GLIDE FORGED WEDGE

PINGPROでピンのウェッジを使わないことで有名だったのが、「LOUIS OOSTHUIZEN」です。
ウーストハイゼンからの要望をPINGが聞くことは簡単ではありません。(間近でウーストハイゼンのウェッジショットを見たことがありますが、非常にタメますので、大きなウェッジは合わないのだと思います。)

他のメーカーであれば、プロだけに作ればいいのです。よくプロ支給品という一般に出回ることのないクラブを使っていますね。それです。

“GLIDE FORGED WEDGE” の続きを読む

i210,i500試打レポート その1

試打クラブが届きましたので、色々なシャフトで打ってみました。

i210は捕まり、コントロールのできるヘッドという印象?

i500は初速が速く、真っ直ぐ飛んでいます。

nFlightのデータをみると初速が4m/sくらい違います。(自分の飛距離が落ちているので数字は見たくないのですが)

で、店長的に良かった組み合わせは

i210はMODUS SYSTEM3 125S、i500はMOUDUS3 TOUR105Sでした

NSさんの剛性分布をみると同じような傾向ですが、105が全体的に柔らかいですね。人それぞれ感じ方が変ると思いますが、i500はヘッドが軌道を作ってくれるので、シャフトはあまりでしゃばらないほうが、i210はターンしやすい素直なヘッドでシャフトでヘッドをコントロールするといった感じでしょうか?

両方のクラブをコースで打ってみようと思います。

次の写真は、新しく標準シャフトとして採用されたFUJIKURA EVO5とThe ATTAS。

店長的に良かったのはジ・アッタスと営業さんに報告すると、ジ・アッタス推しは店長さんだけですって。

でも剛性分布をみるとアイアンのシャフトと似た剛性分布ですね。

レポートは今後も続きます。

お求めは、こちらをクリック

相談・フィッティング大歓迎です。よろしくお願いします。8月12日ベイウエストさん試打会決定しました。現在お昼の暑い時間帯を避け、朝の涼しい時間帯と3時からの2部構成で行う予定です。普段では用意できないドライバーシャフトも準備いたします。

i210はどうなった?

世の中の注目が集まる「i210アイアン」ですが、真っ先に扱わないという暴挙に出ている店長ですが、それだけ、店長的にはi500とProdiJrのインパクトが強いということです。

それでは「i3」からの集大成というべき「i210」

PING JAPANでは「i200」王者のアイアンとしてプロモーションしています。

テクノロジーではエラストラマーCTPです。約30%大きくしただけではなく約50%柔らかくなった新素材を使用しています。これによって打感が非常に柔らかくなっています。

打球音に関しては好みもありますのでどれがいいとは断言はできませんが、PING JAPANが打球音の比較ムービーを作っているので比べてみてください。

先ずはG700

高い金属音ですね。

次はi500

金属音とまではいきませんが、硬めのしっかりした音になっています。

i210

完全に打球音はステンレス素材のアイアンの音ではありません。気持ち悪いほど柔らかいですよというのは営業さんの言葉、確かにPINGにはこれまでいないようなソフトな打感です。

勿論、フェースのたわみも大きくなり飛距離性能も向上しています。4番アイアンの比較ではキャリーが+4ヤード伸びていて、既に「i200」を持っていても5番より上の番手を「i210」に変更するのはありだと思いますよ。

同時に発売される「i500」に比べてボールは捕まえやすくなっています。

とにかく、この打感は試打にて体感してほしいですね。

お求めは、こちらをクリック

相談・フィッティング大歓迎です。よろしくお願いします。

G400MAXの慣性モーメントについて

ドライバーの重心ハンドブックなるものが付録で付いていたので、Golf Classicの8月号を買ったのですが、その中で???がありました。

G400マックスの慣性モーメントの値が認識している数字と違うんです。

Golf Classicの8月号に掲載してある数字は5468で

PINGは

DTrUW0pVMAE0bw1

といっています。(G400MAXの本気度2で使用したグラフ

そうそう、確か、慣性モーメントの上限値は5900だったはずと思ってルールを見てみると確かに「クラブを60度のライ角度に据えたときに、クラブヘッドの重心を通る垂直軸周りの慣性モーメントコンポーネントは5,900グラム平方センチメートル(32.259オンス平方インチ)+テスト許容誤差100グラム平方センチメートル(0.547オンス平方インチ)以下でなければならない。」と書いてあります。どうもGolfClassic8月号の慣性モーメントはルール上の慣性モーメントで、PINGがいっている慣性モーメントはルールブックで定義する慣性モーメントと違う数字のようです。

