを読む

直観は数学かもしれないをS259に見る

かのアインシュタインはこう語っています。
「私はスピノザの神を信じている。人間の運命や行為に関与する神ではなく、存在するすべての調和の中に現れる神を。」

ここで言う“神”とは人格神ではありません。
スピノザの思想では、神とは自然そのもの――つまり宇宙の法則や秩序そのものです。奇跡を起こす存在ではなく、科学と矛盾しない神観。言い換えれば、アインシュタインにとって信仰とは「物理法則の完全性への畏敬」でした。

(宇宙の話の次は宗教観か、と言われそうですが、)

彼は、物理法則と整合しない思想には距離を置いていました。それほどまでに「世界は合理的に理解できる」という信念が強かったのでしょう。

そんなことを考えていたとき、AI研究者の発言を紹介する動画を目にしました。

要点はこうです。現在のAIは世界そのものを理解しているのではなく、人間が書いたテキストを統計的に学習しているだけ。大量データを与えても、相関関係の学習から因果関係の理解へは単純な拡張では到達できない、という指摘でした。投稿はこれ。

これを見た瞬間、私は妙に腑に落ちました。

AIが「答えを知っているように見える」のは魔法ではなく、数学的に次に来る言葉を予測しているからです。つまりAIとは、人間の思考傾向を数式的に近似する装置とも言える。だからこそ、私たちはそこに安心感を覚えるのでしょう。脳の負荷を減らし、「考えなくても答えが出る」状態を与えてくれるからです。

パスカルは「人間は考える葦である」と言いました。けれど同時に、人間は葦そのものでもあります。深く思考するのも人間なら、直観に頼って思考を止めるのも人間。一度納得してしまえば、それ以外の考え方には違和感を覚える生き物です。

ゴルフクラブの世界にも同じ現象があります。昔のPINGのクラブは、誰が見ても「独特な形」でした。

初めて写真で見たとき、私は違和感より先に「機能的合理性」を想像し、美しいと感じました。実際に打てて結果が出るなら、見た目の常識から外れていても問題ない。そう考えるタイプです。

では直観は非科学的なのか。私はずっとそこにも引っかかりがありました。ところが最近、先の投稿を見た瞬間に答えが見えた気がしました。

AIが数学で動いているなら、人間の思考もまた数学的構造を持っているはずです。宇宙のすべてはまだ解明されていませんが、宇宙が数学で記述できるのなら、その宇宙の中で生まれた人間の直観もまた、数学的原理に基づいている可能性が高い。

つまり――
直観もまた科学の一部なのではないか。

そう考えたとき、これまで別々だと思っていたものが一本につながりました。合理と感覚、理論と感性、数式とひらめき。それらは対立しているのではなく、同じ根から伸びた枝なのかもしれません。

店長としてクラブを見るとき、スペック表だけでなく「形の意味」を直観で感じ取る瞬間があります。その感覚は曖昧な勘ではなく、経験と法則が積み重なった結果なのだとしたら――

直観とは、
長年のデータが一瞬で答えを出す“人間版アルゴリズム”
なのかもしれません。

PINGはどんどん直観を科学としてとらえていますよ。

S259はソールグラインドが異なっても、アドレスのフォルムが同じように作っていますから。

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今日のレッスンで、スターシステムの衛星の捕獲についてお話をしました。クラブもしくは手元が星の近くを通るときに条件が合えばその周りをまわるようになるので、クラブもしくは手元を回そうとしなくてもいいという説明です。すごいですよホーマー・ケリー。スターシステムなしにずっと説明していたんですが、これを紹介しただけでスイングが変わりました。

 

 

i540発売されました。

昨年、iDiアイアンを打って以来、店長はその打感のとりこになっています。
しかし、この「打感」というのが厄介で、クラブ性能の中でも最も伝わりにくい要素です。

塚田プロは「ブレードアイアンのような打感」と表現しています。

塚田Pはブレードアイアンのような打感といっています。

店長の感覚では、確かに柔らかいのですが、それだけでは言い表せません。あえてブレードに例えるなら、バラタボールをマッスルバックで打つような感触です。ただ、実際にバラタボールを打った経験のある方は少ないので、かえって分かりにくいかもしれません。

