グリーンが整うほど、マレットの強みは結果に表れやすい

ここまで、フェース面の安定、転がり、距離感、タッチという順で、パッティングを分けて考えてきました。
そして実戦になると、もうひとつ見落としてはならないのが、グリーン環境そのものです。

どれだけ良いストロークをしても、グリーン表面が不均一であれば、最後はその不規則さに結果を左右されます。
反対に、グリーンが滑らかで素直であれば、ボールの出だし、転がりの質、強さの差が、そのまま結果に表れやすくなります。USGAも、パッティンググリーンの評価を単なる速度だけでなく、**smoothness(滑らかさ)trueness(素直さ)**まで含めて考える必要を示しています。

現在のグリーン管理では、速さだけを追うのではなく、滑らかさと素直さをどう維持するかが重要になっています。
USGAは、理想的なグリーンを well-paced, smooth and true と表現し、そのような面はプレーヤーの読みとストロークを正当に反映すると述べています。

この条件になると、パターの違いは以前よりはっきり結果に出ます。

グリーンが荒れていると、せっかく良い出球をしても、表面の微妙な乱れに結果を持っていかれやすい。
しかしグリーンが滑らかで素直になるほど、最初の条件の良し悪しがそのまま残りやすくなります。
つまり、実戦のグリーン環境が整うほど、パターの性格がそのままスコアに反映されやすくなるのです。

ここで価値が大きくなるのが、マレットです。

マレットの長所は、これまで述べてきた通り、

  • フェース面が安定しやすい
  • 打点ズレに強い
  • 出球が揃いやすい
  • 大きなミスを減らしやすい

という点にあります。

グリーンが素直であればあるほど、この平均化する力はそのまま武器になります。
表面が滑らかで転がりが安定しているのであれば、毎回の出球を揃えやすいパターの価値は大きい。
その意味で、現在のグリーン環境は、マレットの長所を結果に結びつけやすい条件だと言えます。

その傾向は、今年のマスターズにも表れていました。
Masters.com の最終リーダーボードでは、上位にローリー・マキロイ、スコッティ・シェフラー、ティレル・ハットン、ラッセル・ヘンリー、ジャスティン・ローズらの名前が並びました。

さらに公開されている使用クラブ情報では、マキロイは TaylorMade Spider Tour X、ティレル・ハットンは Ping PLD Oslo、ジャスティン・ローズは Scotty Cameron Phantom 5 Tour Prototype を使用していました。上位陣にマレット系が多かったのは、かなり印象的でした。

もちろん、これは「マレットだから勝った」という単純な話ではありません。
ただ、整ったグリーンの上では、出球を揃えやすい道具の価値が以前より表れやすいという流れを示すには、象徴的な結果だったと思います。

ただし、ここで注意が必要です。
それは、マレットの価値が高まることと、ブレードの価値が消えることは同じではない、という点です。

グリーンが整うほど、平均値の差だけでなく、最高値の差もまた表れやすくなります。
つまり、表面が素直であれば、良い転がり、良いタッチ、良い読みも、そのまま結果に反映されやすい。
この意味で、ブレードのように転がりやタッチを作りやすいパターの価値も、依然として残ります。
むしろ、作ったものがそのまま結果に出る環境だからこそ、その魅力が生きるとも言えます。これは上のグリーン条件からの自然な帰結です。

したがって、整理すればこうなります。

マレットは平均を上げやすい。
ブレードは最高のタッチを生かしやすい。

この違いは、グリーンが整った現在、以前より明瞭になっているように思います。

まとめ

  • グリーンが滑らかで素直になるほど、出球の差が結果に出やすい。
  • そのため、フェース面を安定させやすいマレットの価値は高くなる。
  • 今年のマスターズ上位陣にも、マレット系使用者が目立った。
  • ただし、ブレードの価値が消えたわけではない。
  • マレットは平均を上げやすく、ブレードは最高のタッチを生かしやすい。

次回予告

次回は、この話をさらに進めて、なぜ整ったグリーンほど「余計なことをしない」ことが大切になるのか
そして、そのとき鍵になるクワイエットアイについて考えてみます。

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距離感はタッチの中にある 傾斜のあるグリーンで本当に必要なもの

