いやいや、本当にすごい内容でした。
ということで、優勝を決めたパットのシーンをご紹介します。
パターの動きは「性格(ストロークタイプ)」で決まる
パットにもあった。スインガーとヒッターでスインガーにあるのはブレード型、ヒッターにあうのはマレット型ということを紹介しました。

なぜこれを導くことが出来るのか?重心深度とパターストロークの動力の関係から説明できます。
パターの動きは「性格(ストロークタイプ)」で決まる
スインガーとヒッター、それぞれのパターが動く理由。
スインガー型では、ブレードパターの浅い重心がフェースターンを自然に“助けて”くれます。
フェースがまるで呼吸をするように開いて閉じ、インパクトの瞬間にピタッとスクエアに戻る。
トウが少し下がった「トウハング設計」は、ちょうど振り子のようにリズムを刻みながら、
フェースが勝手に帰ってくる感覚をつくります。
力で合わせるのではなく、流れの中で勝手に戻る――それがスインガーの気持ちよさです。
一方、ヒッター型はマレットパターの深い重心が主役。
ヘッドの重心がフェース面から少し後ろにあることで、
手元を目標方向に押し出すと、ヘッドは一瞬「開こう」とします。
ところがその直後、重いマレットの慣性が働き、
ヘッドが“戻ってこようとする”――まるでフェースが自分でスクエアを探すように。
この反ねじれ作用が、ヒッターの押し出しストロークをしっかり支えてくれるんです。

最近のPGA選手にマレットが多いのは、
この「押してもブレない安心感」を求めるプレーヤーが増えているから。
ただし、速いグリーンでは反作用が強すぎることもある。
そこで登場したのが、**“アーク型マレット”**という折衷タイプ。
フェースターンを少し許しながらも安定感はキープ――
まるで、しなやかに動く剣道の竹刀のように、硬さとしなやかさの絶妙なバランスを狙っています。

🧭 まとめ
-
スインガー型 × ブレード:フェースが自然に動き、感覚とリズムで打つ。
-
ヒッター型 × マレット:押し出しに反作用が働き、安定してスクエアを保つ。
-
アーク型マレット:両者の“いいとこ取り”、現代グリーンのスピード対応型。
🟢 感覚でいえば、
-
ブレードは「指揮棒のように軽やかにリズムを刻む」
-
マレットは「ハンマーのように真っすぐ打ち出す」
あなたがどちらの感性でパットをするか――
それが、選ぶべきパターの形を決めるのです。
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は、当店の楽天市場、Yahoo!ショッピング、AMAZON、メルカリショップスからとなります。 https://www.youtube.com/embed/89PFsCvNsbM?feature=oembed この本はスインガーがどのようにクラブに力を与えればいいのかが書いてありますよ。スインガー向けの THE SCIENSE OF THE GOLF 日本語版はそのヒントになると思います。
カラーコードのもう一つの狙い。
1. カラーコードの基本:ライ角調整による方向性補正
PINGのカラーコードは「ライ角(クラブのシャフトとソールの角度)」を基準にしたものです。
・アップライト(シャフトが立っている)ほど左方向に打ち出しやすく、
・フラット(寝ている)ほど右方向に打ち出しやすくなります。
これはフェースの向きがライ角により地面に対して傾くためです。
こんなことは、このブログの読者には常識です。
2. ソールの均等接地という本質的役割
しかしPINGの狙いは単純な「方向補正」だけでなく、ソール全体が地面に均等に接触するよう設計することにあります。
これは以下のような効果を生みます:
- インパクト時の摩擦・反発力が均一化され、フェースの開閉を抑制する。
- フェースの向きが自然に安定し、スイング軌道に沿ってスクエアに戻りやすくなる。
- ソールの片減りや芝の抵抗差による左右ブレが減少する。
つまり、正しいライ角(=自分の身長・腕の長さ・姿勢に合ったカラーコード)であれば、
「ソール全体が均等に地面に設置し、スイング時のエネルギー伝達が均等化」するため、結果として方向性も安定するのです。
3. ソールの接地による「補正力」
ところが、クラブのソールが適度に広く、滑走性の高い形状(=PING的設計)を持つと、地面との接触面が一種の“受け皿”として機能します。
🔹 仕組み
- スイング中、インパクト直前でクラブがわずかにアップライト/フラット方向に傾く
- ソールが地面に当たると、その部分に**反力(地面からの押し返し力)**が発生
- この反力が、ヘッドを中立方向(スクエア姿勢)に戻すトルクとして働く
→ 結果として、フェースの向きが自然に安定し、ライ角ズレの影響を軽減します。
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ソールとバンスがつくる「方向安定性」──フェースを正確に合わせようとしなくてもまっすぐ飛ぶ理由
1. リーディングエッジを入れにいく誤解
多くのゴルファーは、「ボールと芝の間に正確にリーディングエッジを入れる」ことを理想だと思っています。
しかし、実際にはウェッジにもバンス角が設けられており、例えば56°のロフトクラブの場合でも、リーディングエッジをピタリと地面に当てるには12度以上のハンドファーストが必要になります。
このような打ち方をしてしまうと、せっかくのバンスの働きを殺してしまうのです。
理由はこちらから。
iDiドライビングアイアンの外見的特徴に