一方、藤田プロは

「球を押してくれるような柔らかい打感」

と表現しています。店長としては、この言い回しの方がしっくりきます。

iDiドライビングアイアンも同様ですが、これは実際に打ってみないと分からない感覚です。ぜひ一度試打してみてください。 “i540発売されました。” の続きを読む

WEDGEの3つのセット S259WEDGE

PINGエピソード86:S259がアップロードされました。今回はシェーン・ベーコンとマーティ・ジェーソンがシニア デザイン エンジニアのジェイコブ・クラークとS259 WEDGEについて語ります。

G440K振りやすさの秘密シリーズから戻ってきました。G440Kの話題は大きいですが、産雇発売のモデルはまだ発売されている現役モデルで、G440KはG440シリーズの技術をベースに開発されています。S259はフルモデルチェンジですので、しっかり説明しないといけません。

21:02
(マーティ)56と60で違うグラインドを使うのって普通?良いプレーヤーほどそうする?それともツアーだと逆に少ない?
21:14
(ジェイコブ)かなり一般的だよ。ロブは6種類もグラインドがあるけど、それはロブが要求される仕事が多いから。低速ショットほどソールの影響が大きいし、フェース向きも多彩、スピードも多彩、ライ角の変化も大きい。
21:37
多くの選手はロブでは“低バウンス寄り”を好む。ショートサイドなど厳しい状況で開いて高さを出したいからね。
21:48
そして56では“高バウンス寄り”にする選手が多い。例を挙げるならコーリー・コナーズは、可能ならほぼ56でチップする。弾道が読みやすいから。彼のデリバリー(入射・ロフト・スピンロフト)の特性だと、56が常にいちばん“同じ窓”から出るんだ。ロブは特定のバンカーやショートサイド用。

22:31
2つの選択肢があると、フェースを開いてロフトを足したり、打ち出しとスピンの組み合わせを変えたりできる。だからすごく有効。

「1本で全部まかなう」という考え方もありますが、同じコースでもライは多様です。何をしたいのかを明確にする必要があります。ツアー選手は60°をショートロブ用、56°をチップ用と役割分担しています。これはアマチュアにも重要な考え方です。

ただし、ツアーほど高速グリーンではない一般環境では、必ずしもプロと同じ構成にする必要はありません

22:43
僕はウェッジセットを、ほぼ“3つのセット”として考えている。46〜52はアイアンとのつながり(距離のつながり、前後のブレの少なさ)。54〜56はチップ性能も見るけど、多くの人には距離感やスピンを抜く球、浮かす球、そういう“距離コントロール”が重要。
23:20
ロブは評価のほとんどを30ヤード以内でやる。フルショット90ヤードを強く打てるか、よりも、使う場面が圧倒的に多いからね。

23:52
(マーティ)それ、うちのArccosデータでも完全に裏付けられてる。グリーンサイドではいちばんロフトのあるウェッジを使う回数が多い。だからフィッティングもそこに重みを置くべきなんだ。フェアウェイウッドでも、ティーショットで使う頻度が高い人にはそこを重視するのと同じだね。

この「3セット理論」は非常に合理的です。

① 46〜52°ゾーン
距離階段が最重要。ロフト差4〜5°基準なら、PW45° → GW50°。セットUWがあるならそちらを使う方が違和感が少ない。専用ウェッジよりスピン量は減るが、その分ラン計算は容易。

② 54〜56°ゾーン
ここはロフト差より“フィーリング重視”。距離階段を優先すると弾道ウィンドウが変わり、スコアメイクに影響する。

③ ロブゾーン
アベレージには必須ではない場合が多い。
必要になるのは“緊急状況”。ここで2を狙うと3〜4になる可能性がある。最初から3想定→ロングパットが入れば2、という戦略の方が合理的。

また、ツアーのように芝が極端に刈られた状況でなければ、Tグラインド以外の方が精度は高い。ただしタイトライでは、フェースを大きく開くロブが必要になり、そこは練習必須です。

