スイングを評価する基準がいろいろありますが、トップで、右ひじは90度以上曲げてはいけないという理論。聞いたこともしくは見たことありませんか？
そうなんですか？
それが本当だとしたら、この人は✖ではありませんか？
多くの方が知っていると思いますが、マスターズチャンピオンのフレッド・カプルスです。カプルスのトップでの右ひじの作る角度は90度よりはるかに少ない60度となっています。
何故でしょう？
これがわかる人は、スイングのことをかなり理解している人だと思います。
右肘が90度以上曲がっていることが問題ではなく、ある大事な要素を守れなくなった時に右肘が90度以上曲がることから90度以上曲げてはいけないわけです。
しかし、トップで右肘が90度以上60度になろうかというほど曲げるトップゴルファーがいるということは、この言葉を一人歩きさせてはいけません。しかも、トップで右肘が90度以上曲がらなくてもある大事な要素を実現できない状態があります。
今年のUS女子オープンでの渋野選手はちゃんとしていましたが、それ以前の渋野選手も右肘は90度以上曲がっていませんでしたが、大事な要素が実現されていなかったんですね。
結論的に、トップでの右ひじの角度が問題ではないということが導き出されるということです。
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昨年に亡くなられた木場本先生にずいぶん前になるんですが、歩き方を教えてもらったことがあるんです。なぜ、歩き方を教えてくれるんだろうと思いながら、先生の教えを聞いて、それから少しずつではありますが、そのような歩き方ができるようになったと思っています。息子さんである知明さんのマイケル・ジャクソンのコンサートに保護者として一緒に出掛けられて、マイケル・ジャクソンのダンスを見て、「ほら、マイケルジャクソンもかかと体重だ。」と言われ、一気に興ざめたという話は私たちの中では有名な話です。いつも頭の中にゴルフしかない先生ですから、突然に歩き方の話をするからには、ゴルフに関係のない話であるわけではありません。事実そうでした。この話もいずれ市内いといけませんね。
