第1話 ゴルフスイングは、なぜこんなに難しいのか?
いきなり壮大なタイトルで始まりましたが、今回から少し変わったシリーズを始めたいと思います。
「宇宙は数学という言語で書かれている」
これはガリレオ・ガリレイの有名な言葉です。
地球も宇宙の一部です。そして、私たちが楽しんでいるゴルフも、この宇宙で起きている現象です。
だったら、ゴルフも数学で書かれているのでしょうか?
テーマは「数学とゴルフ」。
数学と聞いただけで、読むのをやめようと思った方、ちょっと待ってください。
難しい数式を並べるつもりはありません。
そもそも数学とは、数式を計算することだけではなく、物事の関係や仕組みを論理的に考えることでもあると思うんです。
今回は、その考え方を使って、ゴルフスイングについて考えてみようと思います。

しかも、今回は店長一人ではありません。
今回のシリーズは、こうした一見ばらばらに見えるものが、実はつながっているのではないか、というところから始まります。
しかも、今回は店長一人ではありません。
最近、いろいろなことを議論しているAI、ChatGPTを相棒に話を進めていきたいと思います。
AIは膨大な知識を持っていますが、必ずしも店長の考えていることをすぐに理解してくれるわけではありません。
さて、どうなることでしょう。
ゴルフスイングは複雑なのか?
店長: 「ゴルフスイングって、そんなに複雑なものなんでしょうか?」
AI: 「ゴルフスイングは、身体の多数の関節が連動する複雑な三次元運動です。運動学、動力学、生体力学など、さまざまな分野から解析されています。」
店長: 「やっぱり、そういう答えになりますよね。」
現在では、ゴルフスイングを分析する技術も大きく進歩しています。
例えば、GEARSというスイング解析システムがあります。
複数のカメラと身体やクラブに取り付けたマーカーによって、ゴルファーの動きを三次元的に解析するシステムです。
身体のどの部分が、どのタイミングで、どの方向に動いているのか。
以前では考えられなかったほど詳細に分析できるようになりました。
もちろん、こうした計測技術は素晴らしいものです。
ただ、店長には一つ疑問があります。
それほど詳しく動きを調べられるようになったのに、ゴルフスイングは簡単になったのでしょうか?
ところが、上級者は難しそうなことをしているようには見えません。
いとも簡単に、狙ったところへボールを運んでいきます。
本当にゴルフスイングそのものが複雑なのでしょうか?
AI: 「測定によって動作を客観的に把握できますが、それだけでスイングが改善するとは限りません。」
店長: 「そうですよね。何が起きているか分かることと、なぜ起きているか分かることは違いますから。」
例えば、インパクトで手首が返っていたとします。
その動きを計測することはできます。
しかし、なぜ手首が返ったのでしょうか?
手首を積極的に動かしたのでしょうか?
それとも、身体の別の部分の動きによって、結果的に手首が返ったのでしょうか?
ここを間違えると、対策も違ってきます。
ゴルフを研究した二人のエンジニア
ゴルフの歴史には、工学的な発想によって大きな影響を与えた人物がいます。
一人は、PINGの創業者、カーステン・ソルハイム。
もう一人は、『The Golfing Machine』の著者、ホーマー・ケリーです。
カーステンは、クラブの構造を変えることで、ゴルファーがより良い結果を得られるようにしました。
一方、ケリーはゴルフス
