US PINGでもi540アイアンが発表され、動画が多く配信されてきました。
全体を見ていくと、海外動画の論点はおおむね3つに集約されます。
1つ目は、i530と比べてどう進化したのか。
2つ目は、Blueprint S や P790 とどう住み分けるのか。
3つ目は、“プレーヤーズディスタンスなのにやさしい”という評価が本当なのか。
この3本柱です。 “海外は結果、日本は打感。i540動画が映す市場の違い” の続きを読む

Play your best.
US PINGでもi540アイアンが発表され、動画が多く配信されてきました。
全体を見ていくと、海外動画の論点はおおむね3つに集約されます。
1つ目は、i530と比べてどう進化したのか。
2つ目は、Blueprint S や P790 とどう住み分けるのか。
3つ目は、“プレーヤーズディスタンスなのにやさしい”という評価が本当なのか。
この3本柱です。 “海外は結果、日本は打感。i540動画が映す市場の違い” の続きを読む
インサートについては、ヘッドがアルミで軽いため、MOIを大きく増やす役割よりも、打感と打音が主な役割だと説明される。採用されているのは一体成型のPEBAXインサートで、硬さは40デュロメーター。硬すぎず柔らかすぎず、音とボールスピードの印象が一致する点が高く評価されている。また黒いインサートカラーは、白いヘッドに対してボールを縁取るように見せる役割も持っている。
PEBAXは、高反発で、しなやかさもある高性能樹脂です。
正式には PEBA(Polyether Block Amide) 系の材料で、PEBAXはその代表的な商標名として知られています。
パターの文脈で言うと、PEBAXの特徴はこのあたりです。
つまり、単に柔らかいゴムではなく、
「柔らかく感じさせながら、エネルギーの返りも作りやすい素材」
というのがポイントです。インサートの長所は打感が柔らかいというものですが、ミーリングも含めて柔らかくするものは、ボールの弾きが少なくなるので、ロングパットでの距離感が失われますが、PEBAXはそれがありません。
次に話題は、今回の大きな特徴である白いヘッドに移る。
この白には歴史があり、ジョン・A・ソルハイムは以前から「白いパター」の話をしており、その父カーステンも1970年代初頭に白いパターを作っていたという。今回は単に白く塗るのではなく、太陽光の下で反射しすぎず、美しく見える白、そしてそれに映える適切な艶の黒を追求して仕上げた。さらにホーゼル、シャフト、グリップ、ソールプレート、インサートまで含めて、全体として美しく、売り場でしっかり目立つように設計したと語られている。
白いパターには狙いもある。
それは構えたときにエイムしやすくすることだ。PINGではZen Green StageやQuintic、iPINGなどを使ってエイムや構えの再現性を検証しており、白だけでなく、サイトラインや形状の違いが、プレーヤーの構え方やラインの出しやすさにどう影響するかを研究している。色、ライン、形状によって、人がどのように構え、どう反応するかを、今まさに学んでいる段階だと説明されている。
そしてSCOTTSDALE TEC最大の特徴として語られるのが、トップライン上の小さなドットである。
これはPINGがIQテクノロジーと呼んでいる考え方で、フリースロー、アーチェリー、狙撃など、極めて細かなコントロールが必要な競技で、一点に視線を集中させる研究を応用したものだという。PINGは、何も印のないパター、ラインだけのパター、ドットだけのパターを使い、視線追跡ゴーグルでテストを行った。その結果、印がないと視線はあちこちに跳ね、ラインだけだとライン上を動いてしまうが、前方寄りの小さなドットがあると、視線がそこにしっかり集中することが確認できたという。
このドットの狙いは、パットのルーティンの最後に、打つ直前の意識を一点に収めることにある。
