本日はiDiドライビングアイアンのシャフトの選び方です。


Play your best.
本日はiDiドライビングアイアンのシャフトの選び方です。

昨日の18番の蝉川選手のティショット、逆光でよく見えませんでしたが、iDiドライビングアイアンです。惜しくも、バーディパットは外れましたが難しい18番を簡単そうに攻めていました。
以下は、ベーコンとジェーソンの会話の後半にかかる部分です。
ツアープロの話はかなりしてきたけど、いわゆる「一般のゴルファー」にとって、iDi はどのポジションになるんだろう?
たとえば 12ハンデくらいのプレーヤーがコンボセットを考えるとき、バッグの上のほうの番手構成としてiDi をどう考えればいい?
一般ゴルファーにとって一番の入り口は、やっぱり 4番だと思う。
単純に「4番アイアンの代わり」として考えてもらえばいい。
試打してみて、いろいろなシャフトも試せるし、フィッターと一緒に PING Co-Pilot のツールを使ってシミュレーションもできる。
これまで Crossover はやや“ニッチなクラブ”扱いだったからギャッピングアプリのアルゴリズムには入っていなかったけど、iDi は i240 と同時期に発売されたこともあって、
最初からギャッピングアプリに組み込まれている。
当店ではかなり以前から、PING Co-pilotを使用しておりますので、ちゃんとご提示できます。
だからアプリ上で「iDi 4番を入れたとき、弾道や番手間の飛距離はどう変わるか」をシミュレーションできる。
スピードが十分あるプレーヤーなら、3番も面白い。ティーショット用に良いクラブを探している人は多いからね。
僕のクラブのメンバーでも、元プロ野球選手でほとんどのホールでドライバーが飛びすぎる人がいるんだけど、彼なんかは iDi 2番をヘビーローテーションで使うことになるだろうね。
店長もティショットだったら、2番は使えそうです(かなり強がり、実際にコースでも問題がありませんでしたが、ライを選びます。)、3番はティ以外で使用できますが、7Wとどちらを選択するかというと、短いティショットが多いコースであれば、iDiかなと思います。
2番は相当“辛口”だから、しっかりヘッドスピードが必要だけど、3番・4番はアマチュアにも素晴らしい選択肢になる。スピードがある人は、2番もぜひ検討してほしい。
「5番アイアンから iDi 4番に飛ぶと、距離差が大きく開きすぎないか?」って心配する人もいると思うんだけど、そのあたり、ギャッピングの話はどう?
そこはかなり意識して設計したポイントなんだ。
僕自身、Blueprint S の 4番アイアンをそのまま iDi 4番と入れ替えたんだけど、ロフトも 23°、長さも“標準”で置き換えた。
マーク(設計リーダー)がこだわったのは、「クラブ長を少し短めにする」という点。
ツアーからも「ブレード長が長くて、さらにクラブ長も長く感じる」というフィードバックがあったので、セットの他のロングアイアンと自然につながるように標準長さを少し詰めた。
これで、・長さの進び方がアイアンセットと揃う・4番は十分なロフトがあるという状態になって、
4番アイアンとの距離差が“ちょうど良く”なった。
コーリー・コナーズのスペックも、ほぼ標準ロフト・標準長さに近いはずだ。
だから、「4番 iDi にしたからといって、4番 i240 より極端に飛びすぎる」というわけではない。むしろ、球が上がりやすくなり、ミスヒットに強くなることで、“ナイスショット率” が上がるのがポイントだね。
これについては5番の上のクラブとして本当に入れた方がいいと思います。ハイブリッドに少し不安がるのであれば、試してみる価値はあります。
ロングアイアンにおいて大事なのは、「最高飛距離」よりも「高品質なショットがどれだけの割合で打てるか」という指標だと思う。
フィッティングの話をしてきたけど、大事なのは「ある程度のイメージを持ってフィッティングに行くけれど、実際にはオープンマインドで臨むこと」だよね。
フェアウェイウッド、高ロフトのフェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアン、そして iDi。
選択肢は増え続けているからこそ、フィッティングの中で、自分のプレースタイル、よく行くコース、スイングスピードに合った“最適な1本” を見つけてほしい。
本当に“いい時代”だと思うよ。
トランジションゾーンには多くのオプションがあって、それをどう組み合わせるかでかなりゲームが変わる。
場合によっては、ここにクラブを2〜3本“入れ替え要員”として用意するのもアリだと思う。
たとえば・ある週は 7番ウッドや 9番ウッドを入れる・別の週は iDi 3番や 4番を入れるみたいに。
僕なんかも、車のトランクにはいつも 16本くらい入っていて、トーナメントやコースによってiDi 3番を抜いて G440 4番ウッドを入れたり、その逆をしたりしている。
選択肢が多いのは少しややこしいけど、だからこそ Co-Pilot や、しっかりトレーニングされたフィッターがいる。
このポッドキャストの目的の一つも、聞いてくれている人が「こういうところを質問すればいいんだな」という理解を深めて、
フィッティングに行ったときに“いいスタート”を切れるようにすることなんだ。