24:10
(シェーン)ジェイコブ、PGAツアーでいちばんクラブを操作する――シャフトを前後に倒す、ハンドルを上げ下げする、フェースを開閉する――そういう操作量がいちばん大きいのは誰?僕はグリーン周りのサウィズ(※原文のまま)が思い浮かぶけど。

24:36
(ジェイコブ)その答えは100%サハ(※原文のまま)。疑いようがない。100〜105ヤード以内はほぼロブウェッジ。距離が近くても「高いフックで…」みたいに平気でやる。
24:53
(シェーン)そんなに打つならロブウェッジ、月1で替える?
24:58
(ジェイコブ)交換は早いね。でも彼は創造性が桁違い。いろんなフェース向きで、20度もハンドルを傾けるようなショットを打ったと思えば、次は“月まで飛ばす”みたいにどれだけ高く上げられるかを試す。だからTグラインドは彼に完璧。試作品のストレステストにも最高なんだ。

ここまでくるとサハが誰なのかはっきり分かりますね、ティーグラですね、ジュニア時代左右の手を逆にしてショットしていたくらいなので、いろいろなショットを打つんでしょうね。

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PING エピソード 86: リアルスピンのs259 Wedges

PINGエピソード86:S259がアップロードされました。今回はシェーン・ベーコンとマーティ・ジェーソンがシニア デザイン エンジニアのジェイコブ・クラークとS259 WEDGEについて語ります。

G440K振りやすさの秘密シリーズから戻ってきました。G440Kの話題は大きいですが、産雇発売のモデルはまだ発売されている現役モデルで、G440KはG440シリーズの技術をベースに開発されています。S259はフルモデルチェンジですので、しっかり説明しないといけません。

12:22
摩擦はそれをウェッジでやってくれる。ライの読み方が完璧じゃない一般のゴルファーでも、フェアウェイや薄いラフ、朝露で濡れたボールでも、同じような打ち方で“同じ窓(window)”から出てくることを信じられる。
12:47
上級者がよく言う「自分の窓から出てくる」。あれはトラックマンの数値を見る前に、まず“目が期待する弾道”かどうかをチェックしている。エリートのフィッティングにおいて、そこはとても大きい要素なんだ。

13:04
(シェーン)「打ち出し角=着地角」って考え方は、一般のゴルファーにもすごく役立つね。
13:11
ジェイコブ、例えば少し硬めのコンディションで、バンカー越えでグリーンが15フィートくらい残っている状況。ツアープレーヤーがロブショットを打つとしたら、打ち出し角と着地角はだいたいどんな範囲になる?

13:29
(ジェイコブ)基本的に、グリーン周りの打ち出しには大きく3つくらいの“窓”がある。もちろん状況で細かい違いはあるけどね。
13:46
いちばん高く上げるショートサイドのバンカー越えは、だいたい40度台前半。
13:51
いわゆる標準的なショットは30度前後が多い。少し抑えた弾道で、スピンが効いて「1、2回跳ねて止まる」感じ。
14:03
それより中間の弾道でもスピンは作れる。状況に応じて止まり方が変わる。例として、僕はノースカロライナに住んでいて、バミューダ芝が多い。夏の順目で硬いバミューダグリーンに、浅い着地角で入れてしまうと、どれだけスピンがあっても関係なく、順目に弾んで一気に抜けて15フィートオーバーしてしまう。
14:42
だから「打ち出し角(=着地角)+高スピン」の組み合わせで止めないといけない。ピンがグリーン上に2〜4歩しか入っていないような時は、スピンより“高さ”で止める必要が増える。自分のコンディションを理解して、止め方を選べるようになるのは確実に有利だよ。

15:17
(マーティ)話を遮っちゃったけど、グラインドの説明の続きをお願い。

15:24
(ジェイコブ)もちろん。Eグラインドの話はしたね。
15:31
S159で新しく導入したのがHとB。Hは、うちのWRXのハーフムーングラインドに着想を得たもので、ヒールとトゥに逃がしがあって、フェース角度の自由度が高い。リーディングエッジは低く座る。でもソール中央はSに近い。スクエアで打つ時の接地感はSに近いけど、フェースを開くとHのほうがSより低く座る。