傾斜のあるグリーンで本当に必要なもの

前回は、転がりについて書きました。

ブレードは良い転がりを作りやすい。
マレットは悪いズレを減らしやすい。
そして、転がりの違いは、そのまま球の見え方や届き方にも関わってくる、という話でした。

その続きとして、今回は距離感とタッチについてです。

パッティングの話になると、「距離感」という言葉はよく出てきます。
たしかにこれは大事です。
平坦な面であれば、

  • 少し短い
  • 少し長い
  • ちょうど良い

という見方で整理しやすいからです。

この意味で距離感とは、
どこまで届くか
の感覚です。

どれだけヘッドを動かしたか。
どれだけの強さで打ったか。
どれだけボールに仕事をさせたか。
その結果、どこまで転がったか。

これは、パッティングの基本になる感覚です。

ですが、実際のグリーンでは、ここで話は終わりません。

本当のグリーンには傾斜があります。
芝目があります。
速さがあります。
そして何より、ボールの転がる強さによってラインそのものが変わります。

強く打てば、傾斜の影響を受ける時間は短くなり、曲がりは小さくなる。
弱く打てば、傾斜の影響を長く受けるので、曲がりは大きくなる。

つまり、実戦のグリーンでは、ラインは最初から一つに決まっているのではありません。
どの強さで打つかによって、選ぶラインが変わるのです。

ここで、距離感だけでは説明しきれない世界に入ってきます。

だから私は、
距離感はタッチの中にある
と考えた方がしっくりきます。

距離感は、あくまで
どこまで届くか
の感覚です。

それに対してタッチは、

  • どの強さで
  • どのラインに
  • どの転がりで
  • どうカップに向かわせるか

まで含んだ、より上位の実戦感覚です。

言い換えれば、

距離感が“長さの感覚”だとすれば、
タッチは“距離感を含みながら、強さと曲がりを統合した感覚”

です。

たとえば同じ右から左のフックラインでも、

  • カップの中で消える強さで打つのか
  • 30センチ先まで届く強さで打つのか
  • 60センチ先まで届く強さで打つのか

で、狙うべきラインは変わります。

つまり、
タッチが変わればラインが変わる。

本当に上手い人のライン読みは、単に傾斜を見ているだけではありません。
自分が出したい強さに対して、どのくらい曲がるのか。
そのタッチに対して、どのラインが必要なのか。
そこまで含めて見ています。

この意味で、実戦のパッティングでは、方向性は必要条件ではあっても、それだけで結果は決まりません。
最後にものを言うのは、タッチです。

ここで、これまでの話がつながってきます。

ブレードは、ヘッド感が濃い。
打ち手の微細な操作が反映されやすい。
転がりの質も作りやすい。

そのため、単に距離を合わせるだけでなく、
強さのニュアンスを表現しやすい
という特徴があります。

少しだけ伸ばす。
少しだけ殺す。
少しだけ乗せる。

そうした微妙な表現が出しやすい。
だからブレードは、
タッチを作りやすいパター
だと言えます。

一方で、マレットは違います。

フェース面が安定しやすい。
出球が揃いやすい。
ミスの幅を小さくしやすい。

そのため、ブレードのように繊細なニュアンスを自分で作りにいく、というより、
毎回のタッチを平均化しやすい
という見方ができます。

ここは単純な優劣ではありません。

  • ブレードは、タッチを表現しやすい
  • マレットは、タッチを揃えやすい

という違いです。

ですから、パター選びを考えるときも、単に

  • 真っすぐ打てるか
  • ミスに強いか
  • 距離感が出るか

だけでは少し足りません。

本当は、

そのパターで、自分はタッチを作りやすいのか、揃えやすいのか

まで見た方がよいと思います。

ここが見えてくると、
ブレードがなぜ支持され続けるのか。
マレットがなぜ多くの人に受け入れられてきたのか。
その理由も少し分かりやすくなります。

平坦な練習グリーンで距離感が合う人でも、傾斜のある本番グリーンでは急に難しくなることがあります。
それは、長さの感覚はあっても、
その強さでどれだけ曲がるか
まで含めたイメージができていないからです。

逆に、タッチのある人は、多少出球がずれても、全体としてボールをカップの近くに集めてきます。
それは、真っすぐ打っているからではなく、
強さとラインを一体で扱っているからです。