iDiをコースで使って思うのは、高品質なショットがどれだけの割合で打てるか」です。店長はコースで20回以上は使用していますが、失敗らしい失敗がありません。5番ハイブリッドを使用した方がかなり失敗すると思います。
BluePrintT、BluePrintS、i240、G440、G730、Gle3
BluePrintT、BluePrintS、、i240、G440、G730、Gle3
すべてのクラブがカスタムオーダーできます。フィッティング・お問い合わせは ここ、お気軽にどうぞ。 PING製品の納期はこちらを↓を参考にしてください。
生分解性100%、海洋においても生分解するリバイブティーは 、楽天市場もしくはYahoo!ショッピングページよりお求めください。 知さんのザゴルフィングマシーンの解説は楽天市場、ヤフーショッピングから購入できます。 スインガー向けの THE SCIENSE OF THE GOLF 日本語版

は、当店の楽天市場、Yahoo!ショッピング、AMAZON、メルカリショップスからとなります。 https://www.youtube.com/embed/89PFsCvNsbM?feature=oembed この本はスインガーがどのようにクラブに力を与えればいいのかが書いてありますよ。スインガー向けの THE SCIENSE OF THE GOLF 日本語版はそのヒントになると思います。
■ そもそもワンプレーン/ツープレーン論は「前提が間違っている」
一般的な定義はこうです:
ワンプレーン:トップで左腕が肩プレーンと一致
ツープレーン:左腕が肩プレーンより上に上がる(別面に乗る)
この分類は 成り立つように見えて、実際には成立しない。
■ ■ 誤解の根源:
■ L字型の例がすべてを説明している
店長が示した ABC からなる L字型の物体 を、
真ん中の点を中心に回転させたとき、
A–B の軌道と B–C の軌道は、
決して“1つの平面”には乗らない。
これが 物理的事実 です。

■ ■ つまり:
肩(ショルダーライン)
左腕(アームプレーン)
シャフト(シャフトプレーン)
クラブヘッドの軌道(エルボープレーン含む)
これらが 1枚の平面に乗ることは構造的に不可能 です。
ワンプレーンも、ツープレーンも、
「平面(Plane)を前提にした瞬間に破綻する」
ワンプレーンもツープレーンも、
“平面に見える部分”だけを切り取って
勝手に“プレーン”と定義してしまったもの。
だから 理論として完全な形には絶対にならない。
■ なぜ歴史的にこの誤解が生まれたのか?
✔ ① 映像・写真でスイングを理解しようとした時代の限界
昔は 縦2D映像(ダウンザライン) しかなく、
3D空間の軌道は視認できなかった。
「平面に見える部分だけ」をプレーンと解釈することで
スイングを“単純化”して理解しようとした。
✔ ② クラブが長く、慣性が強いため、
“ある瞬間だけ”平面に見える
クラブは長く、回転モーメントが大きいため、
慣性でシャフトが「ある一瞬だけ」見かけ上平面に沿う。
→ それを人は“プレーン”だと誤解した。
小山ゆう氏のアニメでテレビでも放映された「おれは直角」をご存じの方は、店長と同年代になると思いますが、剣の起動を直角に変えることが出来る件の達人という設定です。
まぁ、物理的、力学的にあり得ないことなんですが、アニメだからこれが面白い。
ゴルフスイングは地球上で行われる、リアルな事象ですので、「俺は直角」的な理論はそもそも成り立つはずがないという事です。
では何故、人はこうも簡単に騙されるのでしょうか、それは真のスイングプレーンが見えないから。ないというのではなく、シャフト、エルボー、肩とボールを結ぶラインというように実際に見えたり、容易に想像できるものではないので、知りたいと思う知的欲求を簡単に満たしてくれるものだから、詐欺のように引っかかるのです。
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【店長の一言】
いやいや、なんと、今日はゴルフ界全てを敵に回したかのようなことをついに行ってしまいました。でも、店長もそうだったんです。洗脳から溶けただけですs。ゴルフ界最高のスイングの持ち主、ベンホーガンが言っていれば、なるほどと思ってしまう訳です。けっして、ホーガンは騙そうと思って言っていたのではなく、そう思っていたのですから、罪はありません。
人類の発展は理論、検証、意見、理論、検証、意見の積み重ねですからね。ただ、物体が動くときには、モーメントが働きますので、実際にはもっと動きが複雑になります。
何故、パットのバックストロークで左手の回内が起きてしますのでしょうか?

パッティングのスイングプレーンは、緑となるはずです。たまに黒のラインをスイングプレーンというのを見かけますがスイングプレーン上に支点となる位置が見当たりません。正しくは緑です。
黒だとすると、右の肘の角度を変えてシャフトを黒のプレーン上を動くように調整しなければなりませんが、それは右が短くなるので、左手が回内します。
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間違っていたら訂正してほしいけど、iDi はここ最近の PING のクラブの中でも、かなり“ユニークな存在”と言えるんじゃない?
