PING MAN

新製品開発では、実現しようとする技術が正しく機能するかを評価するテストが大事です。

そのテスト内容は実際の環境に近い方がいいということは簡単に想像できます。

とはいっても、人間がずっとテストするわけにいきませんし、ましてやいつも同じショットができる若ではありませんので、開発の初期にはGOLF SWING ROBOTを使用して進められます。

YOUTUBEで一番閲覧されているSWING ROBOTの映像は

おそらくこれ。マキロイとスイングロボットの対決です。1千万を超える済生回数を誇ります。

多くのロボットがそうであるように、人間の動きをまねるんですが、完全にまねることはなかなかできません。

そのためテスターや所属プロによるプロトタイプの試打が行われ完成にたどり着きます。ロボットの動きと人間の動きの違いが大きいのであれば、やはり、ゴルフ スイング ロボットでの結果とテスターの結果が大きく完成までに時間がかかります。

そのため、カーステンはなるべく人間の動きになるように自社においてSWING ROBOTのPINGMANを開発しました。

PINGMANに取り入れられた技術の一つは

ショルダーターンです。

マキロイが対決しているSWING ROBOTは上の写真からもわかるように回転軸が一つです。PINGが開発したスイングロボットは


このように、センターの軸とショルダーの2つの軸が存在し、あたかも人が打った時のような動きをします。

ショルダーターンを取り入れる事によって、インパクト付近のクラブの入射角は鋭角となり、インパクトゾーンでは一定の高さをキープします。

また、リストターンも行います。

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硬いのがお好き!

PINGのエピソードで、今はあまり語られないことの中にシャフトの硬さがあります。

今でもそうですが、上級者は硬いシャフト、アベレージは柔らかいシャフトということが一般的なんですが、カーステンはそれに異を唱え初期のPINGのアイアンには硬いシャフトが装着されておりました。

その頃のPINGのシャフトといえば有名なZZ-LITEです。

先端剛性があり、軽量なシャフトです。

カーステンはシャフトが柔らかいとインパクトの衝撃をシャフトが吸収してしまいボールの初速が出ないと考えていたようです。

シャフトの硬さを数値的に表すのに振動数が用いられていますが、それはスイングに対しての振動数だと思います。つまり、グリップを支点にしてクラブヘッドが振動する値ですが

それがインパクトでボールに衝突したヘッドが振動する値となるかというとそうではありません。

インパクトでボールが当たった時にボールを跳ね返すための振動に支点は、グリップからヘッドまでの間のどこかにあるはずです。先端が硬いとその支点はヘッドに近い位置にあり、先端が柔らかいとその支点はヘッドから遠くになるとおもいます。

シャフト自体の柔らかさ以外に、支点からヘッドまでの距離の違いによっても振動数は高くなり、ボールをはじく力が大きくなります。

ZZ-LITEは先端剛性を高めることで、実現していたということです。

昨年末、UST MamiyaさんからATTAS11が発売されましたが、そのコンセプトはまさにこれがあったので、このシャフトはこれまでのUST Mamiyaより売れるぞと思いましたが、その通りになっています。

ZZ-LITEの時代は現在に比べると自由にシャフトデザインができる時代ではなかったので、今、カーステンが生きていたらどのようなシャフトをデザインするのだろうかと思います。

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Greatest Ping irons of all time

店長がいつもチェックしているGOLFWRXさんの記事「Greatest Ping irons of all time」の紹介です。

冒頭ではPINGの成り立ちについて、書かれています。簡単に紹介すると

自宅の車庫の家内工業から始まった今では世界で最も先進的なテクノロジーとデータ主導で生産しています。OEMで生産している多くのメーカーではないことだと言っています。

記事の内容は新たに新テクノロジーを取り入れたアイアンを紹介する形で進められています。

最初に紹介されているアイアンは2000年にリリースされた初めてCTPを取り入れたPing i3 (Blade & O-Size) です。

CTP(カスタム チューニング ポイント)により、Pingはホーゼルとシャフトの上にチップウェイトを使用する必要なく、クラブヘッドのウェイトを正確に制御できるようになりました。

