第3話 仕上げで何打変わるのか

数字で見る「スコアメイクの正体」

前回は、

仕込みのミスは、仕上げである程度カバーできることがある。
しかし、仕上げのミスは、そのホールの中ではカバーしにくい。

という話を書きました。

今回は、その感覚的な話を、少し数字で見てみます。

ゴルフは感覚のゲームでもありますが、スコアそのものは極めて単純です。
何打で終えたか。
それだけです。

ですから、ショートアプローチとパットをまとめた仕上げが、実際にどれくらい打数差を生むのかを見ていくと、スコアメイクの中身がかなりはっきりしてきます。


まず前提をそろえます

ここでは分かりやすくするために、1ラウンドで

グリーンを8回外した

と仮定します。

そして、その8回について、

  • ショートアプローチ
  • その後のパット

をまとめて、仕上げとして考えます。

つまり見たいのは、

グリーンを外したあと、何打で片づけているか

です。

ここを細かく「アプローチが良かった」「パットが惜しかった」と分けるよりも、
まずは結果として何打かかったかで見たほうが、スコアとのつながりははっきりします。


パターンA

2打で片づく回数が多い場合

たとえば、グリーンを外した8回のうち、

  • 2打で片づいたのが4回
  • 3打かかったのが4回

だったとします。

すると、仕上げに使った打数は

  • 2打 × 4回 = 8打
  • 3打 × 4回 = 12打

ですから、合計は

20打

になります。

これは、言い換えれば

  • 寄せワンが4回
  • 乗せて2パットが4回

というような形です。

少し外しても、ある程度寄せて、入るものは入る。
入らなくても、3打以内では収まっている。
そんな仕上げです。


パターンB

3打、4打が増える場合

では、別のパターンを考えます。

同じくグリーンを8回外しているのですが、

  • 2打で片づいたのが1回
  • 3打かかったのが5回
  • 4打かかったのが2回

だったとします。

すると、

  • 2打 × 1回 = 2打
  • 3打 × 5回 = 15打
  • 4打 × 2回 = 8打

合計は

25打

になります。

つまり、同じ「グリーンを8回外した」という前提でも、
仕上げの内容が違うだけで、5打差つくわけです。

この5打差は小さくありません。

90が85になる。
85が80になる。
そのくらいの差です。

しかも、これは飛距離の差ではありません。
ドライバーのナイスショットの数の差でもありません。
仕上げの差です。


1回の差は小さく見える

ここが、仕上げの難しいところだと思います。

仕上げのミスは、1回だけ見ると大きく見えません。

  • 少し寄らなかった
  • 1.5メートルが入らなかった
  • 2打で済むところが3打になった
  • 3打で済むところが4打になった

どれも、1回ごとに見れば「たった1打」です。

しかも、OBや池のように派手ではありません。
だから印象に残りにくい。

しかしゴルフは、そういう“たった1打”が積み重なるゲームです。

グリーンを外した場面が8回あれば、そのたびに

  • 2打で終えるのか
  • 3打かかるのか
  • 4打まで行くのか

が発生します。

この差が静かに積み上がっていく。
これが、仕上げの怖さです。


平均0.5打の差でも、ラウンドでは大きい

もう少しシンプルに見るなら、

1回あたり平均0.5打の差

でも十分です。

たとえば、グリーンを外した8回で、

  • ある人は平均2.5打で片づける
  • ある人は平均3.0打かかる

とします。

この差は、1回あたりではたった0.5打です。

でも、8回あれば

8回 × 0.5打 = 4打差

になります。

4打差というのは、スコアでは非常に大きい差です。

「今日はショットはそんなに変わらなかったのに、なぜか結果だけ違う」

というラウンドは、実はこのあたりで説明できることが少なくありません。


仕込みとの違いは、ここにある

ここで、仕込みと比べると違いがはっきりします。

仕込みのミスは、たとえば

  • OB
  • 林から出すだけ

のように、1回の損失が大きいです。
そのぶん、本人にも周囲にも分かりやすい。

一方で、仕上げのミスは

  • 寄らない
  • 入らない
  • 3打かかる
  • 4打かかる

という形で、1回あたりの傷は浅く見えます。

しかし、その場面は何度も出てきます。
だからこそ、ラウンド全体では大きな差になります。

つまり、

  • 仕込みは一発の事故
  • 仕上げは静かに積み上がる損失

です。

前者は目立ちます。
後者は目立たない。
でも、帳簿にはしっかり残ります。


具体的には、こういうことです

たとえば、あるホールで

  • ティショットは少しラフ
  • セカンドでグリーン近くまで運ぶ
  • アプローチを寄せる
  • パットを決める

これなら、仕込みが完璧でなくてもパーが残ることがあります。

一方で、

  • ティショットはフェアウェイ
  • セカンドも悪くない
  • しかしアプローチが寄らない
  • パットも入らない

となれば、ボギーになります。

さらに、

  • アプローチを少しミスする
  • そのあと3パット気味になる

と、一気にダブルボギーも見えてきます。

ここで大事なのは、途中のショットの見栄えではありません。
最後を何打で終えたかです。

だから、スコアを本当に動かしているのは、目立つショットよりも、最後の数打であることが少なくないのです。


なぜ「スコアメイクの要は仕上げ」と言えるのか

この3話を通して言いたかったことは、ここに尽きます。

ゴルフは、ナイスショットの数を競うゲームではありません。
何打で上がるかを競うゲームです。

その意味で、

  • 仕込みはホールを楽にする
  • 仕上げはホールの数字を決める

という役割の違いがあります。

仕込みが少し悪くても、仕上げで助かることはあります。
しかし仕上げでミスすると、そのまま1打として残りやすい。

そしてその1打は、1回だけなら小さく見えても、18ホールでは静かに積み上がっていきます。

だから、スコアメイクを考えるなら、
やはり目を向けるべきは

最後を何打で片づけているか

ということになるのだと思います。


まとめ

グリーンを8回外したとして、

  • 2打で片づく回数が多ければ 20打
  • 3打、4打が増えれば 25打

この時点で、5打差です。

また、1回あたりの差がたった0.5打でも、

  • 8回あれば 4打差

になります。

仕上げのミスは、1回だけでは小さく見えます。
しかし、18ホールでは確実に積み上がります。

飛距離差のように目立たなくても、
会心のショットのように記憶に残らなくても、
帳簿を動かしているのは、こういう差です。

だから私は、

スコアメイクの要は、やはり仕上げにある。

そう考えています。

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