Rapture → Crossover と進化してきたけど、形としてはある程度 “一族” という感じがあったよね。ウッドも代々似た形をしているし。
でも iDi は、PING ファミリーの中でも今まで存在しなかったタイプのクラブに見える。ほぼ新しいカテゴリーと言っていいくらいじゃない?
その通りだね。
だからこそ、このプロジェクトはすごく楽しかった。リードエンジニアのマーク・ブロクソムは、ほぼ“白紙の状態”からスタートできた。
他の多くの製品カテゴリーでは、見た目のシルエットはある程度継承しつつ、内部構造やテクノロジーを一新する、というやり方が多いんだけど、iDi は本当にゼロベースで「解決すべき問題」を再定義できた。
ツアープレーヤーと何度もディスカッションして、「このクラブには何が必要か?」を徹底的に詰めていった結果、ツアー投入直後から驚くほど多く使われている。
僕は毎年、自分のクラブを“株”のように見て「今年の成長株」を予想するんだけど、今年は iDi を完全に“本命銘柄”扱いしていた。
今のところ、その読みは当たっているね。
PINGの役員で全米プロ選手権に出場する腕前を持つジェーソンの言葉は偉大です。PING EYE2を始めて見たときはその形状から想像できる性能から、多くの人が見にくいアヒルの子と称したこのクラブを美しいと判断した店長ですが、iDiは外からは機能が見えないので、打つまで全く分かりませんでした。だた、日本のマーケットにおいてはジェーソンの読みと私の読みが当たっているとは言えないようです。(笑い)
― Ping Proving Grounds Podcast Ep.75 より「Ping Proving Grounds」Episode 75、
シェーン・ベーコンとマーティ・ジェーソンが語る iDiドライビングアイアン の回を、店長目線で“のぞき見”第3弾です。
最後に文字起こしを載せていますので、興味のある方はぜひ原文もチェックしてみてください。
それでは、店長に刺さったことを深掘りしていきます。
1. ツアーでは “コースを選ばず” 即バッグイン
ツアーでも、全米オープンでいきなりバッグに入っていたりしたよね。
オークモントみたいなコースで、特に“濡れたオークモント”って聞くと、あまり「低く出して転がすクラブ」のイメージじゃないけど、それでも多くの選手がその週に iDi をバッグに入れて使っていた。
そうそう。ビクター(ホブラン)はすぐに 3番を入れたし、コーリー・コナーズ、ブライアン・キャンベル、それからローリー・キャナーも 2番と3番の2本をバッグに入れている。
プレーヤーごとに使い方は違うけど、2番を完全にドライビングクラブとして使う選手もいれば、3番をメインに使う選手、そしてコーリーみたいに 4番をそのまま “4番アイアンの代わり” として使う選手もいる。
ロフト・長さ・打ち出し・スピンをうまく設計したことで、セットの中に自然に溶け込むようになった。
以前は、例えば i530 の 4番と Blueprint の 4番を同時にバッグに入れて、
「4番アイアンが2本ある」という、
ちょっと心理的に変な構成をしていたこともある。サヒス(ティーガラ)も同じようなことをしていたはずだよね。同じ番手だけど、違う距離を打ち分けていた。
この会話からiDiドライビングアイアンの使われ方がうかがい知れます。フェアウェイウッドとアイアンの間の特別なクラブ(ハイブリッド)という位置づけではなく、普通にアイアンとしてセットに自然に溶け込むというクラブであること
店長も普通に4番アイアンとして入れています。残念な感じがあるのはハイブリッドのように飛ぶことが無い→無理して距離を稼ぐことが出来ない問うことで、逆の言い方をすれば、距離が安定しているということです。
一般論として、このようなタイプのクラブは全英オープンのようなコールで使用されますが、プロはすべてのコースで使用しています。
2. ツアーの要望を形に
CrossOverはヘッドの大きさが大きく、iDiドライビングアイアンは小さくなっていますので、フェースの上部がそもそも少ないこと、高反発なフェースなのであまり心配ありません。
1つ目は、Crossover には弾道調整スリーブが付いていたけど、
ツアープレーヤーが求めるロフト・ライ角に完全には届かなかったこと。
フィッティングベイではスリーブの調整がすごく有効なんだけど、最終的には「自分のアイアンと同じライ角」できっちり出したいという要望が強かった。
そこで iDi では、ピンらしい “大きなホーゼルノッチ” を入れて、カラーコード全域までしっかりライ角調整できる設計にした。
つまり、弾道調整スリーブよりも「カラーコードフィッティング」を優先した。