パッティングを単なる方向性の話として見ているうちは、この感覚はなかなか見えてきません。
ですが、距離感をタッチの中に置いて考えると、実戦のグリーンで何が大事なのかがかなりはっきりしてきます。

一言でまとめるなら、

距離感はタッチの中にある。

平坦な面であれば距離感として見えるものも、実戦のグリーンではタッチの中に含まれていく。
本当のグリーンでは、“どこまで届くか”だけでなく、“どの強さで、どのラインに、どう転がすか”まで含めて、初めてパッティングになるのです。


まとめ

  • 距離感は、どこまで届くかの感覚
  • タッチは、距離感を含みながら、強さと曲がりを統合した感覚
  • 傾斜のあるグリーンでは、強さによってラインが変わる
  • だから実戦では、距離感はタッチの中に含まれる
  • ブレードはタッチを作りやすく、マレットはタッチを揃えやすい

次回予告

次回は、実戦のグリーン環境とパターの選び方についてです。
グリーンの質が上がった今、なぜマレットの価値が以前より大きくなっているのか。
そして、その中でプレーヤーがどう静かに狙いと強さへ集中していくのかも含めて考えてみます。

転がりはなぜ変わるのか? ブレードが“良い転がり”を作りやすい理由 スピンアウト

ブレードが“良い転がり”を作りやすい理由

前回は、パターの土台としてのフェース面の安定について書きました。

真っすぐ打てるパターとは、単に見た目が安心できるものではなく、
フェース向き、動的ロフト、打点が揃いやすく、狙った方向に狙った質でボールを送り出しやすいパターである、という話でした。

ただし、ここで終わってしまうと、パターの話としてはまだ半分です。

なぜなら、ボールはただ前に出ればよいわけではないからです。
実際には、どう転がり始めるかが非常に大事です。

同じように見えるパットでも、

  • すっと前に伸びる球
  • 最初に少し滑ってから転がる球
  • 何となく重たく見える球
  • 芯を食った感じで、転がりがきれいに見える球

があります。

これは気のせいではなく、実際にインパクト直後のボールの状態が違うからです。

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パット・イズ・マネー スコアは最終的にパッティングに収束する

ショットが乱調で、4打目でようやくたどり着いたグリーン。
カップまではまだ距離がある。
強さを間違えれば3パットもありえるライン。
トリプルボギーになるかと思ったその場面で、集中して打ったボールがカップに吸い込まれる。

パットには、流れを変える力があります。

ショットが多少乱れても、最後に1本沈めれば、そのホールの印象は大きく変わります。
逆に、そこを外せば、崩れかけた流れはそのままスコアに刻まれます。

「パット・イズ・マネー」。

昔から言われるこの言葉は、単にパット数が少ない、という意味だけではないと思っています。

結局のところ、スコアは最終的にパッティングに収束する。
ショットの差は途中経過であって、最後に数字を確定させるのはパターだからです。

ドライバーが飛んでも、アイアンが寄っても、最後に入らなければスコアにはなりません。
逆に、少し苦しい内容のホールでも、最後にパットが入れば、そのホールは救われます。
ゴルフというゲームの締めを担当しているのは、やはりパターです。

だからこそ、パターの話になると、多くの方がまず
「真っすぐ打てるか」
「芯に当たるか」
というところに注目します。

もちろん、それは大事です。
しかし、パターは本当にそれだけで語れる道具でしょうか。

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海外は結果、日本は打感。i540動画が映す市場の違い

US PINGでもi540アイアンが発表され、動画が多く配信されてきました。

全体を見ていくと、海外動画の論点はおおむね3つに集約されます。
1つ目は、i530と比べてどう進化したのか
2つ目は、Blueprint S や P790 とどう住み分けるのか
3つ目は、“プレーヤーズディスタンスなのにやさしい”という評価が本当なのか

この3本柱です。 “海外は結果、日本は打感。i540動画が映す市場の違い” の続きを読む

Episode 90: Scottsdale TEC Putters(SCOTTSDALE TECを形づくる、白・PEBAX・IQテクノロジー)