フリースローで最後にリングや一点へ集中するのと同じように、パッティングでもルーティンを終えたあと、ストローク開始直前にドットへ集中する。そうすることで、目が落ち着き、神経系も落ち着き、より繊細な運動制御がしやすくなるという考え方だ。出演者の一人は、これを小さな瞑想のような体験だとも表現している。
ボールに引くラインについては、これはプレーヤーごとに異なるとされる。
ラインを使う人もいれば使わない人もいるが、大切なのは最終的にドットへ意識を集中することであり、ボールのラインはあくまで準備段階の一部だと整理されている。
後半ではモデルごとの説明も行われる。
ALLY BLUEは、PING初期の営業担当アル・ドナルドソンのニックネームに由来している。ALLY BLUE ONSETはトゥダウン約5度でストレートアーク向け、KETSCH ONSETは約15度でややアークのある人向け、HAYDENはダブルベンドのフェースバランスでストレートアーク向けと説明される。パター選びでは、自分が右に外しやすいか左に外しやすいか、またフェースローテーションが多いか少ないかを見て、ホーゼルやトゥハングを合わせることが重要だと話されている。
平均的なゴルファーも、自分のパットの傾向までは何となく分かっていることが多い。右ミスが多いのか左ミスが多いのかを数ラウンド記録すれば、それがパターフィッティングに役立つという。パッティングは非常に変動の大きい技術だが、その傾向を把握することが大切だとされている。
最後にトニーは、このラインに非常に期待していると語る。
白という新しさを持ちながら、なおかつとてもPINGらしい製品に仕上がっていること、デザイン哲学を守りながら見た目も性能も打感も高いレベルにできたことに満足しているという。また初期の反応も良く、IQテクノロジーについてもプレーヤーが受け入れ始めているため、白いラインやこの考え方が今後も続いていく可能性があると見ている。
HAYDENの形状は、過去のGNOMEパターから着想を得たものだとも説明される。名前の由来は、ScottsdaleやWaste Management Open会場近くのHayden Roadであり、土地とのつながりを持たせたネーミングになっている。
全体としてこのポッドキャストでは、SCOTTSDALE TECを単なる新しい白いマレットとしてではなく、
マレットの寛容性、ブレード的なフィーリング、視線誘導による集中、そしてエイムの再現性を組み合わせた、新しいパター設計として紹介している。とくにドットによるIQテクノロジーは、視線を静め、動作直前の集中を高めるという意味で、このシリーズの核になっている。
BluePrintT、BluePrintS、i240、i540、G440、G730、Gle3
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SCOTTSDALE TECは、
という構成で進められました。
パターのトレンドはブレードから、マレットパターへ
2025〜2026年のトレンドについては、今はマレット型パターが主流になっていると説明される。ツアーでも一般のゴルファーの間でもマレットが増えており、その理由は寛容性の高さと、サイズ・形状・アライメントの選択肢の多さにあるという。SCOTTSDALE TECはすべてマレットで構成されており、現在市場でも75〜80%ほどがマレットになっているのではないか、と述べている。
昔は、L型、T型、ピン型、マレット型というように、パターヘッドの形状で分類していました。
そして一般的には、L型やT型は難しく、ピン型はやさしい、という見方がありました。 “Episode 90: Scottsdale TEC Putters マレット全盛の時代に現れた、もう一つの答え” の続きを読む
いつものメンバーに加えてパター開発部門のトニー・セラーノを加えてのエピソードトーク。SCOTTSDALE TECの開発はどのように行われたのでしょうか?