Hグラインドはフェースを開いて使うクラブです。HはSからの派生でフルショットではSグラインドだが、本当のグリーン周りのショットでフェースを開いて使いたい人にはぴったりです。

16:03
Bは、よりワイドでフラットなソール。硬いコースで特に機能する。スクエアで構えた時のリーディングエッジがすごく低いからね。フェースをあまり操作せず、スクエア主体で打つ人、硬い芝の人に合う。

Bグラインドはハーフムーンでフラットソールですが、ワイドソールですので、大きくオープンにするとリーディングエッジが浮きます。基本的にはフェースの操作をせず人が合うソールです。後で説明するWグラインドではバンスが効きすぎる人に会うと思います。

16:28
僕らがグラインドでやりたいのは、要するにフェース上の“縦の打点位置”をコントロールすること。理想は3本目〜4本目の溝あたりで、そこが高さとスピンのバランスがいい。
16:39
Bは、薄く当たりがちな人や、グリーン周りで高さが出しにくい人にも合いやすい。
16:45
(マーティ)BはバウンスのB?リーディングエッジがより低く座るように角度を取ってるってこと?
16:51
(ジェイコブ)そう。スクエアで打つ時にいちばん低く座る。ツアーでも条件次第で使う人が多いし、LPGAの選手はスクエア寄りで打つことが多いから、よく合う。そもそも僕らみたいに“困った場所”にはあまり外さないけどね(笑)。

店長のボールをヒットする高さは1~2本目あたりにボールが当たるようにバンスを選んでいます。リーディングエッジをボールの下に入れるではなく、リーディングエッジをボールの下部にしっかり当たるようにしていますので、バンスが多めを好みます。SグラインドもHグラインドも使えるんですがBグラインドはリーディングエッジがボールの下に入って行ってしまうので、出玉のフィーリングが合いませんが、多くの人はBグラインドを好むと思います。

17:16
次にW。うちでいちばんワイドなソールで、フルソール。これはサンドウェッジで使うやつだよね?
17:21
(マーティ)そうそう。
17:28
(ジェイコブ)それと今回、セットに50と52のWも追加した。G系アイアンみたいにソールがやや広めのアイアンを使っている人は、流れが作りやすい。CGも少し低めで、弾道も少し違う。柔らかいコンディションにも強い。フルショットが中心の人、柔らかめのコースでよく使う人には、打点が安定して距離が読みやすくなるからフィットしやすい。
18:05
(マーティ)それ、僕のバッグに入れるよ。あとバンカーでも好きって言ってたよね。
18:16
(マーティ)ジェイコブに気づかされたんだけど、長いバンカーショットや、粉っぽくて柔らかい砂だと、ロブウェッジじゃいくら強く振っても届かない時がある。30ヤードなんて絶対出ない。
18:38
(ジェイコブ)まさに。フェースを開けばロフトは足せるけど、「ソールの幅」は足せない。柔らかい砂では幅があると、弾道が予測しやすくなるし、ボールスピードもコントロールしやすい。低バウンス系だと、その手の砂で不安定になりやすい。セット全体で役割分担して、状況に合わせて“差し込める”のが大事だよ。

Wグラインドの50度と52度の追加については、店長も先にブログでI240,I540、G440からの流れがよくなったと書いております。各モデルUWが存在していますが、同じロフトでもS259のネックは長く作られていますのでギア効果によりスピン量が多くなります。新しいサンドブラスト処置でスピン量も増えていますので、セットのUWに比べて飛距離が少なくなるのでそれを注意してください。砂が少ないバンカーでは、不向きですので、Bグラインドと使い分けがいいと思います。