インサートについては、ヘッドがアルミで軽いため、MOIを大きく増やす役割よりも、打感と打音が主な役割だと説明される。採用されているのは一体成型のPEBAXインサートで、硬さは40デュロメーター。硬すぎず柔らかすぎず、音とボールスピードの印象が一致する点が高く評価されている。また黒いインサートカラーは、白いヘッドに対してボールを縁取るように見せる役割も持っている。

PEBAXは、高反発で、しなやかさもある高性能樹脂です。
正式には PEBA(Polyether Block Amide) 系の材料で、PEBAXはその代表的な商標名として知られています。

パターの文脈で言うと、PEBAXの特徴はこのあたりです。

  • 反発の戻りが良い
  • 温度変化の影響を受けにくい
  • 柔らかさと弾き感の両立がしやすい
  • 打感と打音の調整幅が大きい

つまり、単に柔らかいゴムではなく、
「柔らかく感じさせながら、エネルギーの返りも作りやすい素材」
というのがポイントです。インサートの長所は打感が柔らかいというものですが、ミーリングも含めて柔らかくするものは、ボールの弾きが少なくなるので、ロングパットでの距離感が失われますが、PEBAXはそれがありません。

次に話題は、今回の大きな特徴である白いヘッドに移る。
この白には歴史があり、ジョン・A・ソルハイムは以前から「白いパター」の話をしており、その父カーステンも1970年代初頭に白いパターを作っていたという。今回は単に白く塗るのではなく、太陽光の下で反射しすぎず、美しく見える白、そしてそれに映える適切な艶の黒を追求して仕上げた。さらにホーゼル、シャフト、グリップ、ソールプレート、インサートまで含めて、全体として美しく、売り場でしっかり目立つように設計したと語られている。

白いパターには狙いもある。
それは構えたときにエイムしやすくすることだ。PINGではZen Green StageやQuintic、iPINGなどを使ってエイムや構えの再現性を検証しており、白だけでなく、サイトラインや形状の違いが、プレーヤーの構え方やラインの出しやすさにどう影響するかを研究している。色、ライン、形状によって、人がどのように構え、どう反応するかを、今まさに学んでいる段階だと説明されている。

そしてSCOTTSDALE TEC最大の特徴として語られるのが、トップライン上の小さなドットである。
これはPINGがIQテクノロジーと呼んでいる考え方で、フリースロー、アーチェリー、狙撃など、極めて細かなコントロールが必要な競技で、一点に視線を集中させる研究を応用したものだという。PINGは、何も印のないパター、ラインだけのパター、ドットだけのパターを使い、視線追跡ゴーグルでテストを行った。その結果、印がないと視線はあちこちに跳ね、ラインだけだとライン上を動いてしまうが、前方寄りの小さなドットがあると、視線がそこにしっかり集中することが確認できたという。

このドットの狙いは、パットのルーティンの最後に、打つ直前の意識を一点に収めることにある。
フリースローで最後にリングや一点へ集中するのと同じように、パッティングでもルーティンを終えたあと、ストローク開始直前にドットへ集中する。そうすることで、目が落ち着き、神経系も落ち着き、より繊細な運動制御がしやすくなるという考え方だ。出演者の一人は、これを小さな瞑想のような体験だとも表現している。

ボールに引くラインについては、これはプレーヤーごとに異なるとされる。
ラインを使う人もいれば使わない人もいるが、大切なのは最終的にドットへ意識を集中することであり、ボールのラインはあくまで準備段階の一部だと整理されている。

後半ではモデルごとの説明も行われる。
ALLY BLUEは、PING初期の営業担当アル・ドナルドソンのニックネームに由来している。ALLY BLUE ONSETはトゥダウン約5度でストレートアーク向け、KETSCH ONSETは約15度でややアークのある人向け、HAYDENはダブルベンドのフェースバランスでストレートアーク向けと説明される。パター選びでは、自分が右に外しやすいか左に外しやすいか、またフェースローテーションが多いか少ないかを見て、ホーゼルやトゥハングを合わせることが重要だと話されている。

平均的なゴルファーも、自分のパットの傾向までは何となく分かっていることが多い。右ミスが多いのか左ミスが多いのかを数ラウンド記録すれば、それがパターフィッティングに役立つという。パッティングは非常に変動の大きい技術だが、その傾向を把握することが大切だとされている。

