初めてスタンドバッグを製造したメーカーは、Sun Mountain Sportsです。1981年のことでした。
スタンド式キャリーバッグを本格的に世に広めたのは、
👉 1991年発売のPING「Hoofer」 です。
■ なぜ世に広まったのでしょうか?(業界史的ポイント)
-
それ以前にも脚付きバッグ自体は存在しましたが、
軽量・快適・実用性を高次元で両立した完成形として市場に定着させたのがHooferでした。特徴は - 両肩ストラップ(当時は画期的)
- 自動開脚スタンド
- 機構軽量構造
結果
→ 「歩くゴルフ=スタンドバッグ」という文化を一般化させたモデルと評価されています。
実際の真偽は確認できていませんが、木場本先生はアメリカコーチ留学時代にカーステンに学生向けに上記機能を備えたバッグ開発をカーステン・ソルハイムへ提案したと語っています。
その謝礼としてパターが贈られた、というエピソードもあるそうです。
もしこれが事実であれば、
スタンドバッグ普及の背景に日本人の提言が関わっていた可能性もあることになります。
(※現時点では裏付け未確認のため参考談)
ピンゴルフジャパンのあの伝説のフィッターに聞けばわかるかもしれません。
こうして「スタンドバッグといえばPING」という地位が築かれ、
その思想は現在まで歴代Hooferシリーズに受け継がれています。
■ 最上位モデル「HOOFER TOUR」
シリーズ最上位モデルである**合皮素材仕様の「HOOFER TOUR」**は、
グローバル展開モデルとして日本でも販売されています。

- 米国価格:$385
- 布モデル:$290
ところが日本では
👉 税抜38,000円
通常Hooferが税抜43,000円前後であることを考えると、
上位素材モデルが下位価格帯という極めて珍しい価格設定です。
(背景として、ピンゴルフジャパンの企画関与説もありますが公式確認はありません)
このバッグは歩きのラウンドに必要な機能を備えたFOOFERを上回る機能を有します。通常のHOOFERは日本での価格は税抜き43000円ですので、その異常さがわかるというものです。
機能の比較は
HOOFER TOUR vs HOOFER 比較表
| 項目 | HOOFER TOUR | HOOFER |
|---|---|---|
| 口枠 | 5-Way | 5-Way |
| 重量 | 約2.81 kg | 約2.49 kgs |
| ポケット数 | 10 | 16 |
| 収納容量 | 18L | 22L |
| 素材 | 合成レザー | 300Dポリエステル |
| ブランド | ツアーインスパイア | 標準ロゴ |
| 距離計ポケット | マグネット式 | マグネット式 |
| ボトルポケット | マグネット×2 | あり |
| ストラップ | コンバーチブル | パッド付コンバーチブル |
| シングル化機構 | ― | バックパック(Back Puck)機構 |
| アパレルポケット | フルレングス | フルレングス+内部収納 |
| ボールポケット | 着脱式パネル | 着脱式パネル |
| レッグ構造 | カート使用保護ガード | 担ぎ時開脚補助ガード |
| 取り扱い性 | ― | 人間工学トップ形状 |
| クラブ抜き差し | ボトム形状改良 | ボトム形状改良 |
| カート固定 | ストラップチャンネル | ストラップチャンネル |
| レインフード収納 | ― | 専用ジッパーポケット |
| 小物機能 | キークリップ / グローブパッチ | 貴重品ポケット×2(1つベロア)/ グローブパッチ |
HOOFER TOURは担ぎラウンド機能を十分備えつつ、カート使用も想定した設計です。
つまり
「歩き主体+カート対応」
を両立した“ハイブリッド型スタンドバッグ”と言えます。
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