店長は、SCOTTSDALE TECのいちばん面白いところはここだと思っています。
長いラインやドットは、ただ
「ここを見てください」
と場所を示しているだけではありません。
実際には、
どこに視線を置くか
だけでなく、
いつまでそこに意識を置いていられるか
まで決めてしまうからです。
これは、男子トイレの小便器に目印が付いているのと少し似ています。
あれは単なる飾りではありません。
目印があることで、人は自然とそこに意識が集まり、結果として狙いが定まりやすくなります。
つまり目印には、
見る場所を与えるだけでなく、動きを整える働き
まであるわけです。
SCOTTSDALE TECのドットや長いラインも、それに近いものがあります。

ドットがあることで視線の止まりどころができる。
長いラインがあることで、そこへ向かう視線の流れができる。
その結果、目が泳ぎにくくなり、打つ前の時間が静かに整っていく。
店長は、これがただのアライメントとの違いだと思っています。
そして、この状態は、ただじっと凝視するというのとも少し違います。
むしろ、視線は定まっているのに力みがなく、意識も散っていない。
たとえるなら、半眼に少し近い感覚なのかもしれません。
半眼というのは、強くにらみつけることではなく、視線を静かに置いたまま、心まで落ち着いているような状態です。
クワイエット・アイも、それに少し似ていて、
見ているけれど追っていない
定まっているけれど力んでいない
というところに意味があるように思います。
だからSCOTTSDALE TECの長いラインやドットは、単に方向を示す印ではなく、
視線を静かに収め、打つ前の時間を落ち着かせるための装置
と見ることができます。
ドットは、視線を止める点。
長いラインは、そこへ意識を導くレール。
そしてその両方がそろうことで、プレーヤーは最後のひと迷いを減らし、決めたストロークに入りやすくなる。
つまりPINGは、
方向を直接教え込むのではなく、方向性が出やすい心と視線の状態を、ヘッド形状で作ろうとしている
のではないでしょうか。
トニー・フィナウも使い始めました。
これでSCOTTSDALE TECに一区切りつけようと思っていましたが、
こんな動画がアップロードされました。深堀は続きそうです。
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