こんな記事をみつけました。
ドライバーの安易な長尺化を警告する記事です。
記事は、ARCCOSのデータを元にしておりますので、近年の長尺化が、ダイレクトに結びついていないと考えられるのは当然でしょう。
この記事は、長くなれば、振り切ることは難しくなり、そのためクラブヘッドは返らず、ボールの初速は、かえって上がらないというように主張しています。確かにその通りで長くなれば振り切ることは難しくなります。振り切るには技術が必要で、アマチュアの技術が向上していなければそれは正しいことです。
しかし、データは2019年からで、ピンの場合、ドライバーの標準長は変わっていません。他社も同様なのではないと思いますので、長尺化したという事実があったのか？それ自体を証明するデータがあるのか？ARCCOSには、ドライバーの長さの項目がなかったはずですので、最近になって、長くなったという証明はできません。
もう一つ言わせていただければ、2019年までは飛距離は伸びていたのか?これもわかりません。
また、この期間中は寛容性を高くするために慣性モーメントを大きくしたモデルが発表され、飛距離よりも重視されたためかもしれません。
次回に続きます。
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