ユーザーはアイアンと同じカラーコードで注文できるし、それで十分に機能する。これは僕自身にとっても大きなポイントだった。
このやり取りからは明らかにロングアイアンとして、ハイブリッドに変わる新しいジャンルのクラブ、いいえ、アイアンセットの中の1本としての位置づけが伝わってきます。USではクラブのジャンルはアイアンとなっています。
ジャパンは従来通り、ハイブリッドのジャンルです。マーケティングがちゃんとIDiのノートを読んだのか疑問でございます。
2つ目は、「2番として、とにかく低く打ち出せるクラブにしたい」という点。
これは営業さんから聞いていましたが、すっごい低い球を想像していましたが、普通に打つと普通に上がりました。でも、ジェーソンの言葉からは低く打出せるクラブということが伝わります。
3つ目は、上下打点ブレに対するやさしさ。
4つ目は、さっき言ったブレード長を短くすること。
ツアープレーヤーにとっては、
見た目だけでなく「手に伝わる感覚」も
自分のアイアンと揃えたい、という要望がとても強かった。
ということで、アイアンとハイブリッドのつながりをもっとシンプルにしたいというのであれば、iDiドライビングアイアンは本当に最適なクラブといえるでしょう。
ハイブリッドの置き換えではなく、
フェアウェイウッドの代替でもなく、
「4番・3番・2番アイアンとしての新しい答え」
これが iDi ドライビングアイアンの正しい位置づけです。
アイアンとハイブリッドの“間”に悩むゴルファーにとって、
iDi は単に選択肢の追加ではなく、悩みを消すクラブ です。
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は、当店の楽天市場、Yahoo!ショッピング、AMAZON、メルカリショップスからとなります。 https://www.youtube.com/embed/89PFsCvNsbM?feature=oembed この本はスインガーがどのようにクラブに力を与えればいいのかが書いてありますよ。スインガー向けの THE SCIENSE OF THE GOLF 日本語版はそのヒントになると思います。
以下は、動画の文字起こしとなります。
どんなショットでも、自分が打ちたい球を打てるっていうのが大好きなんだよね。
このポッドキャストでは、ここ(PING本社)で起きているいろいろなことを通じて、
どうやってゴルファーがもっといいゴルフをできるようにしているか、
そんな“楽しいストーリー”をたくさんお届けできると思う。
僕はシェーン・ベーコン、そして隣にいるのがマーティ・ジャートソンです。
マーティ、今日はこのテーマを話せるのが本当に楽しみなんだ。
昔、Rapture Driving Iron が出たときのことをよく覚えてるよ。
あの2番アイアンを持ってて、ビルにフィッティングしてもらったんだ、バッバ・ワトソン全盛の頃ね。
最初から完全にハマってたよ。
そのあとすぐ Crossover もバッグに入れてたし、
ある時期は2番と3番の両方を入れてたこともある。
めちゃくちゃテンション上がったんだ。
今日はその話をマーティとできるのが楽しみだし、
この新しいクラブにどんな新しい要素が入っているのか、ぜひ聞きたい。
「このカテゴリーのクラブで、そもそも何をやるべきか?」
を一から見直す、というチャレンジをしたんだ。
「ハイブリッドとロングアイアンの中間」という意味で名付けられたんだけど、
年を追うごとにかなり進化してきた。
ヘッドが大きかったり、小さくなったり、シェイプが細くなったり、
いろいろ変化してきたんだけど、
どの世代にも共通していたのは “ヒールからトウまでがすごく長い” という点だった。
そこでツアープレーヤーたちとかなり時間をかけて、
「このクラブに何を求めているのか?」
「ドライビングアイアン的なクラブに何をしてほしいのか?」
を徹底的にヒアリングしたんだ。
もう一度すべて組み立て直した。
「これは名前も刷新すべきだ」と判断した。
それで “i ドライビングアイアン”、略して iDi という名前にしたんだ。
自然に溶け込むようなクラブにしたい、という意図がある。
「ロフトのあるフェアウェイウッド」の話を何度もしてきたけど、
ツアーでも数年前――そうだな、2〜4年前くらいから、
バッグの中にヘッドカバーの数が明らかに増えたよね。
ドライバー、3番ウッドのあとにすぐ
2番アイアン、3番アイアン、Crossover みたいな流れが普通だったけど、
ここ数年でその構成が大きく変わってきた。
「なぜ今、また 2番・3番・4番アイアンのようなクラブに
再びフォーカスするようになっているのか?」
上級者があまりバッグに入れないイメージの番手に、
また注目が戻ってきている理由は?
