PINGでは、最適なスペックのクラブを使っていただくために、特にライ角とシャフト長との関係を重視しています。ライ角とはクラブをソールした時の地面とシャフトとの角度のこと。ライ角が適正よりもアップライトになると打球は左方向やフック回転になり、フラットになると打球は右方向やスライス回転となります。つまりゴルフの上達は、自分に適正なライ角を知ることから始まるのです。
インタビュー
「スライスを直したい」「もっと飛ばしたい」「安定したショットを打ちたい」などのお客様のご希望や、現状や理想とする結果をフィッターがインタビュー。現在ご使用中のクラブも確認しながら、目的を達成するためのカルテを作成します。
クラブ長とライ角を診断(静的フィッティング)
静止状態での身体測定
身長、手首から床までの長さを測定します。ゴルファーの体格は身長、腕の長さ、自然な姿勢など千差万別。つまり、フィットするクラブもそれぞれ異なります。フィッティングの基準となるクラブの長さとライ角を決めるために、このステップはとても大切です。
※お客様の身体測定から、カラーコードチャートを通して、ライ角やシャフト長がわかります。PINGの調査によると、プレーヤーの75%は、静的推奨の1つのカラーコード内の動的カラーコードに収まり、95%は2つのカラーコード内に収まります。
方向性の安定には適切なライ角を選ぼう!(左右にブレないショットが可能に!)
ライ角が適切ではない場合、飛距離や球の高さがイメージ通りにならないため、良いスイングをしても思うような結果が得られません。
打球は左へ |
打球は正面へ |
打球は右へ |
※PINGのライ角の調整は1度単位で行うことが可能です。モデルによって調整範囲が違いますので各モデルを確認ください。場合によってはネックにしわが入る可能性があります。
ミート率の向上には適切な長さのシャフトを選ぼう!
長さが適切でない場合、アドレスが起き上がったり、逆に屈んでしまったりと、ボールとの距離が不自然になるため、最適なアドレスがとりにくく、ショットが安定しません。
※カラーコードチャートでは0.5インチ単位の表示をしておりますが、調整は0.25インチ単位となります。標準シャフト長は各モデルによって違いますので各モデルを確認ください。
ライ角で弾道の方向性を調整(動的フィッティング)
ヘッドのソールにテープを貼ってスイングをしていただき、インパクト時にクラブのソールがどのように地面にコンタクトしているかを検証します。ボールをつかまえたければアップライト、逆につかまりを抑えたければフラットと、お客様の希望に合わせながらライ角を調
整します。
ライ角の影響 |
最も効果的なカラーコードを確立することは、ショットの方向に影響を与えるため、非常に重要です。 |
※モデルやシャフトによってボールの弾道が変わりますので、最適なコンタクトをするライ角はどのライ角なのかを知ることが重要です。
※ライ角をアップライトにしてもトウ側にコンタクトする方はフェースをクロースした状態でコンタクトしているケースとなります。店長はこの場合、お客様と相談しながら静止状態もしくは、静止状態に近いライ角をお勧めします。