一般的なカスタムクラブビルディングではチップウェイトをホーゼルに埋め込んで調整します。その場合クラブヘッドの重心位置がホーゼルよりに変化しますがPINGはウェイト調整による重心位置の変化に対応しました。

CTPが今日も続けているもう1つのことは、不要な振動を排除してクラブの感触を向上させることです。

次は2003年にリリースされたS59アイアンです。

このアイアンの登場で、優れたプレーヤーのPINGに対する見方を永久に変えました。これまで作成された最も小さく、最も打ち出し角が低く、最も操作性がいいアイアンだと言っています。(BLUE PRINTまで)

こんなことも言っています。

ローハンディキャップのプレーヤーが好きでなかったわけではなく、(PGA、LPGAメンバーにPINGのアイアンを使っている人がいたから)大学の選手からのブレードのような形状の要望が強かった。

Ping ISI – Released 1998

このアイアンが出たとき、店長はここまでしなくてもと思いました。EYE2の路線の行きついた形状です。

Ping Rapture – Released 2006

Raptureのアイアンは、Pingのアイアンと会社の歴史で彼らが何を表しているかによって、このリストでの地位を獲得しています。 Raptureアイロンは、ステンレス鋼ボディ、薄いチタンフェース、およびタングステントウウェイトを組み合わせてマルチマテリアル構造を利用した最初のPingアイアンであり、これまでに最高のMOIアイアンPingを生み出しました。

PINGのアイアンといえば、沢山のテクノロジーを詰めこんでいますが、現在、発売されているアイアンの原型といっていいと思います。このアイアンは本当にいいモデルです。

Ping Eye 2 – Released 1982

たしかベリリウムカッパーのモデルだったと思いますが、CHOICE誌の表紙だったか、どこだったか忘れましたが、最初に見たときに、店長は機能美を感じました。確かに職人が仕上げた軟鉄鍛造のアイアンも素晴らしいのですが、なにか、このアイアンは形状・コンセプトが店長に訴えかけてきたんです、すぐに欲しくなったんですが、当時のベリリウムカッパーのモデルは25万くらいしたと記憶にあります。給料一月分はさすがに手が出ませんでした。

GOLFWRXは、溝をとりあげています。

このアイアンの凄いところは、このクラブを使った選手が勝ってしまったことで、このクラブを使うことが不公平だとして、争いになったことです。このクラブを使って勝利したプロは本当は下手なのに買ったのはクラブのおかげだとし多様な空気がありました。

ざざーッと書きましたが、詳しくはGOLFWRXを見てください。

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うけ狙いの結果・・・・・・がまさかの!3

説明が足りない部分わかりましたでしょうか?

1-Aもそうなんですが、この時代の一般的なパターは左に行きやすい。ということをカーステンはわかっていたのではないかということです。

シャフトの先端の位置と、ボールのインパクトポイントを●で表しています。グリップエンド側を回転の中心として回転させると、矢印で表せられるようにクラブパスは左を差します。真っ直ぐ当てて、真っ直ぐ打とうとしても、回転運動ですのでクラブパスは左を向きます。

フェースの向きを加えました。クラブはスクエアではなく左にフェースははクローズになることが分かります。

確かカーステンはANSERを開発するときに、試作ヘッドに鉛筆をくっつけて、画用紙にストロークの記録したという記事を読んだ記憶があります。(CHOICEだったかな?)ネット上で見つけることができません。

次にANSERです

パターはANSER2

 

1Aと同じように回転せクラブパスを見てみると、ほぼスクエアです。フェースを書き込むと

こうなります。フェースは閉じていく動きです。クランクネックにすると左にひっかけにくくまっすぐ転がるということなんです。

実は、昔のB60なんかは

こんなようにプル角が強いものがあります。

先程の図はこうなります。クラブパスは右へフェースはクローズに動きますのでより左へ行きにくくする効果があるといえます。ただし、シャフトが左から入ってくるのが気になる人は構えた時点でNOとなります。