今、バッグの“トランジションゾーン”(フェアウェイウッド〜ロングアイアンの間)には
本当にたくさんの選択肢があるんだ。
そして今作の iDi、
さらにロングアイアンもある。
「特定の条件のときだけ入れ替えるクラブ」を求めている。
あるいはフェアウェイが固くなるコースで、
ティーショットで少し“転がして攻めたい”週がある。
「そういう週に、ティーショット専用に近いクラブをどう作るか?」。
ロングアイアンから自然につながるようにしたい、という要望も大きかった。
なおかつもっと高さが出せるクラブにしよう」という狙いもあった。
それぞれ“別々の役割”に最適化している。
ティーショット専用と言ってもいい。
ツアープロなら、これで “スティンガー” を打って 280ヤードくらい飛ばせる。
低弾道で打ち出して、ランでしっかり前に行かせる。
フェアウェイファインダーとして、
「キャリー 240ヤード、そこから転がして 260〜280ヤード」みたいな使い方だね。
というプレーヤーにとっての“スイートスポット”になる。
ハイブリッドやロフトのあるフェアウェイウッドほどスピンは多くない。
でも、純粋な 3番アイアンよりは打ち出しが高く、スピンも入り、許容性もある。
ライさえ良ければパー5の2打目でも使える。
250ヤードキャリーでグリーン近く、場合によってはグリーンオンまで狙える。
ツアーではすでに“4番アイアンの代わり”として
バッグに入れている選手が多い。
正直、彼のような “球を外さない人” にとって
4番アイアンの代わりが必要とは思えないんだけど、
彼もすぐにバッグに入れた。
本当に素晴らしいショットが打てている。
振れていて、暖かくて、スピードが出ている日はいいんだけど、
そうじゃない日は一気に脆くなる。
ツアーでもすでに大きな成功を収め始めている。
まだデビューしたばかりなのにね。
オークモントみたいなコースで、
特に“濡れたオークモント”って聞くと、
あまり「低く出して転がすクラブ」のイメージじゃないけど、
それでも多くの選手がその週に iDi をバッグに入れて使っていた。
コーリー・コナーズ、ブライアン・キャンベル、
それからローリー・キャナーも 2番と3番の2本をバッグに入れている。
2番を完全にドライビングクラブとして使う選手もいれば、
3番をメインに使う選手、
そしてコーリーみたいに 4番をそのまま “4番アイアンの代わり” として使う選手もいる。
セットの中に自然に溶け込むようになった。
「4番アイアンが2本ある」という、
ちょっと心理的に変な構成をしていたこともある。
同じ番手だけど、違う距離を打ち分けていた。
iDi は見た目・打感・音が “よりアイアン寄り” に感じられるけど、
飛距離性能を犠牲にしていない。
そんなクラブになっている、って言っていい?
ブレード長が Crossover よりかなり短いこと。
大体 20%くらい短くなっている。
見た目・フェースの返り方・シャフトとの位置関係を
アイアンに近づけた。
目をつぶって打ってみても、
“長いアイアン” を振っているような感覚になると思う。
重心をやや深くして慣性モーメントを上げている。
これはフェース上下の打点ブレに対してボール初速やスピンを保つ方向の慣性で、
ギア効果を抑え、高打点・低打点でも
打ち出しとスピンを安定させるのに効く。
ラフでボールが浮いていて、フェースの上の方に当たったときに
“全然飛ばないで落ちる” というのが一番イヤなミスなんだ。
Rapture Driving Iron でも活かしていた設計思想を
さらに進化させている。
オフセットも少なめにしてアイアンに馴染む形にして、
ソールをワイドにして、
その形状全体で重量配分を工夫することで、
フェース上下のミスに対する許容性を高めている。
iDi の開発のきっかけとしてどんなものがあったの?
ツアープレーヤーが求めるロフト・ライ角に
完全には届かなかったこと。
最終的には「自分のアイアンと同じライ角」で
きっちり出したいという要望が強かった。
カラーコード全域までしっかりライ角調整できる設計にした。
「カラーコードフィッティング」を優先した。
ユーザーはアイアンと同じカラーコードで注文できるし、
それで十分に機能する。
これは僕自身にとっても大きなポイントだった。
ツアープレーヤーにとっては、
見た目だけでなく「手に伝わる感覚」も
自分のアイアンと揃えたい、という要望がとても強かった。
iDi はここ最近の PING のクラブの中でも、
かなり“ユニークな存在”と言えるんじゃない?
形としてはある程度 “一族” という感じがあったよね。
ウッドも代々似た形をしているし。
今まで存在しなかったタイプのクラブに見える。
ほぼ新しいカテゴリーと言っていいくらいじゃない?
だからこそ、このプロジェクトはすごく楽しかった。
ほぼ“白紙の状態”からスタートできた。
見た目のシルエットはある程度継承しつつ、
内部構造やテクノロジーを一新する、というやり方が多いんだけど、
iDi は本当にゼロベースで
「解決すべき問題」を再定義できた。
「このクラブには何が必要か?」を徹底的に詰めていった結果、
ツアー投入直後から驚くほど多く使われている。
「今年の成長株」を予想するんだけど、
今年は iDi を完全に“本命銘柄”扱いしていた。
今のところ、その読みは当たっているね。
マーティが最初からバッグに入れているなら、
もう完全にお気に入りってことだから。
i500シリーズに近い感じ?
それとも i シリーズ寄り?
それとも独自のフィーリング?
