そのショットが成功かどうかは、“結果”ではなく、“次の1打が成立するか”で判断すべき

過去の記事ですが、下のような記事が目に留まりました。

残り230ヤード、3番ウッドで乗る確率は!? シングルさんが語る、スコアを守る「成功体験マネジメント」

  • 「成功体験が無理な攻めを生む」

  • 「だからといって挑戦をやめるわけではない」

という一見矛盾する主張を、どのように判断すれはいいのでしょうか?自分自身もそのような言いぶりをしているかもしれないと思ってハッとしました。

なぜ「スプーン」が特別に難しいのか

① 練習場とコースの再現性が低い

  • ティーアップなし
  • マットと芝の差
  • 傾斜・ボール位置・ライの情報量が一気に増える

② ミスの“幅”が急激に広がる

  • ミドルアイアン:距離ロスで済む
  • スプーン:
  • トップ → 100y未満
  • 捕まらない → 大きな右
  • ダフり → 進まない

とミスが「次の選択肢」を破壊する

③ 成功体験が記憶に強く残る

  • 230yを一度でもピタッと寄せると、

人は確率ではなく記憶で判断するようになります。

スプーン使用可否の4段階判断フレーム
【STEP 1】そのクラブを「コースで使った経験があるか」

  • 練習場で打てる → 判断材料にならない
  • コースで
  • ティーショット
  • セカンド
  • ラフ・傾斜
    を意図的に使ってきたか

▶ この段階を超えていない人は
「ペナルティが出にくい場面で使って慣れる」こと自体が目的
【STEP 2】そのライで「起こり得るミスの種類」を把握しているか

例:

  • 軽いつま先下がり
  • ボールはやや沈み
  • フェースが返りにくい

このとき

出やすいミスは?

  • 右プッシュ
  • 高さ不足
  • 初速不足

を事前に言語化できているか

▶ 「当たるかどうか」ではなく
▶ 「外れたら、どこへ行くか」

【STEP 3】そのミスが出たとき、次が成立するか

右ラフに50%で行く
しかし
・花道が空いている
・58°で上げて止められる
・3打目が“得意距離”

この条件が揃っているなら、グリーンを外しても

  • パー or バーディチャンスが残る

▶ それは「失敗を織り込んだ成功」

【STEP 4】最悪形が「ダボ以上」になるかどうか
「このショットの最悪形は何か?」

  • 林 → 出すだけ
  • 池 → ペナルティ
  • バンカー越え → 砂+アプローチ

これが

  • ボギーで収まる → GO
  • ダボ以上が現実的 → NO

スコア差が生まれる理由
ジュニアうを見ていて
スコアが安定する子は

  • 「次の1打」を前提に今を選んでいる

スコアが荒れる子は

  1. 「今の1打の成功」しか見ていない

これは技術差ではなく、意思決定の階層差です。

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タイガーのパッティングの本当の秘密は

前回の投稿でこのブログの読者ならば秘密でもなんでもないタイガーパターの秘密を紹介しました。実は本当の秘密はそこではなく、もっと言えばタイガーは何時もパッティングでミスしているのです。(意図的にですので本当は成功です。)

それを、書こうと思っていたら、たまたま、Xでタイガーのパッティングの秘密の投稿があって、ラッキーにも、楽が出来ると思っていたら、今朝、PINGのパイス プレジデントのポール・ウッドがその記事をリポストしていて、その方法はタイガーのみならずうまいプレーヤはそうしているとパッティングの神髄を話してくれていますので、紹介しますね。

元のポストはゴルフダイジェストのライターのLKD@LukeKerrDineenさんで添付されていた画像が以下です。

“タイガーのパッティングの本当の秘密は” の続きを読む

消えつつあるパター

注目すべき記事の紹介です。

ブレード・パターはツアーで消えかけているのか? |ゴルフ・マンスリー

ブレードパターが使用選手の減少や、メジャーでの勝利数をもとに、消えてしまうのではという記事です。

以下は GolfMonthlyの翻訳です。

ブレードパターはツアーで消えつつあるのか?