G400MAXの本気度2で下の図を作成しミスヒット時のクラブのにかかる力について説明しましたが、ベクトルによる回転力の少なさのほかに

ミスヒット時には、ボールがフェースに当たった位置を中心として左右の回転が発生するわけで、この慣性モーメントが小さければ、ミスヒット時に容易にクラブヘッドは回転しようとして、打ち出されたボールは回転したフェース面の方向に飛び出します。

しかし、慣性モーメントが大きければ、簡単にはフェースは回転しませんのでボールの打ち出し方向は安定し寛容性が高くなります。

このミスヒット時におこるクラブフェースの回転運動についての慣性モーメントは、ブヘッドの重量が重ければ重いほど、その回転に要する力は大きくなります。

そういう観点で、Golf Classicの8月号のデータをもとにミスヒット時の慣性モーメントを計算してみると、

G400MAX 重量206.6×重心深度47.7=9854

G400    重量199.2×重心深度45.2=9003

となります。USのヘッドのほうが重いでしょうから、ほぼ合っているようです。

予断ですが、確かゴルフルール上の慣性モーメントの上限のドライバーはナイキ『サスクワッチSUMO スクエア 5900』

sqsumo25900L

の筈、四角いので四隅が重心位置から離れているのでルール上の慣性モーメントは大きくなります。

Golf Classicは木場本先生の息子さんでゴルフィングマシンインストラクターの知さんがゴルフィングマシンについての連載を持っていますので、是非参考にしてくださいね。

PING G400 MAXのお求めは、こちらをクリック

相談・フィッティング大歓迎です。よろしくお願いします。

トレイ・マリナックス × G400MAX PGAツアードライビングディスタンスNo.1に君臨する秘密とは!?

ブレずに飛ばせるG400からさらにブレないMAXヘッド、
新登場。

新反発素材・タービュレーター・高性能モーメント、3つのチカラでブレずに飛ばせるG400からひと回り大きくなった460ccヘッド、
さらに慣性モーメントを極限まで高めたブレなさMAXモデル、登場。
これまでのスタンダードタイプ、抜群のつかまりSFテック、低スピン強弾道LSテックに加え、もっとブレずに飛ばせる第4のヘッド。
あなたに合ったG400で、ブレずに飛ばせ。その後いろいろ書いてありますが

とありますが、その秘密はなんでしょう?

答えはマリナックスがビデオで言っています。

はい、ここキーポイントです。スピンが少ないと曲がると言っているんです。

えーっ、と思った方もいラシャると重いますが、スピンが多いと曲がると思っている人正解ですが、完全に正解ではありません。

元々、スピンが少ないスイングタイプの人は、ちょっとしたサイドスピン要因の上昇により、スピンアクシス(スピン軸)が傾き、ボールが大きく曲がる原因になるんです。

楽に上がるようになったのは、スピン量が適正になったからです。

つまり、縦のスピン要素が増えたので、スピンアクシスの傾きが少なくなり、真っ直ぐ遠くに飛ばせるようになったという訳です。

ほらね、スピン量によってボールが上がるようになったため、スピンアクシスの傾きが少なくなり、フェアウェイキープ率があがり、ランも増えたのでドライビングディスタンスが伸びたというわけなんですね。

結論的にいうと、G400MAXを使って正確性を手に入れたので、元来持っていた飛距離を活かせるようになったということなんです。

コースでドライバーショットを見ていると、明らかにバックスピンが少ないために曲がっているなという人見かけます。スピン量の少なさを求めすぎると飛ばない曲がるになることがありますので気をつけてくださいね。

フォローで曲がる人は要注意!

スピン量2604と結構あるでしょ。

 

 

PING G400 MAXのお求めは、こちらをクリック

相談・フィッティング大歓迎です。よろしくお願いします。

CTPってどこよ?

CTPってなによ?3からの続きです。

CTPってなによ?3で、以下のように説明しています。

—- 以下 CTPってなによ?3から——

現行のモデルでCTPがないモデルがあります。それはG700なんですが、EYE2と違ってちゃんとバランス調整が可能です。

どのように行っているのでしょうか?