3A、4Aの失敗からパターに関して様々な角度から考え抜いたパターだったからこそカーステンはANSWERというネーミングにこだわったんですね

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うけ狙いの結果・・・・・・がまさかの!2

さて、「うけ狙いの結果・・・・・・がまさかの!」の続編です。

前回

「ボールのバックスピンを打ち消すことが出来なくなり転がりが悪くなってしまったのでした。」

と書きましたが、そもそもなぜバックスピンがかかるのかということはもう承知の事とは思いますが、念のため書いておきます。

実のところ、パターにもロフトが付いていて、インパクト時のリアルロフトは4度がよろしいといわれています。(こちらにも最適ロフトについて書いています。)

iPINGを使えば簡単に測定できるのでご自身のインパクト時のロフトを知ることは大事です。

インパクトロフト(シャフトで計測します)が1度でしたら、パターは3度のロフトを選択するとリアルロフトが4度になるといった具合です。

パターのロフトに関しては、「最適ロフトは?」にも書いてあるので参考にしてください。

話は戻って、ロフトがあるとなぜバックスピンがかかるのかというと

ボールとフェースの摩擦によってバックスピンがかかる力が発生します。

ギア効果によるオーバースピン要素の合力が

実際のバックスピンorオーバースピンとなります。

で、とにかくオーバースピンをかけるには低重心と浅重心で必要だから、

このように重量を移動し、それを左右に配分する形状のヘッド

が出来上がったということです。

ここまで、読んでまだ説明が足りないと思っている方鋭い!一つ説明が足りておりません。次回に続きます。

うけ狙いの結果・・・・・・がまさかの!3

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うけ狙いの結果・・・・・・がまさかの!

PINGのパターと言えば「ANSER」です。

どのモデルも結局セールスNo.1が「ANSER」となります。

PINGはあまりウケを狙わないメーカーですが、ウケを狙ったこともあったようです。

GE(ゼネラル・エレクトリック)に勤めながら1Aを販売していたカーステンですが、1Aが売れ残っていることから、1Aの長所を踏襲しつつ、人気があったマレットタイプのパターを開発しました。それがこれ

3Aと4A です。

このように、1Aの打球面ではない方のフェースをマレットのヘッドの上の部分に変化させました。

しかし、このパターは満足いくものではありませんでした。

ボールの転がりが悪かったんです。理由は重心位置です。

ウケを狙って1Aの形状を変化させたことが、重心位置を上に後ろにさせてしまいました。

重心位置が上に上がり、また後ろの下がったことで

ボールとクラブの衝突により、クラブが縦方向に回転し、引き起こされてきたギアが

このように小さくなってしまい、ボールのバックスピンを打ち消すことが出来なくなり転がりが悪くなってしまったのでした。

しかし、この失敗が、実は、ANSERの大ヒットにつながったのです。

うけ狙いの結果・・・・・・がまさかの!3

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なお、しばらく、レッスンはお休みとさせていただいております。

すとんと落ちる

先ずは、ダウンスイング中にかかる力はどのようなものがあるのか確かめてみましょう。

図を解説します。タウンスイングのイメージ図です。

まず最初に、ダウンスイング中、常に同じようにかかる力があります。図では青色として表しています。この力は、今日ゴルフを始めた人も、300ヤード飛ばすバッバワトソンも同じです。そうです重力です。常にかかり続けます。

ダウンスイングで長面からみてクラブが垂直になるまでは、リリースされないように、垂直を超えると、クラブがリリースされるようにかかります。

車で急加速すると体がシートに押し付けられますが、加速している間(太い赤の円弧で示す)はリリースしないように力(黒→)が働きます。

加速している間もかかるんですが、リリースが始まる頃に遠心力(オレンジ)は遠心力に抵抗する力はなくなります。よってクラブのリリースが起きるというわけなんですが、本来フリージョイントであるはずの手首に力が入っているとリリースが行われません。サイド(パーキング)ブレーキをした状態でアクセルを踏んでいるんです。

また、スイングをずっと加速させていと思って降りまわすことも、加速によるリリースをしないように働く力がずっと働きますので、正しくリリースされません。ずっと加速した方が速くなるので、そうしたい人が多いのはわかりますが、実はクラブを加速するためにいい方法があるんですね。

 

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三密がない店舗ですが、ご来店にはマスクの着用をお願いしています。スタジヲに入ると消毒用のスプレーが左にありますので、シュッと消毒お願いいたします。また、予約してお越しください。

 

なぜにコック?