はじめに:往年の定番が変わりつつある

「Ping Anser」や「Scotty Cameron Newport」のようなコンパクトで美しいヘッド形状のブレードパターは、長年にわたり世界最高峰のゴルファーの手の中で成功を象徴してきました。

しかし、現代のプロ選手のバッグをよく見ると、伝統的なブレードパターは確実に衰退しつつあり、より技術的に進化した高MOIマレットやゼロトルクデザインがその位置を占めつつあるという明確な傾向が現れています。

1. ブレード人気の統計的変化

Ryder Cup の例

次のライダーカップでは、選手24人中わずか3人だけがブレードパターを使用しています。これは10年前では考えられない数字です。

メジャー大会での勝利数

2025年の男子メジャーシーズンでは、ブレードパターによる優勝は一度もありませんでした。

さらに過去12大会を振り返っても、ブレードで勝ったのはわずか2勝だけという結果です。

PGAツアーでの勝利割合

2025年のPGAツアーでは、ブレードパターでの勝利は全試合の25%(40試合中10勝)にとどまっています。

2. なぜブレードは減少しているのか?

より高いMOI(慣性モーメント)が鍵

ブレードから離れる主な理由は パフォーマンスの追求 です。マレットやゼロトルクモデルは質量をフェースから遠くに配分することで MOIが高く、ねじれに強い設計になっています。結果として、ミスヒットした際でもヘッドの安定性が高く、打ち出し方向と速度がより安定しやすくなります。

プロにとって数分の1ストロークの改善は大きな優位性になるため、こうした設計が支持されているのです。

3. 伝統派の反論と現実

伝統主義者の中には、コンパクトなブレードヘッドの美しさやフィーリングを好み、近代的な大ぶりのヘッドでは本来の打感が損なわれると嘆く声もあります。

しかし、ギアテクノロジーは感傷では動かず、データで証明された有利さが選択に影響しています。

4. 未来のトレンド:ツアーはどこへ向かっているか?

この記事は、ツアープロの装備選択から次のような方向性を示唆しています:
高MOIマレット / ゼロトルク設計が主流になりつつある
安定性とミスヒット寛容性が優先されている
伝統的なブレードは美しいが、現代の勝負には見劣りする場面が増えている
アマチュアにもこのトレンドを参考にすべき時代が来ている可能性

言い換えれば、ブレードパターは全く姿を消すわけではないものの、ツアーでの“主要戦力”の座からは後退しつつあるという評価です。

パットにもあった。スインガーとヒッター

からのシリーズで述べていますが、PGAの多くの選手がヒッターとなっているのでブレードの仕様は減るだろうと思います。

私の解説より、分かりやすく説明されているかもしれませんよ。ちょっとおかしい事も言っていますが、タイガーのパターの意識が分かり参考になります。しかし慣性モーメントですべてを解説してしまうのは、相当乱暴だと思います。

慣性モーメントの大きさもありますが、打ち方が違うことも大きなファクターです。

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飛距離と正確性 最終回

PINGがぶれた。飛び重心で今も売れ続けているG440ドライバーですが、発売から遡ること2年前に、ジェーソンが開発表明していたことが分かります。

ここから、店長視点の丁寧で分かりやすい(しつこく、くどいとも言います)解説を数回に分けて加えていきます。

「ドライバーは距離か、正確性か」この論争は人類最大のテーマといっても過言ではありません。実際にはどうなのか?データをしっかり解析して流行にとらわれず、科学に基づき製品を開発するPINGはどのように考えているのでしょうか?

今回はエピローグ:結論とメッセージです。

シェーン:
というわけで、“距離 vs 正確性” の話にはちゃんと答えがあるみたいだね。
2023年のゴルフにおいては、距離の方がより重要 ――そう言っていい?