G700のスイングウェイトの調整は3つの部分で行われています。

一つはトウ部分にあるネジの重量

もう一つは、ネックの中に

三つ目は、忠君部分にジェルをいれて、スイングウェイトを調整する仕組みとなっていて、設計上の重心位置の変化がないようにします。

—— 終わり ——–

i200アイアンでは

i200_Iron_ctp

赤で示したCTPのエラストマーによって、クラブの重心位置に近い部分でヘッド重量の調整をしているわけです。

一方、G700アイアンでは

G700

このように赤で示した部分のウェイトを調整することによりヘッドの重量を調整しているのです。

という事は、当ブログの読者ならばすでにお分かりだとは思いますが、ただでさえボディの完成モーメントが高いのに、最も重心から離れた部分で重量を調整するのですから、高い慣性モーメントが得られるということになります。

「余剰重量を最適箇所に配置することで、上下左右のブレが約48%軽減。」と有るのはCTPではなく、新しいヘッド重量の調整方法が確立したことが一因であることは明白です。

 

PINGクラブのお求めは、こちらをクリック

相談・フィッティング大歓迎です。よろしくお願いします。

 

船底、平底

さて、スコッツデールの話をすると出てくるのが船底、平底。ロッカーソールとフラットソールです。

ansertwotone2

手前がロッカーソール、奥がフラットソールです。

確かに船底=ロッカーソールはソール全体が曲線で構成されており、どんなライからも対応できる形状をしています。一方、平底は形状が平らなのですわりがいいといわれています。

コース設計家 迫田氏のHPによると、「スコッツデールモデルは4つのモールド(金型)が在ったと言われており、2つが平底、2つが船底であったらしい。」ことから4つのモールドからスコッツデールアンサーが誕生しているらしいことがわかります。

PGAツアーの「ピン、『アンサーパター』誕生50周年記念モデルを発表!」で会長のジョンが「50年前のアンサーパターにかなりの手作業が施されたことを、多くの人が気付いていない。手作業でも機械による作業でも、カーステンの手によって、やすりとサンドペーパーで仕上げられていたのだ。オリジナルのアンサーパターの多くが、機械加工と研磨作業をはじめ、最終の組み立て作業までガレージで行われた。兄のアランは、2回目のモールドの工程を機械加工にしている点で少し異なり、それはスロープサイドモールドとよく表現された」(ジョン・ソルハイム)と言っています。

なにやら、ライとか座りとか雲行きが怪しくなってきました。

50年前ですから、私が機械工学を学ぶ前で、当時、微妙な曲線を機械加工できる工作機械はなったと想像できるし、あったとしても当時弱小だったPINGが購入できるものではありません。

よってアランが機械加工によって製作したモールドは直線をつなぎ合わせたものになるしかありませんので、アランが作ったモールドは平底=フラットソールとなります。

そして、衝撃はGOLFALOTのこの生地「Solheim’s Story Of The Ping Anser Putter
Martin Hopley By Martin Hopley」です。

その中の「On How There Were Two Ansers」でこう書かれています。

「For the Anser there were actually two moulds made, one by my brother Allan that had a little more rocker in the sole, and one by Karsten. My brother was working at GE with my Dad back then as a machinist. He was the one who did all the machining for the back cavity of our original irons.
Back then we never mentioned the difference between the two putters – maybe some of the Tour players picked which one they had, but that’s it – we shipped them both.」

「アンサーのために実際には2つの金型が作られました.1つは私の兄Allanによって、ソールにもう少しソールにロッカーがあるそれはKarstenによって作られました。 私の兄はGEでお父さんと共に機械工していました。 彼はオリジナルアイアンのキャビティの機械加工をすべてのした人でした。
当時、我々は2人のパターの違いについては言及しなかった。おそらくツアー選手の中には、彼らが持っていたものを選んだのかもしれないが、それだけだ。」

つまり、ロッカーソールは金型を手作りしたために曲線を持ったソールとなった。フラットソールは一部を機械加工したために平らなソールとなったということで、PINGにとって、性能的な何かを狙ってしたものではなかったということになりますね。

 


Warning: A non-numeric value encountered in /home/golfshoplb/lb-golf.com/public_html/wp-content/plugins/wp-social-bookmarking-light/vendor/twig/twig/lib/Twig/Environment.php(462) : eval()'d code on line 43

Warning: A non-numeric value encountered in /home/golfshoplb/lb-golf.com/public_html/wp-content/plugins/wp-social-bookmarking-light/vendor/twig/twig/lib/Twig/Environment.php(462) : eval()'d code on line 43

Warning: A non-numeric value encountered in /home/golfshoplb/lb-golf.com/public_html/wp-content/plugins/wp-social-bookmarking-light/vendor/twig/twig/lib/Twig/Environment.php(462) : eval()'d code on line 43