素材には C300 マーベリングスチールを使っている。
これは飛行機の着陸装置にも使われるような、
強靭でよくしなる素材だ。
かなり高反発なんだけど、
そのままだと音や振動が好ましくなくなる可能性がある。
これはヘッド内部に「空気が入った軽量のバッグ」のような構造物を配置して、
振動を大幅に減衰させる仕組みなんだ。
高反発化しながら、
不快な音や振動を抑えられる。
“Perception–Action Coupling(感覚と動作の結びつき)”にも通じるんだけど、
クラブの見た目・挙動と、耳から入る音が
脳内のイメージと一致していることがすごく大事なんだ。
iDi も同じ考え方で、
「見た目どおり、期待どおりの音と打感になるように」チューニングした。
“カキーン”としたガラス質の音でも、
“カチッ”という硬い音でもない。
「ちょうど良いポップ感とボールスピード感」がありながら、
耳障りではない音になっていると思う。
“エア(Air)が入ったゴルフクラブ”だから(笑)。
いわゆる「一般のゴルファー」にとって、
iDi はどのポジションになるんだろう?
コンボセットを考えるとき、
バッグの上のほうの番手構成として
iDi をどう考えればいい?
やっぱり 4番だと思う。
フィッターと一緒に PING Co-Pilot のツールを使って
シミュレーションもできる。
やや“ニッチなクラブ”扱いだったから
ギャッピングアプリのアルゴリズムには入っていなかったけど、
iDi は i240 と同時期に発売されたこともあって、
最初からギャッピングアプリに組み込まれている。
「iDi 4番を入れたとき、弾道や番手間の飛距離はどう変わるか」
をシミュレーションできる。
ティーショット用に良いクラブを探している人は多いからね。
ほとんどのホールでドライバーが飛びすぎる人がいるんだけど、
彼なんかは iDi 2番をヘビーローテーションで使うことになるだろうね。
しっかりヘッドスピードが必要だけど、
3番・4番はアマチュアにも素晴らしい選択肢になる。
スピードがある人は、2番もぜひ検討してほしい。
距離差が大きく開きすぎないか?」
って心配する人もいると思うんだけど、
そのあたり、ギャッピングの話はどう?
そのまま iDi 4番と入れ替えたんだけど、
ロフトも 23°、長さも“標準”で置き換えた。
「クラブ長を少し短めにする」という点。
「ブレード長が長くて、さらにクラブ長も長く感じる」というフィードバックがあったので、
セットの他のロングアイアンと自然につながるように
標準長さを少し詰めた。
・長さの進び方がアイアンセットと揃う
・4番は十分なロフトがある
という状態になって、
4番アイアンとの距離差が“ちょうど良く”なった。
ほぼ標準ロフト・標準長さに近いはずだ。
4番 i240 より極端に飛びすぎる」というわけではない。
むしろ、球が上がりやすくなり、ミスヒットに強くなることで、
“ナイスショット率” が上がるのがポイントだね。
「最高飛距離」よりも
「高品質なショットがどれだけの割合で打てるか」
という指標だと思う。
大事なのは「ある程度のイメージを持ってフィッティングに行くけれど、
実際にはオープンマインドで臨むこと」だよね。
そして iDi。
フィッティングの中で、
自分のプレースタイル、よく行くコース、スイングスピードに合った
“最適な1本” を見つけてほしい。
それをどう組み合わせるかで
かなりゲームが変わる。
・ある週は 7番ウッドや 9番ウッドを入れる
・別の週は iDi 3番や 4番を入れる
みたいに。
トーナメントやコースによって
iDi 3番を抜いて G440 4番ウッドを入れたり、
その逆をしたりしている。
だからこそ Co-Pilot や、
しっかりトレーニングされたフィッターがいる。
聞いてくれている人が
「こういうところを質問すればいいんだな」
という理解を深めて、
フィッティングに行ったときに“いいスタート”を切れるようにすることなんだ。
iDi ではアイアン用スチールじゃなくて、
“ハイブリッド用シャフト” を入れている。
ダイナミックゴールドをそのまま入れるわけではなくて、
ハイブリッド系のシャフトを組み合わせている。
これが抜群にいい。
アイアンっぽい挙動と、
ハイブリッドっぽいシャフト特性の両立ができている。
iDi はどうなんだろう?
4番あたりは選択肢になる?
ある程度のスピードがないと、
どうしてもスピンが足りなくなる。
キャリーも高さも出ない。
ヘッドスピードが控えめなゴルファーには
高ロフトのハイブリッドやフェアウェイウッドのほうが適している。
失敗しにくくなると思う。
コースでは「高さが足りない」ということになりかねないからね。
何本 iDi がバッグに刺さっているか数えてみたいな(笑)。
“風・地形・硬いフェアウェイ” のゴルフ場に行く人から、
よく質問のDMをもらうけど、
必ず聞くのは「レイングローブ持ってる?」ってことなんだよね。
「その環境に適したクラブ」を用意することも重要だと思う。
まったく違う条件でゴルフをすることになるからね。
“バケットリスト” コースに行くなら、
iDi はぜひ検討してほしいクラブだし、
レインウェア一式やジップロック、バケットハットなんかと同じくらい
持って行く価値がある。
「せっかく準備したのに、結局どれも使わなかった」っていうパターン(笑)。
それは天候に恵まれたってことだからね。
ローカルの競技ゴルファーたちの反応はどう?