マーティー:
うん、二者択一ではないけれど、あえて言うなら 「距離の方が重要」 だと思う。
ただし、今日話したように 「距離:正確性 = 2:1(一般) or 3:1(プロ)」
という比率で考えることが大事。 “飛距離と正確性 最終回” の続きを読む

PING Co-Pilot の「Club Compare」

PINGがぶれた。飛び重心で今も売れ続けているG440ドライバーですが、発売から遡ること2年前に、ジェーソンが開発表明していたことが分かります。

ここから、店長視点の丁寧で分かりやすい(しつこく、くどいとも言います)解説を数回に分けて加えていきます。

「ドライバーは距離か、正確性か」この論争は人類最大のテーマといっても過言ではありません。実際にはどうなのか?データをしっかり解析して流行にとらわれず、科学に基づき製品を開発するPINGはどのように考えているのでしょうか?

今回はPING Co-Pilot の「Club Compare」ツールについてです。

シェーン:
さっき少し言ってたけど、この「距離 vs 正確性」を一般ゴルファーにも分かりやすく見せるためのツールを作っているんだよね?

マーティー:
そう、これは本当にクールなツールだよ。
名前は Club Compare。
PING Co-Pilot の中に組み込まれていて、Proving Grounds のフィッターたちが実際に使っている。 “PING Co-Pilot の「Club Compare」” の続きを読む

もっと飛距離が欲しいプロ、精度が欲しいプロ

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「ドライバーは距離か、正確性か」この論争は人類最大のテーマといっても過言ではありません。実際にはどうなのか?データをしっかり解析して流行にとらわれず、科学に基づき製品を開発するPINGはどのように考えているのでしょうか?

今回は距離を求めるツアープロ、そうでないツアープロについて語っています。

シェーン:
ツアーの世界では、「もっと飛ばしたい」という話題はどのくらいの頻度で出る?
ヴィクターやホアキン、トニーみたいな元々飛ぶ選手もいるけど、彼はむしろ飛距離をセーブして打っているようにも見える。
ツアープロたちは、週ごとにどんな会話をしているの?

マーティー:
いい質問だね。トニーみたいな「もともと超飛ぶ」選手は、今はそこまで距離を追い求めてはいない。
ユタのイベントで400ヤード飛ばしたこともあるけど、試合ではそこまでやらない。
彼らにとっては、「これ以上10ヤード伸ばしても、得られるものが少ない」
という領域にいるからね。
むしろ彼らが気にしているのは、「どれだけフェアウェイに置けるか」。
一方で、ヴィクターみたいに、数年前は平均的な飛距離だった選手にとっては、
距離は常に大きなテーマ。
4年前、彼が初めてツアーに出た頃は、僕がフェニックス・オープンで一緒に回ったとき、僕の方が少し飛んでいたくらいだった。
本人もそれを気にしていて、「あのクロスバンカーを超えられたらなあ…トニーは気にせず越えていくのに、僕はいつも手前に止まってしまう」とぼやいていた。
だから、平均〜やや下の飛距離の選手ほど、飛距離アップに対して貪欲。
そういう選手が、スタック・システムでスピードトレーニングをしたり、長尺ドライバーや違うシャフトを試したりしている。

これはアマチュアにとっても同じでしょう。飛ばない選手はスコアが出ないのを飛距離のせいにしますし。飛ぶ選手は、どちらかというと、ショットの精度のせいにします。しかし、どちらのタイプも、スコアの肝が、50Y以内のショット・パターだと気づくとスコアアップしていきます。
ホブランが年間タイトルを取ったのはアプローチが改善したからですね。
ということで、二人のスタッツを比べてみましょう。現在、ホブランとフィナウのドライビングディスタンスはほぼ同じです。303ヤードと304ヤードです。

二人のスタッツを比べてみると、大きく違うのはグリーンを狙うショットです。その原因の一つに、

ドライバーの引っ掛けが少ないということがグリーンへのショットの精度を上げていると言えます。すべてとは言いませんが、ドライバーのアキュラシーが高い選手が飛距離をつけてくると、結果的にスコアがよくなるという傾向があると思います。
特に女子は店長がそう思っている選手が多く、アニカソレンスタムもそうだったと思いますし、宮里藍選手もそうです。今年活躍した山下選手も飛距離を持っている選手ではありません。特にジュニアは飛距離は自然に伸びてきますので、どちらかというと、ショットの精度に磨きをかけるということが大事になります。