大きいソール幅と大きいバンス角があります。お客様から何故かまっすぐ飛ぶといわれていますが、その秘密は?。
2. バンス角とソール幅がもたらす補正メカニズム
ソールとバンスの設計は、クラブを“地面に滑らせる”ために存在します。
その働きはまるで水面を滑るボートのようです。
-
接地による補正
ソールが地面に広く接触することで、フェースがわずかに開いたり閉じたりしても、地面がそれを「押し戻す」ように補正します。
→ スイング中のフェース角のブレが結果に現れにくくなります。 -
回転の抑制効果
ソールが滑ることで、摩擦がフェースの回転を制御。
→ インパクト時のフェース向きが安定し、方向性が向上します。 -
高さの自動制御
奥行きの深いソールは、フェースを開いても地面に浮かず、ボールを拾いやすくします。
一方で、閉じすぎてもソールが支点となってダフリを防止。
→ 結果として、球の高さも安定します。
3. ソール幅のあるクラブは方向に強い
この効果はウェッジだけの話ではありません。
iDiドライビングアイアンのようにソール幅が広く、バンス角も大きいクラブでは、
打点のブレや芝の抵抗によるフェースの向きの変化が自然に抑えられます。
そのため、「なぜか真っすぐ飛ぶ」と感じるのは偶然ではなく、
ソール幅+バンス角が生み出す自動補正機構が働いているからです。
4. まとめ
-
リーディングエッジを無理に入れるスイングは、クラブ設計を無視した動き。
-
ソールとバンスは、フェースのズレを地面との接触で補正する働きを持つ。
-
ソール幅が広いクラブほど、方向の安定性・打点の許容範囲が広がる。
-
つまり、「クラブを地面に乗せる」感覚でスイングすることが、最も理にかなった
ウェッジばかりソールが注目されますが、ロングディスタンスを狙うクラブのソールにも注目して下さい。
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iDiドライビングアイアンとは、どんなクラブか?
さてしつこくIdiドライビングアイアンの復習を行います。
iDiドライビングアイアンとは、どんなクラブか?

PING iDiドライビングアイアンの「飛び」をどう伝えればいいのか、いつも考えています。
その中で、自分の人生の中で一番近い体験として思い出すのが、テニスで“デカラケット”が登場したときの衝撃です。
それまで私たちは、小さな面のラケットで一生懸命スイングしてボールを飛ばしていました。
しかし、デカラケットを使ってみると――
力を入れて振らなくても、面にボールを合わせるだけで “ビュン” と飛んでいく。
そんな感覚がありました。
面が大きくなったことで、ガットの「たわみ量」が増え、反発力が高まったのです。
繊細なタッチが出るのは、どっちのスタイル?
まったくタッチが出ません。
中部地方のゴルフ場は10月になると一斉にクラブ選手権が行われこの時期はどこのゴルフ場もグリーンのコンパクションを上げて、スピードも上げてクラブ選手権にふさわしいコースセッティングを行います。
競技志向のゴルファーであればそういうことは頭に入っていて今年もこういう時期が来たかと心の準備をします。高温多湿の芝(特にベント芝)にとって大変な時期を乗り越え、高速グリーンに仕上げることが出来るベント芝の本領発揮です。
いやぁ、今日のグリーンは硬くて手強かったですと、コースの関係者に伝えると、満面の笑みで「そうでしょう!キーパーさんががんばりましたから。」などと返されます。
しかし、一般ゴルファーには、このようなことを知らない人もいて、昨日なんかは、富山カントリーの有磯の8番まではチャンとゴルフをしていたのに、9番ロングで5パットをしてから全てがおかしくなりましたと、生徒さんのボヤキを聞くことになりました。
このホールは山に向かうホールでグリーンは2段グリーンで受けているグリーンです。下りは富山湾に向かっているので、芝目は下り方向で奥からは強烈に早くなります。ピン位置は下の段から上の段のスロープに少しかかる位置だったそうで、遅くに雨予報が出ていたので、超-難しいピンポジションです。
10月の第3週から一気に気温が下がったこともこれに拍車を掛けました。芝生の成長の勢いがなくなったこともこの状況を作った要因です。
何故、そうなってしまうのか?次回に持ち越しです。
パッティングのストロークタイプによる検証は明日!
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SFTテクノロジーの力学的解釈
昨日の記事の解説となります。
●インパクト時のフェースターン特性
SFT(Straight Flight Technology)は、ヒール寄りに重心を配置することで慣性モーメントの中心軸をフェース回転方向に近づけています。
その結果、インパクト時にはヘッドが自然にターンしやすく、スライス回転を抑える効果を発揮します。

真っ直ぐ飛ばしたいからMAX.スライスしたくないからSFT、左に行くからLSTでいいのか?
自身の球筋だけで判断して、クラブヘッドを選択してもいいのか?という問題は非常に微妙です。
例えば、「ボールが左に行く人(=引っかけ・左へのミスが出る人)」が PING SFT(Straight Flight Technology) を使うと真っ直ぐ飛ぶようになる――というのは一見「逆効果」に思えますが、実はクラブの構造とミスの原因の関係を理解しないと正しいフィッティングはできません。
PINGの「SFT(Straight Flight Technology)」は、
グリップ交換・メンテナンスしていますか?
ゴルファーとクラブの接点であるグリップですがちゃんとメンテナンスしていますか?
古くなったグリップは交換が必要となりますが、交換時期を表にまとまると
| 特徴 | 耐久性の目安 | |
| ラバー(一般的) | 柔らかくフィット感◎ | 約1年 |
| コード入り | 雨・汗に強い | 約1〜1.5年 |
| ポリウレタン(柔らかめ) | フィーリング重視 | 約6〜10ヶ月 |
| 合成ラバー | 耐摩耗性◎ | 約1.5〜2年 |