19:27
残るのはTグラインドだね。
19:35
TはThin(薄い)のTが元の呼び名。Thin Tourとか、いろいろ言い方はあるけど。
19:48
ツアーではたぶんいちばん人気。S159のTを使っていた選手がどんな“削り”をしていたか、どんな改造をしていたか、そこから学んだ。
20:06
さらに過去10年くらいのウェッジを振り返って、選手が手放しにくかったロブウェッジはどれか、でいちばん思い当たるのがGlide 2.0のT。サハル(※原文のまま)も長く使っていたし、ビクターやハリスもいろいろ試していた。そこから「何が良かったのか」「地面への当たり方はどうか」を拾い上げた。

20:30
Tはうちでいちばん攻めた形。S159Tよりソールをかなり絞ったし、ヒールとトゥの逃がしも極端に入っている。
20:42
ヒール側の逃がしは、Eグラインドのように鋭く落ちる感じに近い。フェースを開いて操作しても、リーディングエッジが地面のすぐ上に“ピタッ”と来る。選手はそこに強い安心感を持つ。ツアーでかなり活躍すると思うよ。

S159のTグラインドはバンスが効いて飛ぶことがあったんですが、S259はスッと抜けてくれます。グリーン周りでのショートロブは勇気がいりますがぜひ試してください。

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尻餅現象の解消、更に振りやすさへ

昨日の投稿
高慣性モーメントクラブは振りにくいを覆したG440Kドライバー!
では、ヘッドの“尻餅現象”は単に後方ウェイトが重くなったことが原因ではない、という考察を述べました。

Googleで「ドライバー 尻餅現象 クラブヘッド 要因」と検索すると、AIは概ね次のように回答します。

・大型ヘッド
・高慣性モーメント設計
・重心が深い
・重心距離が長い
・ロングシャフト
・ヘッド重量が重い

つまり、「深重心・大型化・高MOI」が原因でヘッドが垂れやすい、という説明です。

しかし興味深いのは、“横方向の慣性モーメントが過大であることが直接の原因”とは明確に書かれていないことです。

どの解釈を選ぶかは読者の自由です。
ただ、もし通説が完全に正しいのであれば――

G440K DRIVERはこの世に存在してはいけないクラブ
という結論になります。

なぜなら、あれは極めて高い慣性モーメントを持ちながら「振りやすい」と評価されているからです。

数学で言えば、かつて理解されなかった“虚数”のような存在かもしれません。 “尻餅現象の解消、更に振りやすさへ” の続きを読む

みんなのゴルフダイジェストさんの試打レポートは秀逸

みんなのゴルフダイジェストさんの「ピン G440 Kはなぜ、さらにブレずに飛ぶのか?G430 MAX 10Kの後継モデルに加わった特筆性能」というレポートは、非常に興味深い内容です。

何が面白いのか。

それは、単なるスペック解説ではなく、具体的な試打データを提示している点にあります。

“みんなのゴルフダイジェストさんの試打レポートは秀逸” の続きを読む

グラインド別解説 USサイトから

本日はグラインド別の解説を説明いたします。

S259では、単にグラインド数を増やしたのではなく、
「どう使う人のためのソールか」が非常に明確になりました。
ここではUSサイトの説明に、店長の実感を加えながら整理していきます。

s259 wedge B grind illustration

Bグラインド
浅いアタックアングルとスクエアなセットアップ向けに設計されたBグラインドは、低バウンスプロファイルで芝にしっかりとフィットします。幅広ソールは、硬いコンディションでも寛容性を提供し、フルショットからフィネスショットまで幅広く対応します。58°と60°の2タイプをご用意しています。

(店)ローバンスながらワイドソールという点が、このグラインドの肝です。
フェースを開かずに使えば、ローバンスらしくクリーンに。
少し開けば、ボールと芝の間にヘッドを入れつつ、フェース面でしっかりスピンをかけられます。
さらに大きく開けば、ワイドソールが効いてバンカーでも頼れる存在になります。
「ローバンス=難しい」ではないことを体感できるグラインドです。

