― PING Proving Grounds Ep.81(Marty Jertson/Shane Bacon 対談より)
最近中弱パターの可能性に目覚めてきた店長ですが、エピソード81では「オルタナティブ系パッティング(代替スタイル)」を掘り下げます。という事で聞き耳を立ててみました。
話は、ジェイソンがオルタナ系というところから始まります。
学生時代にPGAプロになったのケビンスタドラ―(クレイグスタドラ―の息子)の影響を受けて、ロングパターを使い始め、アンカリング禁止で調子がおかしくなったという話も披露しています。
びっくりしたのは、創業者カーステンもロングパターを使っていたというところ、頭の中ではきっと、ずっと普通のアンサーを使っていたのかと思っていました。
注目したいところが、4フィート12フィートの入れたい距離のフェースの抜きの再現性に苦労しているなら、アーム/リストロック、ミッド、カウンターバランスは良い出発点。
と言っている部分ですね。今では昔と違ってジュニアでもミッドレングス/クロウ/クロスハンド/マレットだらけという事なので、悩んだらオルタナという事ではなく、最初から選択することも十分にあると思います。


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🗣 店長のひとこと
文字起しして、機械翻訳した文は以下となります。
0:00
(ジングル)
Shane:みなさんこんにちは、PING Proving Groundsポッドキャストへようこそ。シェーン・ベーコンです。いつもの相棒マーティ・ジャートソンと一緒にお届けします。
今日はちょっとデリケートなテーマ、でもゴルフではほぼ毎ホールやること——そう、パッティングの話です。ドライバーは毎ホール打たないし、アイアンも理屈の上では毎回じゃない。でもチップインかホールアウトしない限り、パットは必ずする。
50〜70年前はグリーン上で使える道具の選択肢は無限ではありませんでしたが、2025年の今は違う。そこで「オルタナティブ系パッティング(代替スタイル)」を掘り下げます。
マーティ、君はオルタナ系だよね? ロング? アームロック?
0:56
Marty:なんでもやってきたよ(笑)。大学卒業後すぐロングパターに替えた。別に“ショートのビビり”——まあイップスって呼ぼうか——それが理由じゃない。コロラドでケビン・スタドラーとよく回ってて、彼が簡単そうにサッと入れるのを見て、「俺もやってみよう」って。練習も新しいスキルを覚えるのもすごく楽しかった。
その後しばらくロングで自己ベストのゴルフも出たけど、アンカリング規制が来てしばらくパットが悪くなった。それでアームロックを試し、今はリストロック(アームロックの軽い版)。オルタナ手法はいろいろ試すタイプだね。
シェーンは?
1:57
Shane:長さはあまりいじらないけどカウンターバランスは試した。数か月前、試合がよくなくて別タイプのパターをPINGチームに泣きついたメールも(笑)。ショート外しじゃなくて、10〜12フィートが全然入らない。多分メンタル寄り。
僕はマレット派で、ANSER(ブレード)⇄マレットを行き来するのが合ってる。あと**“見た目を変えるために定期的にスイッチ”するのが効くタイプ。違う見た目を見た後に“本命”へ戻るとまた生き返る**感じ。
2:56
Marty:この点は良い研究がある。ASUのスポーツ心理学者Joan VickersがASUゴルフ部らと行った研究で、イップスの研究も多数。ある研究で、「パターをスイッチすると、パッティング成績に急性(短期)効果が出る」ことが示唆された。
僕らもStack Puttingで観察データを大量に取った。18ホール相当を細かく記録する“ゲーミフィケーション”的な練習で、パターを切り替えると1ラウンドあたり約+0.5ストローク・ゲイン。しかも初回の1ラウンドだけじゃなく、最初の5ラウンドで約+0.5、6〜10ラウンド目で約+0.6まで上がった。
だから**「最近パターが冷えてきた」なら、データ的にも“替える許可”を自分に出していい**と思う。
4:12
Shane:でも歴代の大名手、例えばベン・クレンショーやタイガー、今だとジョーダン・スピースやヴィクトル(ホブラン)は同じ一本を長く使い続けるよね。調子落ちても替えない自信がすごい。
4:59
Marty:パッティングは例外だらけだから“タイガーがこうだから——”とは結論づけられない。
一方でリー・ウェストウッドはその逆。金色パター保管庫に彼の優勝パターが山ほどあって、気まぐれに替えてまた勝つタイプ。ミゲル・ヒメネスも同様。
ただ、クレンショーやフィル・ミケルソンみたいにシャフト軸まわりに大きくトルクをかけるタイプは、そのフィーリングを愛して同じ一本でいけることも多い。
6:15 以降:オルタナ系の種類とフィッティング
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従来型(35インチ前後/オーバーラップorクロスハンド等)
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アームロック(人気)
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カウンターバランス/ミッドレングス(違いは後述)
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ロングパター(“ブルームスティック”)
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マーティは今リストロック(軽量アームロック系)
7:00
Shane:PINGのフィッティングでは全部の選択肢を試せる?