いつものように文字お越しの翻訳版をお届けします。 “Episode 90: Scottsdale TEC Putters” の続きを読む
店長は、SCOTTSDALE TECのいちばん面白いところはここだと思っています。
長いラインやドットは、ただ
「ここを見てください」
と場所を示しているだけではありません。
実際には、
どこに視線を置くか
だけでなく、
いつまでそこに意識を置いていられるか
まで決めてしまうからです。
これは、男子トイレの小便器に目印が付いているのと少し似ています。
あれは単なる飾りではありません。
目印があることで、人は自然とそこに意識が集まり、結果として狙いが定まりやすくなります。
つまり目印には、
見る場所を与えるだけでなく、動きを整える働き
まであるわけです。
SCOTTSDALE TECのドットや長いラインも、それに近いものがあります。
クワイエット・アイを、PINGはどう道具に落とし込んだのか
これまで見てきたように、クワイエット・アイ(QE)とは、
動作の直前に、重要な対象へ視線を静かに安定させること
でした。PINGもSCOTTSDALE TECの説明で、QEを「最後に安定した視線」と説明し、視線の揺れが判断や動作のブレにつながるとしています。さらに、PINGはその原因を「打つ前の視線」に見出し、EYE-Qとして製品化したと述べています。
では、どのように道具へ落とし込んだのか。
店長は、大きく分けて3つあると思っています。
ひとつ目は、
視線を集める“点”と“線”を作ったことです。
日本の製品ページでは、SCOTTSDALE TECは
ヘッド形状、カラーリング、ドット、長いサイトラインで、視線の明確な集中ポイントを作ったヘッド構造
だと説明されています。さらに佐久間朱莉プロのコメントでも、
ドットや長い線のおかげで、ヘッドの動きが残像として残りやすく、軌道をイメージしながらストロークしやすい
とされています。

つまりPINGは、
ただ「真っすぐ合わせるための線」を引いたのではなく、
どこに視線を置き、どのように集中させるか
まで考えて、ヘッドの見え方を作っているわけです。 “クワイエット・アイを、PINGはどう道具にしたのか” の続きを読む
おそらく店長が木場本先生と知さんからクワイエット・アイ(QE)という考え方を聞いたのは、2011年のこの論文が発表された後だったと思います。
この論文の中で引用されている最も古い研究は1990年のものでした。
つまり、QEという考え方は最近突然出てきたものではなく、すでにかなり長い蓄積を持ったテーマだということが分かります。
2011年の論文では、QEトレーニングの方法も紹介されています。
教わった内容も、だいたいその考え方に沿ったものです。
大まかに言えば、そのような内容です。 “クワイエット・アイは何を変えるのか(クワイエット・アイをPINGはどう見たのか)” の続きを読む
現在のPINGのシリーズの中でも、もっともコンセプトがユニークなのがこれです。

昨日は富山シティゴルフさんで荒木フィッターの試打会がありましたので、スタジオでのフィッティング後にお邪魔してきました。
そこで改めて感じたのですが、このシリーズが掲げる「視線」というテーマは、なかなか説明が難しいんです。
その感覚はよく分かります。
というのも、これまでのPINGは、重心設計や慣性モーメント、素材、構造といった、いわば“機械的な要素”を強みとして打ち出すことが多かったからです。
ですから、いきなり「視線です」と言われても、それがどのように効果につながるのか、そもそもそんなことがそれほど重要なのか、すぐにはピンとこないのも当然だと思います。 “「視線」がテーマのパターなんて、最初は正直ピンときません――SCOTTSDALE TEC” の続きを読む
練習器具には、左手首をフラットに保つもの、右手首の背屈を意識させるもの、ハンドファーストを覚えさせるものなど、実にいろいろな器具があります。
そして、それらの多くは確かに間違ってはいません。
左手首がフラットであること。
右手首に背屈があること。
インパクトで手元が先行していること。
どれも大切な条件です。
ですが、そうした器具を見ていると、以前からどうしても感じることがあります。
それは、多くの器具が「形」を教えようとしているということです。 “見える形ではなく、見えない原則を覚える” の続きを読む
ラインオフコンプレッションはTGMのメインコンセプトです。
先ずは知さんのyoutubeを見てみましょう。
ブログは「距離を出すための絶対要素」です。
ゴルフィングマシンの英語版は当社から購入出来ます。日本語版は現在交渉中ですが、ネット購入できます。
中学生H君を指導していてよく感じるのは、うまく当たり始めたときほど、かえって飛ばそうとして失敗することです。 “ザゴルフィンマシーンの原理 ラインオブコンプレッション 圧力の方向” の続きを読む