飛び重心で曲がらないドライバーはこれまでのスイングで飛距離を稼ぎます。

フィッティングで精度の高いアイアンショットはグリーンに近づき

を得ることはかなり重要だと思います。曲がらずに飛距離が出るドライバーはいつの時代も、どのレベルのゴルファーも待ち望んでいて、フィナウのようなプレーヤーは飛距離が落ちずに曲がらないドライバーが出現するとすぐにチェンジすると思います。G440LSTはG430LSTに比べてつかまりがよくなっていますが、得られる飛距離が大きいので使用しているんだとおもいますが、今のところ、飛距離を選択しているといっていいと思います。

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開発はこのように行われる。

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「ドライバーは距離か、正確性か」この論争は人類最大のテーマといっても過言ではありません。実際にはどうなのか?データをしっかり解析して流行にとらわれず、科学に基づき製品を開発するPINGはどのように考えているのでしょうか?

今回はクラブをどのようにデザインするのかを話しているようですよ。

シェーン:
じゃあ、設計の初期段階――ドライバーをデザインし始める時点では、
距離と正確性の何を見ているの?
PING Man(ロボット)でテストして、「平均で何ヤード伸びた」「分散が何ヤード縮んだ」とか、どんな数字が出たら「これはボスに持っていける!」ってなる? “開発はこのように行われる。” の続きを読む

ゴルフの失敗は我慢できないことあります。1

プロゴルフは「見せる競技」であるという第一の画面

まず大前提として、
プロゴルフは競技であると同時にエンターテインメントです。

  • ギャラリー
  • テレビ中継
  • スポンサー
  • ツアーの興行性

これらを背負っているため、
果敢な攻め・不可能を可能にするショットが頻繁に映し出されます。

タイガーなどプロゴルファーがが

  • 林の中からピンそばに寄せる
  • 深いラフから高い球で止める
  • 常識外のラインを通す

こうした場面に私たちが興奮するのは自然ですが、れはあくまで最上位の一画面にすぎません。

プロのゴルフは見せることも大事ですので、果敢に攻める姿をよく見ることがあります。タイガーがトラブルからピンそばにぴたりとつけたことを何度も見て興奮いたしました。

コース戦略については、どれだけの我慢があるのでしょうか?

  • ピンを狙わず、センターを狙う我慢
  • 飛ばしに行かず、安全なクラブを選ぶ我慢
  • 無理に2オンを狙わない我慢
  • レイアップ位置をキープするための我慢
  • フェアウェイウッドで“届きそうだから撃つ”を我慢
  • 深いラフからグリーンを諦める我慢
  • 左足上がり・下がりで無理にフルショットしない我慢
  • 天候(強風)に抗わず、低め・高めを我慢して使い分ける
  • プロのような“攻め”を真似しない我慢

「できること」と「できないこと」を分けるここが、アマチュアに最も欠けやすい第三の画面です。

自分の技術でカバーできる範囲は、我慢する必要がない

  • 得意な距離
  • 得意な球質
  • 再現性の高い番手
  • ミスの幅が読める状況

これらまで我慢してしまえば、スコアは確実に悪化します。

アグレシップさが特徴のタイガーですが、000年の全英オープン(The Open Championship at St Andrews)でバンカーに一度も入れていません。徹底的にバンカーを避けてプレーし、通算72ホールの間、112あるコース内のバンカーに1回も入れずに、4ラウンドで269(−19)をマークし、8打差で優勝しました。

我慢とは、すべてを諦めることではない。
我慢とは、勝つために“やらないこと”を決めること。

自分は何ができるのか、何が出来ないのかをしっかり把握し、対処することを身につかましょう。

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【店長の一言】

とはいっても、少しでも心の負担を取り除きたいという気持ちから、なかなか、そうは言ってもという声が聞こえてきます。店長からこのようなことが消えたのは、ある程度50ヤード以内のショットが安定してきたです。