最後にトニーは、このラインに非常に期待していると語る。
白という新しさを持ちながら、なおかつとてもPINGらしい製品に仕上がっていること、デザイン哲学を守りながら見た目も性能も打感も高いレベルにできたことに満足しているという。また初期の反応も良く、IQテクノロジーについてもプレーヤーが受け入れ始めているため、白いラインやこの考え方が今後も続いていく可能性があると見ている。

HAYDENの形状は、過去のGNOMEパターから着想を得たものだとも説明される。名前の由来は、ScottsdaleやWaste Management Open会場近くのHayden Roadであり、土地とのつながりを持たせたネーミングになっている。

全体としてこのポッドキャストでは、SCOTTSDALE TECを単なる新しい白いマレットとしてではなく、
マレットの寛容性、ブレード的なフィーリング、視線誘導による集中、そしてエイムの再現性を組み合わせた、新しいパター設計として紹介している。とくにドットによるIQテクノロジーは、視線を静め、動作直前の集中を高めるという意味で、このシリーズの核になっている。

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Episode 90: Scottsdale TEC Putters マレット全盛の時代に現れた、もう一つの答え

SCOTTSDALE TECは、

  • 今主流のマレット型をベースにしつつ、
  • ALLY BLUE ONSETのようにブレードに近いフィーリングも持たせ、
  • 白いヘッド・黒いインサート・長いライン・小さなドットで見え方を整え、
  • とくにドットで視線を一点に集めるIQテクノロジーを核にしたパターだ、

という構成で進められました。

パターのトレンドはブレードから、マレットパターへ

2025〜2026年のトレンドについては、今はマレット型パターが主流になっていると説明される。ツアーでも一般のゴルファーの間でもマレットが増えており、その理由は寛容性の高さと、サイズ・形状・アライメントの選択肢の多さにあるという。SCOTTSDALE TECはすべてマレットで構成されており、現在市場でも75〜80%ほどがマレットになっているのではないか、と述べている。

昔は、L型、T型、ピン型、マレット型というように、パターヘッドの形状で分類していました。
そして一般的には、L型やT型は難しく、ピン型はやさしい、という見方がありました。 “Episode 90: Scottsdale TEC Putters マレット全盛の時代に現れた、もう一つの答え” の続きを読む

見る場所が決まると、打つ前の時間も決まる

店長は、SCOTTSDALE TECのいちばん面白いところはここだと思っています。

長いラインやドットは、ただ
「ここを見てください」
と場所を示しているだけではありません。

実際には、
どこに視線を置くか
だけでなく、
いつまでそこに意識を置いていられるか
まで決めてしまうからです。

これは、男子トイレの小便器に目印が付いているのと少し似ています。

あれは単なる飾りではありません。
目印があることで、人は自然とそこに意識が集まり、結果として狙いが定まりやすくなります。

つまり目印には、
見る場所を与えるだけでなく、動きを整える働き
まであるわけです。

SCOTTSDALE TECのドットや長いラインも、それに近いものがあります。

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クワイエット・アイを、PINGはどう道具にしたのか

クワイエット・アイを、PINGはどう道具に落とし込んだのか

これまで見てきたように、クワイエット・アイ(QE)とは、
動作の直前に、重要な対象へ視線を静かに安定させること
でした。PINGもSCOTTSDALE TECの説明で、QEを「最後に安定した視線」と説明し、視線の揺れが判断や動作のブレにつながるとしています。さらに、PINGはその原因を「打つ前の視線」に見出し、EYE-Qとして製品化したと述べています。

では、どのように道具へ落とし込んだのか。

店長は、大きく分けて3つあると思っています。

ひとつ目は、
視線を集める“点”と“線”を作ったことです。

日本の製品ページでは、SCOTTSDALE TECは
ヘッド形状、カラーリング、ドット、長いサイトラインで、視線の明確な集中ポイントを作ったヘッド構造
だと説明されています。さらに佐久間朱莉プロのコメントでも、
ドットや長い線のおかげで、ヘッドの動きが残像として残りやすく、軌道をイメージしながらストロークしやすい
とされています。

つまりPINGは、
ただ「真っすぐ合わせるための線」を引いたのではなく、
どこに視線を置き、どのように集中させるか
まで考えて、ヘッドの見え方を作っているわけです。 “クワイエット・アイを、PINGはどう道具にしたのか” の続きを読む