【中古ギアランキング】旧モデルのPINGハイブリッドが人気の理由

── 佐久間朱莉・木村彩子・大里桃子 各選手の使用状況から考える

中古ギアランキングの記事では、
佐久間朱莉選手・木村彩子選手・大里桃子選手らの
「旧モデル・PINGハイブリッド」が注目されている、と紹介されています。

記事中では佐久間選手が G430 HY と記載されていますが、
現在は G440 HY を使用しています。
(これはフィッター目線で見ると非常に興味深い変化です)

記事では「旧モデル人気=上がりやすさが魅力」とまとめていますが、
PINGの歴代HYの進化を追ってきた読者の皆さんであれば、
もっと深い“本質”が分かるはずです。

“【中古ギアランキング】旧モデルのPINGハイブリッドが人気の理由” の続きを読む

スイングウェイトの怪!

スイングウェイトは変化させることによって。結果はこうなるというのであればフィッティングは苦労しません。

―「なぜつかまらないのか?」をPINGのCo-Pilotと合わせて解説

PINGのCo-PILOTには BETA版として
「スイングウェイトを調べる」機能がありますそ。
ヘッドとシャフトと長さとグリップを指定するとスイングウェイトが表示されます。

“スイングウェイトの怪!” の続きを読む

PING Proving Grounds Podcast #82 から読み解く

「ウッドとアイアンの間」をどう選ぶか ― iDi Driving Ironの本質

PING公式ポッドキャスト “PING Proving Grounds”(ホスト:Shane Bacon & Marty Jertson)のエピソード82では、
「ウッドとアイアンの間をどう埋めるか?」という永遠のテーマが語られています。

Marty Jertsonの回答はシンプルで明快でした。

距離ギャップと高さ(弾道ギャップ)を考慮すること。
それはコースやその日の状況によって変化するものであり、
それを理解してクラブを選ぶことが大切だ。」

Marty Jertsonの回答はシンプルで明快でした。

距離ギャップと高さ(弾道ギャップ)を考慮すること。
それはコースやその日の状況によって変化するものであり、
それを理解してクラブを選ぶことが大切だ。」

“PING Proving Grounds Podcast #82 から読み解く” の続きを読む

ライ角フィッティングの本質 ― スイングを変えずに、エネルギー方向を整える ―

◆ スイングの結果としてのヘッド姿勢を整える

ライ角が合っていないクラブは、
インパクト時にソールの片側が先に接地します。
これによりフェースがわずかに開閉し、
エネルギーが正しい方向に伝わりません。

つまり、スイングを変えずにヘッド姿勢を「正しく通す」ための調整がライ角。
これが一般的に知られるライ角フィッティングの目的です。

この調整により、
地面反力とトルクロスを防ぎ、方向性と飛距離の両立を実現します。

◆ ライ角にはもう一つの“隠れた役割”がある

実はそれだけではありません。
ライ角フィッティングには、
「スイングプレーンとエネルギー方向を同期させるための設計調整」
という重要な一面があるのです。


① ライ角が変わると、プレーンの傾きが変わる

  • フラット(寝ている)ライ角
     → クラブが体の外側を通りやすくなり、プレーンが浅くなる。
      結果:イン・トゥ・アウト軌道が強まる傾向

  • アップライト(立っている)ライ角
     → クラブが体の近くを通りやすくなり、プレーンが立つ。
      結果:アウトサイドイン軌道に傾きやすくなる

つまりライ角とは、スイングプレーンの“傾斜角”を道具側で補正する要素です。


② 適正ライ角がプレーンの底点を安定させる

正しいライ角では、
インパクト時にソール全体が均等に接地します。
これにより、プレーンの底点が安定し、
スイング軌道の再現性が格段に高まる。

そして、スイングの回転軸(身体の軸)とクラブの回転面(プレーン)が一致すると、
遠心力はヘッドの進行方向へ最も効率的に働きます。
その結果、同じ力で振っても飛距離が伸び、方向性が安定します。


◆ まとめ

ライ角は、プレーンとエネルギー方向を結ぶ“蝶番”である。

観点 不適正ライ角 適正ライ角
スイングプレーン 傾きがズレ、軌道が不安定 回転軸と一致し、安定した円運動
ソール接地 トゥ/ヒールどちらかに偏る 均等接地で摩擦ロスなし
フェース挙動 タイミングがズレ、開閉が不安定 フェース向きが自然にスクエア
飛距離・方向性 エネルギーが分散 最大効率でボールへ伝達

“速く振る”よりも、
「正しいライ角でエネルギーを通す」ことこそが、
最短距離で飛距離を伸ばす方法。
という事です。クラブパスも重要な要素となりますよ。

PING製品、カートの購入は↓こちらをクリック!

BluePrintTBluePrintSi240i530G440G730Gle3S159

BluePrintTBluePrintS、、i240i530G440G730Gle3 、S159 すべてのクラブがカスタムオーダーできます。フィッティング・お問い合わせは ここ、お気軽にどうぞ。 PING製品の納期はこちらを↓を参考にしてください。

納期情報

生分解性100%、海洋においても生分解するリバイブティーは 、楽天市場もしくはYahoo!ショッピングページよりお求めください。 知さんのザゴルフィングマシーンの解説は楽天市場ヤフーショッピングから購入できます。 スインガー向けの THE SCIENSE OF THE GOLF 日本語版

は、当店の楽天市場Yahoo!ショッピングAMAZONメルカリショップスからとなります。 https://www.youtube.com/embed/89PFsCvNsbM?feature=oembed この本はスインガーがどのようにクラブに力を与えればいいのかが書いてありますよ。スインガー向けの THE SCIENSE OF THE GOLF 日本語版はそのヒントになると思います。

カラーコードチャートがあっていないという事は、最初から最適条件を手放すこと。先ずは、フィッティングを体験することが大事です。すぐにできないとしたら、とりあえずカラーコードチャート通りのクラブを使ってみるというのも手ですね。

 

「フラットリストができない」と悩む前に知ってほしい本質

「フラットリストができない」「左手首が折れる」と悩む方は多いと思います。
しかし実は、左手首の形そのものは目的ではありません。


■ フラット・レフト・リストが見せてくれる“本当の課題”

正しいフラット・レフト・リストが身につくと、その先に“見えてくるもの”があります。
それは――

“「フラットリストができない」と悩む前に知ってほしい本質” の続きを読む

シャフト長が重要な理由(前編)

一般のゴルファーには全くと言っていいほど考慮されていない項目はパターのシャフト長です。

プロの実態を以下のブログにて暴露しております店長です。

パターはどんなモデルよりも最初にシャフトの長さです。

パターのシャフト長は命!(パターが真っ直ぐ引けません)

何故、シャフト長がプロそれぞれなのかを考察したいと思います。ショットのスイングのそうですが、土台=下半身の安定がパティング(ショット)の成功の可否を握るといっても過言ではありません。

特にパッティングでは、下半身のズレは支点のズレ、方向のズレに直結します。

タイガーウッズは入りだすと、すべてのパットが入ってしまうんではないかと思うほどのパッティングの名手です。全くと言っていいほど下半身は動きません。

何故、多くの一般ゴルファーの下半身がずれてしまうのかを考えてみましょう。

店長はパッティングやショット時の肩のポジションが大きく影響していると思っています。多くのプロがタイガーの肩のポジションをとっています。肩のポジションを9つに分けて、それがどのように下半身に影響するのかを紹介します。

“シャフト長が重要な理由(前編)” の続きを読む