 

s259 wedge H grind illustration

Hグラインド
PING WrxのハーフムーングラインドにインスパイアされたHグラインドは、ソフトコンディションでの汎用性を高めます。様々なフェースポジションとグリップポジションに対応し、優れたコントロール性と芝との接触により、より急なスイングにも対応します。54°、56°、58°、60°の4種類のロフト角をご用意しています。
(店)ソール幅はSグラインドとほぼ同等ですが、バウンスはやや控えめ。
フルショットだけでなく、
スリークオータ、ハーフでフェースを開閉して距離感を作る人に最適です。
ロフトが54度スタートなのも納得で、
ムーンソール形状がグリーン周りの多彩なショットを強力にサポートします。

s259 wedge S grind illustration

Sグラインド
Sグラインドは、幅広いプレーヤーとコンディションに対応します。ミッドバウンス設計がスクエアショットやフルショットをサポートし、ヒールエッジとトレイルエッジのリリーフがグリーンサイドでの創造性を高めます。46°、48°、50°、52°、54°、56°、58°、60°のラインナップ。
(店)

ジーン・サラゼンがウェッジを考案した理由は、
「リリーフ=救援」を求めたから。
そう考えると、救援能力の低いウェッジは、もはやウェッジと言えるのか……
という禅問答にすらなります。

結論としては、
迷ったらこのソール
最近のコースは多彩なショットを要求しますが、
実際に“特殊なショット”を使う場面は1ラウンドに1〜2回あるかどうか。
ウェッジの基本は、今も昔もこのSグラインドにあります。

  • s259 wedge W grind illustration

    Wグラインド
    芝上で最大限の寛容性を発揮します。シャフトのリーンが大きくなる可能性のある、アタックアングルのきついプレーヤーや、スペシャリティウェッジの見た目を好みながらも、スコアメイクにはもう少し寛容性を求めるプレーヤーに最適です。50°、52°、54°、56°、58°、60°の4種類のロフト角をご用意しています。
    (店)

    Wグラインドが50度から展開されたのは非常に重要なポイントです。
    実際、多くのゴルファーはボールをやや右に置いて打っています。
    そのとき、ワイドソールが地面に刺さるのを防いでくれる

    ホールに近づくほどプレッシャーがかかるのがゴルフ。
    その場面で、この寛容性は確実にスコアを助けてくれます。

    i240、i540、G440、G730ユーザーが
    PW・UW以降を専用ウェッジでつなぐ場合
    最大ロフト側との接続役として非常におすすめです。

  • s259 wedge E grind illustration

    Eグラインド
    Eye2スタイルのミッドソールディッシングにより、グリーン周りのタイトな刈り込みエリアでも、よりソフトでコントロールされたショットを実現します。バックエッジのワイドバウンスにより、バンカーでも安定したパフォーマンスを発揮し、自信を高めます。58°と60°の2タイプをご用意。

(店)54度・56度がなくなったことで、
Eグラインドは完全にスペシャルウェッジの立ち位置になりました。
グリーン周り専用として、
明確な役割を持たせたい人向けの選択肢です。

  • s259 wedge T grind illustration

    Tグラインド
    実効バウンス角は6°と最も低く、最も汎用性の高いオプションです。トレイルエッジの傾斜が急なため、オープンフェースショットがより容易でコントロールしやすいのが特徴です。タイトなライやミディアムからハードなコンディションでも抜群のパフォーマンスを発揮します。58°、60°、62°の3タイプをご用意しています。

    (店)

    今回、最も印象が変わったのがこのTグラインドです。
    店長のウェッジワークは、
    ボールをフェースに“乗せる”のではなく、
    リーディングエッジをボール下部に当てるイメージ。

    従来は、バウンスが少ないと
    リーディングエッジが芝に入りすぎて、
    スピンが入ったり入らなかったりする不安定さがありました。

    しかし、
    新しいサンドブラストフェースがその弱点を補ってくれる
    結果として、低バウンスでもスピンが安定する。
    Tグラインドは、まさにこの進化を象徴する存在だと思います。

    まとめ

    グラインドは「難易度」ではなく、
    自分の入射角と距離の作り方に合っているかどうか
    S259は、その答えを非常に分かりやすく提示してくれています。

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