において、ヒップのポジションについてお伝えしましたが補足いたします。
多くの人が、前傾角度を保ってバックスイングすると、ヒップ（骨盤）の動きははこのように動くとイメージすると思います。
後方から見ると前傾した角度及び向きが変わらずに、その角度を保って、ヒップは回転するイメージです。確かに理想はそうではあります。
しかし、人間の骨格を考えるとそうなるのでしょうか？
機械工学では機力という学問があり、機械装置の動きをお勉強いたします。人間がゴルフをするという機械装置では、足の長さが大きく変わりませんので、実際の動きは
このバケツのような動きが入ります。図に書くと下図のようになります。
こうなります。バケツの口が斜め後方を向くように動くんですね。
バックスイングでは、実はこのようが大事で、グリップ位置が肩の中心から外れ、パワーパッケージを正しく作れない人は、最初の図のようにヒップをターンしたために、グリップが両肩の中心から外れ、正しいパワーパッケージを形成できないという症状を引き起こします。
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