フィッティングでは、ヘッドを最初に決定します。

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今回はフィッティングです。

シェーン:
PINGでフィッティングを受けていて面白いのは、まずヘッドが決まるでしょ?「これが gamer(本命ヘッド)だね」ってなってから、そこからロフトやシャフトをどんどん変えていけること。
多くのゴルファーは、悪い球が出ると「自分のスイングのせい」にしがちだけど、実は シャフトが合っていないだけ ということも多い。

フィッティングの醍醐味のひとつは、ヘッドが決まった後にロフトとシャフトの組み合わせを徹底的にいじって、“自分にとって”の距離と分散のベストバランス を見つけるところだと思う。

ヘッドそれぞれに特性がありますから、まずはヘッドを選択し、それをよりブラッシュアップためにシャフトの選択に進みます。シャフトだけではどうしようもならないものがあると思います。

マーティー:
そう、シャフトはこの「距離 vs 正確性」論のど真ん中にいる存在なんだ。
シャフトの硬さ、重さ、バランスポイントを変えることで、左・右への分散をかなりコントロールできる。
ただし、「ドローバイアスを強くするためだけ」にバランスを変えるのは違うと思っていて、
むしろ一番イヤなミス(たとえば右への大きな吹け球)を消してあげるためにシャフトを使う。
そうすると、心理的な不安が減って、自然なリリースができる → 結果としてヘッドスピードも上がる → 飛距離アップという良い連鎖が起きる。

よくお客様が発する言葉は、シャフトでこんなにも変わるんですねという言葉です。これは、自分に合うヘッドを選択しているから、シャフトの特性がちゃんと発揮されると思います。

PING がこのテーマで力を入れてきたのが、カウンターバランス・シャフト。
一時期、PING の標準ドライバー長が45.75インチ だったことで、
「長すぎる」「ツアープロは44.5インチなのに」と
結構言われたんだ。
でも、僕たちはデータを見続けて、「短くすれば直る」という決定的な証拠を見つけられなかった。
むしろ、適切な重さ配分とバランスさえ作れば、長尺の方が
・スイング方向が右に向きやすく
・アッパーブローが増え
・多くのアマが欲しい弾道になる
ことが分かった。

問題は、長くするとクラブが「重く感じる」こと。
そこで開発したのが、Alta CB。CB は Counter Balance の略。
グリップ側を重くして、ヘッド側の重さを確保しつつ、全体の振りやすさを保つ。
結果として、45.75インチでも D2〜D3 の適正スイングウェイトが維持できて、
ヘッドも十分重いから運動量も落ちない。
つまり、「長くて、軽すぎず、だけど振りやすくて、飛ぶ」という状態が作れるようになったんだ。

そうなんです。日本向けのALTA JCBはカウンターバランス日本仕様という意味になります。この時の標準長が45.75インチですが、現在のALTA JCB BLUEは標準長が46インチになりました。ピンが短尺を出さない理由は、高慣性モーメントヘッドが、方向性を担保してくれるからということと、優秀なかうんたーばらんすしゃふとが。短尺の効果を生むからです

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プロの場合と一般ゴルファーのドライバーの選択基準

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Ping Proving Grounds Podcast
「ドライバーの飛距離 vs 正確性」エピソード — 日本語訳

マーティー:そうだね。ドライバーは昔よりまっすぐ飛ぶようになったし、寛容性も上がった。
そして何よりも、「ドライビングがスコアに与える影響が大きい」
ということを、選手自身が理解しているから、ドライバーの練習量がものすごく増えている。
もちろん、さっき言ったように「どんなコースでプレーするか」も大きい。
2番アイアンで250ヤード打つスタイルって、たとえばアリゾナのコースを回るなら「そのホールがそれを要求している」とも言える。だから、コースによっても最適解は違う。
今日話したいのは、まさにそこ――
「自分のホームコースでは、距離と正確性のどちらを優先すべきか?」という話なんだ。
一般ゴルファーとツアープロで、考え方は違うのか?

“プロの場合と一般ゴルファーのドライバーの選択基準” の続きを読む