ノーコックは飛ばしにくそうだというのはそれとなくそうだというのがわかるとおもいます。

ノーコックの場合回転の中心からの重心位置が遠くとなるため慣性モーメントが大きく回転スピードが上がらないといいますか、回転させるために大きな力が必要となります。しかしながらした場合コック回転の中心からの重心距離が小さくなるため、小さい力で回転させることが可能となるんです。

コックしたままダウンスイングを完了し、リリースを行いボールをヒットするなんです。

そうは思っても、最初はなかなかうまくいきません。なぜかといいますと左手が邪魔しているんです。リーン・ブレイクがリリースの仕組みを解説しています。

ジョイントの先のからざおがすとんと落ちて、フェースターンするんです。

すとんと落ちるためには左手首に力を入れてはいけません。

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こんな風にインパクトを行おうとすると、ノーコックでという話になります。

これについていろいろ反証をしていきたいと思います。

インパクトゾーンでのクラブの動きは

円運動・しかもフェースが開閉する動きになります。スイングの回転の中心が変わらなければ非常に正確な動きになりますが、現在主流にはなっていません。

モーは飛ばなかったし、デシャンボーはパワーを持っています。

ということは飛ばしにくいというスイングなんですね。

続きますよ。

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エネルギー伝達の効率性

今月が誕生日の店長、免許の更新の月ということで、免許の更新に行ってきました。三密を避けるため県の運転免許センターをさけ、比較的近い警察署で講習を受けてきました。

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受講者は私を含め3人、窓とドアも空いていて、喚起が十分すぎる部屋で行われました。

受講中にお客様からの電話、電話をキャンセルして、LINEでかけ直す旨を伝え、講習後、連絡しました。

話の内容は昨日のラウンドでアゲインストで小さめのクラブを持ったにもかかわらずグリーンオーバーだったんですよという内容です。そんなことってあるんですか?ボールがひっかかり飛んでいるのではなく、ピンに向かって飛んでいき、オーバーとのこと。

で店長の答えは

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スイングを見ていると上の図のようにフェースがターゲットに対してオープンハンドダウンでインパクトを迎えてボールがターゲット方向へ飛ばすパターンではインパクトロフトが大きくなりボールの打ち出し角大きくなると同時に、スピン量が多めになるので特にアゲインストでは飛びません。

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だから、このようにフェースを閉じるアクションを加えてボールを飛ばそうとするんです。

しかし、本当に飛ばしたいと思うんならば、インパクトゾーンではスクエアーすることなんです。

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えーっ、開いているのを閉じた方が力が加わって飛ぶんじゃないのって、思っているでしょ?

スイングスピード+クラブのオープンクローズ>スイングスピード

っていう式が成り立つんじゃないの?

確かに成り立ちますよ。

でも、こういう考えもあるんです。

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ボールの一点を押し続けた方がボールがつぶれることは理解できると思います。ボールが大きくつぶれた方がボールの初速が上がる可能性があると思いませんか?要はエネルギー伝達の効率性とでももうしましょうか?

お客様に関してはスイング的にこうなったということなんですね。

スクエアをインパクトで保たれたことで、ボールに対して下への力が大きく(圧力が大きい)働いた。こういうインパクトを可能にするには、ハンドファーストが必須ですのでより打ち出し角が小さくなった。風は地表近くと10メーター上空では風のスピードが上空の方が速いのでボールのフライトが風の弱い空間をフライトする時間が増えた。風の強い層に入った時には、バックスピンが空気抵抗によりある程度ほどけた状態で突入したので距離が落ちなかったという考察をさせてもらいました。

クラブに話が変わりますが、PINGは昔から慣性モーメントにこだわってきたメーカー。

慣性モーメントが大きいとクラブヘッドの姿勢の変化が少ないので上の状態となる可能性が大きいんですね。

店長がiBladeとBluePrintをうち比べた場合、BluePrintの方が飛ぶのはトウとネックのタングステンウェイトが慣性モーメントを高めているからなんだろうなぁなんて理解しています。

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