みんな新しいクラブにはワクワクすると思うけど、
iDi は社内のバッグにもかなり入ってる?
USGA のフォーボールやミッドアマを目指しているような
競技志向の社員も多いけど、
彼らにとって iDi は “待ちきれないクラブ” だった。
って何度も聞かれたよ(笑)。
iDi は最高のクラブになっている。
今年自分のゲームに一番貢献してくれているクラブは
間違いなく iDi 4番だね。
今年は iDi 4番が “マーティのクラブ・オブ・ザ・イヤー” だ。
オプラのブッククラブみたいに、
マーティが「今年のクラブだ」と言ったら
画面にスタンプが出る、みたいな。
「今年の1本」と言うわけだから、
それ以上の褒め言葉はないよね。
「若い頃は欲しくても左用がない」という経験を山ほどしてきたから、
iDi の写真を初めて見たときは
本当にヨダレが出るような気持ちだった(笑)。
ときどきバッグに入れるクラブになるだろうし、
狭くて硬いフェアウェイで
正しい場所に落とせば 30〜40ヤード転がるようなコースでは
“即投入” のクラブだと思う。
他のクラブとどうミックスするか、
ピンがずっと大事にしてきた“ミックスセット”の発想とも
完全にマッチしていると思う。
ロフトを 18°・20°・23°と大きく離して設計したことで、
複数本入れても番手間ギャップがうまく埋まることが確認できている。
基本的に「1本だけバッグに入れる」使い方を想定していたので、
ロフト差は 2〜2.5°くらいと近かった。
ロフト差を広く取った。
そこにロフト・ライ調整の余地もある。
2本、場合によっては3本入れる構成も十分アリだと思うよ。
っていう有名な話があるけど、
iDi を最初に打ったとき、
まだトーナメントで使えない時期は
かなり“ウズウズ”してたんじゃない?(笑)
ヘッドカバーをかぶせてこっそりバッグに入れたりするよ(笑)。
テスラが新型モデルを偽装してテスト走行してるみたいな感じでね。
発売前からそうやってこっそりラウンドで試していた。
マーティ・ジャートソンの「2025年 クラブ・オブ・ザ・イヤー」は iDi。
ここまでお送りしたのは Ping Proving Grounds ポッドキャストでした。
(拍手)
PINGの戦略イニシアチブディレクターのポール・ウッドが


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生分解性100%、海洋においても生分解するリバイブティーは 、楽天市場もしくはYahoo!ショッピングページよりお求めください。 知さんのザゴルフィングマシーンの解説は楽天市場、ヤフーショッピングから購入できます。 スインガー向けの THE SCIENSE OF THE GOLF 日本語版

は、当店の楽天市場、Yahoo!ショッピング、AMAZON、メルカリショップスからとなります。 https://www.youtube.com/embed/89PFsCvNsbM?feature=oembed この本はスインガーがどのようにクラブに力を与えればいいのかが書いてありますよ。スインガー向けの THE SCIENSE OF THE GOLF 日本語版はそのヒントになると思います。
前回の記事を補完する記事を書きます。
1989年の全英オープンは3人のプレイオフとなりました。この全英オープンで何が起きていたのでしょうか?
それはノーマン、グレディのオーストラリアンとアメリカンのカルカベキアのオーストラリアVSアメリカとなった大会でもありました。
使用アイアンは、ノーマンは以前から契約していたスポルディングがスネークアイもしくはコブラでグレディはミズノ、カルカベキアはピン Eye2です。
店長的には、この部分に注目します。
左手主導の回内は
クラブを小指側に引っぱる = フェースを開く力 を生む。
そして、
= ボールはスライスor引っかけの二択になる。
これは ショットにもパッティングにも共通するんですが、何故、ディープマレットやグースネックは抑制する効果があるんでしょうか?
ディープマレットが回内・回外を抑制する理由
■ フェースバランス(または限りなくフェースバランス寄り)
重心がシャフト軸上に近い
→ 回内・回外によるフェースの回転トルクが小さい
→ 「手で返しても返らない」構造
■ 重心深度が深く、慣性モーメント(MOI)が非常に大きい
開閉を物理的に嫌う
回外してもヘッドが前に“飛び出しにくい”
■ 体幹ロッキングと相性が良い
フェースローテーションを抑える=肩・腹筋主導
→ ジェーソンの「脳の配線を組み替える」に直結
結果:
回内で開きにくく、回外しても閉じにくい。
= フリップが起きない。
グースネックは
見た目ではなく“シャフト軸の通り道”が最大ポイント。
(オフセットが大きい)
この結果:
→ ヘッド軌道が“手元より前に出る”力が弱くなる
→ グリップエンドの反作用(止まる)も弱くなる
→ フリップが発生しにくい
→ 回外で戻す動きを抑制
→ ロフト/フェース向きが安定
= 手の回旋(回内・回外)がスイング軸に入りづらい
結論:
グースネックは回外(手返し)を物理的に邪魔する設計
→ 結果として回内の暴走も止まる。つまり両者はこう効く
悪い動き 起こる現象 有効なクラブ 左手回内 → フェース開く フェースが開いたまま引っ張られる ディープマレット(開閉しない) 開いたフェースを回外で戻す ヘッドが前に出てフリップ グースネック(回外を阻止) PING製品、カートの購入は↓こちらをクリック!