Marty:もちろん。創業者カーステンもロングパターを使ってたし、PINGのDNA。今はPLD Osloのロングやカウンターバランスも投入。
ロングは長さの適合が超重要。身長に加え肘から床(Elbow-to-Floor)、リード腕の張り出し角度、前傾量などから最適長さを算出する新アルゴリズムをPing C-Pilotに実装。バーチャル・フィッティングでも案内可能。
10:04
Shane:ツアーの流行は一般にも波及する?
Marty:する。直近データではPGAツアーのロング使用率がシニア(Champions)より高いという驚きの数字も出た。ジュニアでもミッドレングス/クロウ/クロスハンド/マレットだらけ。サイドサドルはまだニッチ。
11:54:カウンターバランス vs ミッドレングス
Marty:
-
カウンターバランスはグリップ下に+50gなどを加え重心を手元側へ。ただ総重量が増えて**距離感(ラグ)**が悪化しやすい。
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ミッドレングスはシャフトと長尺グリップの質量で自然にややカウンターバランスになり、重くなりすぎずにスピードコントロールも保ちやすい。
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例:ヴィクトルはミッドレングスだが追加50gは入れていない。長いパットでは握り位置を上げてパワーも補える。
15:18:アームロックは誰に向く?
Marty:
-
手首の面内運動(最大のパワー源)を抑え、肩・腹筋のロッキングでストロークさせる=脳の配線を組み替えるのに有効。
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短い距離のフェース向きの再現性を高めやすい反面、ロングパットの距離感が難しくなることも。
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クーチャーは25〜30フィートになるとロックを外してミッドレングス風に打つ。長い距離は“解錠”するのがコツ。
18:01:一般ゴルファーは何をどう選ぶ?
Marty:
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**4〜12フィートの“入れ頃”**をもっと入れたい、フェース向きの再現性に苦労しているなら、アーム/リストロック、ミッド、カウンターバランスは良い出発点。
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要はロフト最適化が鍵。ダイナミックロフト/シャフトリーンはiPINGやQuintic/Blast、スローモ動画でも推定可能。バーチャル・フィッティングでも測れる。
21:02:トルク系パターの流行について
Marty:
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「自分がどれだけシャフト軸回りの抵抗(トルク感)を欲するか」への適合。オフセットやCG配置で引っ張る安定性を作るのがPING流。
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カーステンのAnswerが広まったのは、プラマーズネックでCGを“引っ張り側”に置けたから。
24:00 以降:フィッティング案内と“見た目”の大切さ
Marty & Shane:
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PLD Oslo LongやOslo Counterbalanceなど新作あり。ping.com→Fittingでバーチャル予約、Find a FitterでiPING対応拠点も検索可能。
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**「見た目が好き」**は自信に効く。サイトライン/ドットの好みも研究中(目線研究)。
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練習は4〜12フィートに時間投資を。ルーク・ドナルドが世界1位の頃もここが強烈に上手かった。
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結論:“怖がらず”オルタナを試そう。ロング/アームロック/カウンターバランス……スイッチする許可を自分に。