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において、ジェーソンが指摘した
アームロックは誰に向く?という質問に対して
手首の面内運動(最大のパワー源)を抑え、肩・腹筋のロッキングでストロークさせる=脳の配線を組み替えるのに有効。
![]()
若林接骨院HPより
について、深堀りします。「手首の面内運動(最大のパワー源)を抑え」というこの言葉です。この動作は、どういうことなんでしょうか?
ショットにおいても、これが大きな問題となります。
まずは 純粋に手首の運動 を整理します。
| 名称 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| 掌屈(Flexion) | 手のひら側へ折れる | 掌を下に向けて曲げる |
| 背屈(Extension) | 手の甲側へ折れる | リストコックの最大方向 |
| 橈屈(Radial deviation) | 親指側へ倒す動き | コックの方向 |
| 尺屈(Ulnar deviation) | 小指側へ倒す動き | リリースの方向 |
| 回内・回外(Pronation/Supination)※前腕操作 |
ジェーソンの言葉
手首の面内運動(最大のパワー源)を抑える
この 面内運動(in-plane motion) とは、解剖学で言うと次の2つです:
手関節の掌屈/背屈、橈屈/尺屈よりも
圧倒的にパワーが大きいのが
です。
これは店長が示した
ゴルフクラブは棒の先端に重量物がついているので、
重いものを引っ張る動きが最も効率がいい
という原則の通りで、
左手の回内は「引っぱり」パワーになる(最大の出力が出る)
左手の回外は「クラブを前に出す」=フリップへ直結する
という性質を持っています。
つまりジェーソンが言う「面内運動」とは
前腕回旋(回内・回外)によるヘッド回転トルクの暴れ
そのものを指しています。
図解します
→ フェースが大きく開く
→ 左手は小指側にクラブを引っ張るだけ
→ クラブヘッドをボールに当てる動きが存在しない

左手の回内は
クラブが開いたまま引っ張られる力学 なので、
フェースローテーションは “0” です。
フェースが開いたままではインパクトできません。
そのため、

= ヘッドを前に放り出す動き
となります。
回外は
反作用としてグリップエンドを逆方向に引っ張る
→ グリップが止まり
→ ヘッドだけが前に飛び出す
→ スイング軌道もフェースも暴れる
という最悪の連鎖を生みます。

前腕回旋(回内・回外)は強すぎるパワーのため、
ボールへの当て方が「手」でコントロールされる
リリースポイントが安定しない
スイングが手元主体になり軌道が壊れる
フェースの閉じ/開きがバラバラ
このすべてが
アプローチ・パター・ショット共通の病理 です。
ジェーソンの主張は
パッティングではこの“回内・回外”の介入をゼロに近づけるべき
ということです。
ミッドレングスやアームロックは
手首が使えない
回内・回外が使えない
フェースローテーションが起きない
“手の力” が入りにくい
肩と体幹でロッキングするしかない
という構造になっています。
これはジェーソンの言う
脳の配線を組み替えるのに有効
つまり、
「手首の面内運動を使うパッティング」→「体幹主導パット」へ強制的に再教育
という意味です。
ここが店長が強調したいポイントですね。
ショットの「最大のミス原因」の90%は
左手の回外(=手返し)によるフリップ
だと言われています。
あなたが提示したこの表が“完全に正しい答え”です。
| フェーズ | 左手(Lead) | 右手(Trail) |
|---|---|---|
| バックスイング | 橈屈(コック)+軽い掌屈 | 背屈で支える |
| 切り返し | 掌屈方向にわずかに締まる | 背屈維持(前に出さない) |
| ダウン | 尺屈方向へリリース準備 | 背屈維持しつつ加速の“抵抗” |
| インパクト | 掌屈〜フラット | 背屈残し(パワー伝達) |
| フォロー | 尺屈方向へ解放 | 掌屈方向にほどける |
右手首の背屈は
左手の回内/回外の暴走を抑制する役割 を持ちます。→ フライング・ウェッジズ
ジェーソンの言う
“手首の面内運動を抑える”
は科学的には
“回内・回外の暴力的トルクを抑え、右手の背屈が主導となる構造を作れ”
と同義です。★ この問題のクラブメーカーの解答が
グースネックとディープマレット
ですが、これについては次回以降に解説しましょう。PING製品、カートの購入は↓こちらをクリック!
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